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プレゼントは未知の愉悦に酔いしれる

2022.12.25.Sun.21:00
首輪のように巻き付けられた真紅のリボンが、少年の動きに合わせてその結び目を可愛らしく揺らめかせる。淫猥な箇所を強調するように施された首の物と同じリボンが、まだ陰毛の到来には程遠い男根の根元を睾丸と共に緩く絞め上げた状態でふるふるとはしたなく跳ねている。
首と、幼い男根。二箇所に自らの手であてがったリボンを震わせながら、恋人である愛しい青年が加えてくる甘い刺激に為す術無く翻弄させられる少年はもう、ほんの少し前に抱いていた己の行動への後悔を思い出せはしない。
こんなことになるなら自分がクリスマスプレゼントだ。なんて言いながら裸体にリボンのみを纏った姿を晒さなければ良かった。そんな感情を蘇らせる余裕すらも淫らに削ぎ落とされた少年はもはや、本当はずっと使いたかったと告げながらありとあらゆる責め具を取り出してきた恋人に戦慄を募らせた際には想像もしていなかった至福にただただ溺れることしか出来ない。
腕を縛められ、足の自由を奪われ、視覚と言葉を封じられた姿でどうすることも出来ずに甘く弄ばれる。非道なはずの仕打ちを堪らない悦びに変換させられている少年は、抵抗と逃走を不可能にされた自分を意地悪に責め立てる恋人の愛情に追い詰められながら、己が言い出したクリスマスプレゼントの役目を全うさせられるしか無いのだ。

「○○、可愛いよ。気持ち良く苦しんでる○○、最高だ。もっと、もっと見せてくれよ」
「あっ、んむぅっ! ふっ、ふぶ、あぉぅっ!」

痴態を褒める言葉を囁きつつ、恋人が指を動かして手の中のリモコンを更なる苦悶の方へと操作する。
毎日愛され少年らしからぬ大きさに育てられた左右の乳首を挟む込むクリップ型のローターがその振動を強め、小ぶりながらも一生懸命に体積を増している男根の亀頭近くに巻き付けられたベルト型のローターがより激しく震え出し、異物の受け入れ方を青年の手で教え込まれた尻穴を浅い部分まで貫くアナルプラグが腸内への淫猥な攻撃の度合いを引き上げる。
それら全ての責めが、辛いくらいに気持ち良い。だが、少年は逃げられない。自分が言い出したことだからと無抵抗に装着された黒革製の拘束器具によって背中で肘から先を重ねた状態を取った腕を根本近くまですっぽりと覆って圧迫され、窮屈に折り畳んだ足を伸ばしたくても伸ばせないように締め付けられ、器具に後から接続された鎖を使ってすでに手も足も出せない裸体を一人掛け用のソファーへと縫い付けられた少年は、視界を閉ざす黒革の目隠しの下で見開いた目から大粒の涙を零しながら、喉近くまでを満たす男根を模した棒状の枷に塞がれた口から甘ったるくくぐもった悲鳴を放つことしか出来ない。
拘束具の右の二の腕部分と左の二の腕部分に存在する金具同士を背もたれを経由して結合する鎖を追い打ちで与えられ、ソファーの肘掛けと下を通る形で這わされた鎖を用いて拘束具の膝部分に位置する金具同士を遊び無く繋がれた少年には、暴れられぬ上半身と閉じられぬ両足を怯えと期待に強ばらせながらもうすぐやって来る残酷ながらも確かな愛情に溢れた仕打ちに覚悟する以外の選択肢など何一つとして残されてはいないのだ。

「○○、気持ち良いね? おっぱいも、おチ○チンも、お尻も、気持ち良いね?」
「きおひ、ひいいぃっ! きおふぃ、ひぃはあぁっ!」

一縷の望みを掛けて、少年が青年の言葉に応える形で不明瞭な懇願を飛ばそうと試みる。
しかし、その声が最後まで辿り着く前に青年は再びリモコンを弄り、先程強めた淫猥な機械達の駆動を今度は弱める方向へと移行させ、目前に迫った射精をまた少年からお預けしてしまった。

「おっ、むうぅぅっ!? えや、えあぁ! いあへへ、ひゃへー、ひはいおぉぉっ!!」

絶頂を数え切れないくらいに没収され、はち切れそうな程に射精欲を溜め込まされた少年の肉体が汗と淫液を撒き散らしつつソファーの上で無様に悶絶する。どんなに力を込めても外れはしないというのに手足の拘束を無意味に鳴らし、仮に振り払えてもすぐに装着し直されるだけだというのに微弱な振動を行う淫具達を二本のリボンと共に振り乱しながら、己をプレゼントとして捧げた少年は狂ったような必死さで絶頂を最愛の青年に懇願する。
けれど、青年はそれを汲み取ってはくれない。自分だけが知っている惨めで愛しい少年の様子を名残惜しげに眺めながら床に腰を下ろした体勢を終わりにさせた青年は、左足側の拘束具に用意されたポケットに淫具を操るリモコンを差し込み汗ばんだ髪を優しく撫で回しつつ、精液の放出を理性と本能の両方でねだっている少年に無慈悲な言葉を告げた。

「じゃあ俺は夜に食べるご馳走の準備してくるから、良い子に苦しみながら待っててね、○○。素敵なプレゼントのお礼に、今夜はとびっきりの物を作ってあげる。そのとびっきりの用意が済んだら俺のチ○コでイかせまくってあげるから……それまでこの格好のままずーっと、射精したいをたくさん溜め込んでてね、○○?」
「っう……!? ひゃ、ひゃら、ひゃえぇ……こんあの、ひゃあぁっ! おえあい、ひあ、ひぇへ……おえあいいぃ……っ!!」

誇りを捨てたなりふり構わない言葉も虚しく遠ざかっていく足音と、キッチンの方向から響き始めた調理の音を耳にしながら、プレゼントの少年は出口の無い弱い悦楽に延々と苦しめられている状況を嬉しいと認識している己の感覚に困惑ではなく肯定を湧き上がらせつつ、大好きな青年に自分を独占されている事実を淫猥な地獄の中で噛み締め、今まで知らなかった被虐の愉悦に酔いしれていくのだった。






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