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理性溶かす酩酊の中男は淫らな至福を流し込まれる

2022.12.21.Wed.21:00
男はもう、何故自分が裸体に剥かれ縄に縛り上げているのかを思い出せない。
男はもはや、縄に縛められた裸体が異常に火照り快楽を欲している理由を思い出せないどころか、丁寧に言葉で説明されたとしても理解出来はしない。
自分を拉致した男達の手で衣服と自由を奪われ、非道な薬品を混ぜ合わせた液体を十数本の注射器を用いて抗えぬ裸体に投与された無様な男に取れる行動は、一つしか残されていない。自身に注入された薬品達が引き起こす意に染まぬ発情と酒に深く酔ったような酩酊に狂わされている無様な男は、思考能力を大きく削ぎ落とされた脳に困惑と淫欲を募らせながらベッドの上でねだるように腰を振ることしか、出来ることなどありはしないのだ。

「んっ、んむっ……ふむぅんっ」

二の腕を胴体に繋ぎ、左右の手首を背中で縛る上半身の縄を耳障りに軋ませながら、男は口に噛まされた黒い棒状の枷越しに切なげな唸りを零しつつ汗ばんだ仰向けの裸体を情けなく上下にくねらせる。自分を捕らえ攫った敵達に取り囲まれていることも分からなくなった頭に気持ち良くなりたいというはしたない願いを膨らませながら、男は足首と太ももを縄に短く括られ伸ばすことを禁じられた足を使って腰を惨めに往復させ張り詰めた男根を無意識に自己主張する。
この男は、正義の自覚を酔いで忘却し、肥大化させられた淫欲の解消を追い求めることで精一杯になった淫乱以外の何物でも無い。今の男は自分達を始めとした悪を許さない意思を完全に消滅させられ、快感の渇望を最優先に考えるよう目論見通りに仕立て上げられた間抜けな淫獣でしか無い。
気高き捜査員の男は、もう何処にもいない。愉快な事実を噛み締め歪んだ興奮に黒い笑みを浮かべた悪の男達は、正気を失い甘い刺激を全身で希求している捜査員の滑稽な姿を存分に堪能しながら理性の完全な破壊を目的としてベッドの脇に用意した器具達を次々と取り出し、ありとあらゆる意味で逆らえなくなった捜査員の出来上がった裸体を待ち望んだ淫らな至福で容赦無く責め嬲り始めた。

「んぅーっ! むふっ、んふっ、まぅぅんっ!」

薬品の影響で尖りきっていた捜査員の乳首が、細長い棒の先端に小刻みな振動を行うローターが取り付けられている猫じゃらしのような形状をした器具に震わされる。マッサージ機のような形状をした数台の装置が、丸みを帯びた先端に激しい振動を行わせながら無防備な男根を様々な方向から押し、震えと不規則な圧迫という責めで悦びを味わわせていく。薬品の力で弛緩し、異物を拒む力を没収されていた尻穴に差し込まれた小さな球を連ねたような棒が、過敏な腸壁全体を丹念に掻き毟りつつ他の箇所をいたぶる器具達と同じように自身も振動を行い捜査員の体内に雌の悦楽を教え込んでいく。

「むぅっ、あむぅんっ! ふぶっ、んみゅぅぅんっ!」

気持ち良い。鈍らされた思考に素直な感想を浮かべながら、捜査員が一回目の絶頂へと上り詰める。
無論、悪達は責めの手を緩めない。縄に縛られた裸体が心地良さげに痙攣する光景を眺めながら振動する器具達で淫猥な弱点を苛む悪の男達は、幸せそうに鳴きながら精液を噴き出させる捜査員に容赦無く次の絶頂を要求していく。
そんな無慈悲なイき地獄に突き落とされた捜査員の男は、求められるがままに絶頂を強いられるしか無い。この至福に溺れることが正しい選択肢だと感じる本能を薬品によって剥き出しにされた捜査員の男は、達した後も弱点を弄ぶ器具達に心からの感謝を示しながら自ら望んで次の絶頂へと近付いていく。
そこにはもう、正義の立場である捜査員の面影など欠片も無い。悪の手に堕ち薬品に狂わされた男はこれ以上無い淫蕩な幸せに酔いしれながら精液を噴き出させるだけの、無様という表現がとてもよく似合う色狂いでしか無いのだ。

「捜査員さん、気持ち良い?」
「またイきそうだね? 良いよ、好きなだけイきなさい」
「嬉しいね、気持ち良いね。もう正義とか悪とか、どうでも良くなるくらいに幸せだね」
「あむっ、むふっ、んまぁんっ! んっ、むぅ、あむぁぁぁっ!!」

何度イっても許されずにイかされる。何度もイったというのに休みを挟むこと無くイかせてもらえる。
今までの常識を跡形も無く塗り潰す幸福に浸り、自分の本当の居場所は、あり方はこれだったのだと誤認させられながら、かつて優秀な捜査員として悪達から疎まれていた男は尻穴を貫く棒を熱烈に絞め上げ、硬く膨らんだ乳首と男根を器具達に負けないくらいに震わせつつの絶頂を何度も何度も積極的に迎えていくのだった。






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