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悪趣味な青年は己が育てた淫獣に蹂躙される

2022.12.27.Tue.21:00
「あっ、ふっ、んぅ……お兄さん、も、ゆるしっ……」
「だーめ、あのタイマーが鳴るまで我慢って言ったでしょ? もう少しの辛抱だよ」
「ふぅぅんっ!」

忍耐を維持しきれずに切羽詰まった声を上げ、涙に潤んだ瞳を向けながら許しを請うた少年は、放った言葉が終わるよりも早く却下を口にする青年の右手が生み出し始めたもどかしい悦楽に悲鳴を発しつつ、ベッドの上であぐらをかいた体勢を取らされた裸体を一際大きくビクンと跳ねさせた。

「あっあ、おにいさ、りゃめ、しょれらめっ! イきたいの、もっと抑えられにゃくなるぅ! 射精、したいの、とめられなくなるぅぅっ!」

余裕を跡形も無く失った態度で舌足らずに懇願を紡ぎながら、少年は苦悶から抜け出したいと願う本能に身を任せて両手両足をめちゃくちゃに暴れさせる。そんなことをしても、左右の手首同士と足首同士を短い鎖で結合する黒革製の枷は外れなどしない。それを理性で理解していながらも、少年は終わりの見えない生殺しから逃れたい一心で背中で縛められた腕とベッドから下りることもままならなくされたあぐらの足をじたばたと悶えさせる。
そうして情けなく無駄な努力を重ねる少年を嘘偽りの無い愛情を込めた瞳で愉しみながら、意地悪な青年は右手の動きを前触れ無く停止させ、亀頭を中心にして幼く可愛らしい男根全体を撫で回す淫猥な刺激を終了に導き、少年をもう何度目かも分からない目前で射精の瞬間を没収する寸止めへと追いやってしまった。

「あぁっ!? ふっ、ひいぃぃっ!? あ、あが、ひぎ、ふいぃ……っ!!」

また、射精を手の届く位置まで迫った状態で取り上げられた。その事実に対する絶望と戦慄を分かりやすく表情に示しながら、少年はだらしなく舌を垂らした口から言葉にならぬ悲痛な呻きを漏らしつつ抵抗を不可能にされた裸体をガクガクと痙攣させる。あと何回、この仕打ちで焦らし抜かれるのだろう。忍耐の残り時間を表示しているベッド横の棚に置かれたタイマーを確認することさえ認めない断続的な生殺しを加えられている少年は、その責めを与えている張本人である青年に悶絶を満足げな笑みで愉しまれ射精欲をはち切れそうなくらいに溜め込まされた男根の脈動を堪能するかのように亀頭をつつく青年の右指に追い打ちの翻弄を注がれながら、欲望の濃度を一層高め獣じみた衝動を膨らませていく。
無慈悲で残酷な青年に心と身体を擦り減らされ、正気を薄められていく少年。非道ながらも本当に愛している青年への欲を加速させながら、己を解放する快感への渇望を暴走させていく少年。そんな少年の耳に、タイマーの音が聞こえた。それは、淫らな忍耐の強要が開始してから一時間が経過したことを伝えるアラームの音。少年が待ち望んだ本能を剥き出しにして欲に溺れられる時間の到来を告げる音だ。

「ふふっ、○○君、よく頑張ったね。それじゃ、お待ちかねの愉しい時間といこうか」

言いながら、青年はベッドから下りて鳴り響いているタイマーを黙らせる。タイマーを静かにさせた青年は、飢えた獣のような眼差しで自分を追いかける少年を眺めてくすりと微笑みつつ、自分だけ纏っていた衣服を一枚残らず脱ぎ去って雄とは思えぬ妖艶さを備えた肉体を晒した。
そこまでは、青年の計画通りだった。圧倒的優位に立って自分に惚れた少年を手玉に取る悪趣味な遊びは、そこまでは予想通りに進んでいた。

「はい、外れたよ。じゃあ、今から俺のお尻でいっぱい……」
「うぁぁぁっ!」
「っ!?」

青年の目論見が崩れたのは、少年を拘束していた手足の枷を外した直後だった。立場の差を完全に忘れ去る程に淫欲を蓄積させられた少年は、外されたばかりの枷を手にしてただただ本能のままに青年に襲い掛かると意図せず成立した不意打ちの勢いに乗せてついさっきまで自分の男根をいたぶっていた右手の手首と右足首を、左手首と左足首を、枷で結合してしまったのだ。

「あっ、これ、動けない……っ!? ○○君!? 何を……んむぅぅっ!?」

状況が逆転し、自らが抵抗と逃走を封じられる側に置かれた青年は焦りを剥き出しにした様子で手首と足首を繋ぐ枷の鎖を鳴らしながら少年に反抗を咎める言葉を浴びせようとした。
だが、叶わなかった。ついさっき床の上に脱ぎ捨てられた青年自身のパンツを素早く拾い上げた少年の手でそれを口に押し込まれた青年は、少年とは違い聞き流されるだけの哀願さえも寄せられなくされてしまった。
もう青年は、自分が獰猛に育て上げた少年が落ち着くまで抗えぬ裸体を責め嬲られるしか無い。不相応な告白を行った少年を悪趣味に可愛がる娯楽を愉しんでいた青年はもはや、不測の逆襲に為す術無く本当の力関係を理解させられるしか無い。
年齢の割に逞しく優秀な男根を有する少年に支配される存在に貶められた青年は、手や足で隠したくても隠せない器官にされた尻穴を貫く熱く硬い肉の棒に雌の至福を味わわされ自らの男根を容赦の無い動きを繰り返す少年の右手に摩擦されながら、自分が行っていた物とは生殺しとは真逆の絶頂に次ぐ絶頂を強いるイき地獄によって、少年に逆らう意思を欠片も残さず淫猥にすり潰されるしか無いのだ。

「んぅっ! むぶっ、ふむうぅ!! あぉ、むごっ、ふぶぅぅぅんっ!!」
「あっ、あー、んぉっ、あぅぅっ」

イってもイっても、休み無くイかされる。気まぐれで付き合ってやっているというのにと怒りを覚えていた思考を心からの哀願に塗り潰された青年が己のパンツに塞がれた口でどんなに鳴き喚いても、無我夢中で腰を振って青年の尻穴を掘削し一心不乱に右手を上下に往復させて青年の男根を刺激する少年は、至福の声を漏らしながら無心で快楽を追い求めるばかりだ。
このまま、少年が思考能力を取り戻すまで犯される。自分がやったように一時間、あるいはそれ以上に蹂躙され続ける。
掻き乱される思考に浮かばせた戦慄を長く保つことも出来ない悦びの渦に取り込まれた青年は、自業自得だと自嘲を抱く暇さえ無いイき地獄で自分に恋心を持った相手を遊び道具として扱う歪んだ心を溶かし尽くされていき、やがて自由を奪う側より奪われる側に回った方が愉しく幸せだと認識する被虐の才能を、少年に求められながら開花させていくのだった。






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