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立場ある男は無慈悲な薬品で駄目にされる

2022.12.20.Tue.21:00
「んむっ……んぐっ! むぐぅぅっ!!」

椅子に腰掛けた男が、口を塞ぐ為に貼り付けられた黒色の粘着テープ越しに悔しげな唸りを放ちつつ、与えられた拘束からの脱出を求めて身を悶えさせ続けている。どんなに騒いでも外部に声は漏れない。そんな設計がなされている地下室の床に脚を金具で固定された椅子に縄で縛り付けられた男が、焦りを募らせながら危機から抜け出すことを目的とした試行錯誤を必死になって繰り返している。
だが、厳重に施された縄の縛めは男が屈強に鍛え上げられた手足に幾ら力を込めても解けはしない。黒のスーツの上から左右の足を締め付け椅子の前側の脚へと遊び無く括り付けている縄は外れず、左右の手首同士と二の腕同士をきつく一まとめにした上で椅子の背もたれに空いた穴に通した縄を用いて肘の部分と腹部を短く結合している縄は緩みもしない。
椅子に縄で縫い付けられ、抵抗と逃走の道を完全に断たれた男はもう、しゃべることを禁じられた口から意味の無い声を情けなく発しつつ自分を捕らえた存在の帰還を待つことしか出来ない。手も足も言葉も出せなくされた無様な男はもはや、敵の手に堕ちた事実に屈辱を抱かされながら、上半身の衣服を剥ぎ取られたことによって露わとなった左の肩付近に刻まれている龍と、右の肩付近を彩る虎の入れ墨を無駄な足掻きに合わせて間抜けに踊り狂わせるしか無い。
罠に嵌まり生け捕りにされた惨めな男は、己の誇りと気高き地位を貶める仕打ちに為す術無く苛まれながら、地下室へとようやく帰ってきた敵の男が嬉々として宣言した辱めをただただ無抵抗に受け入れさせられるしか無いのだ。

「ただいま、若頭さん。そんじゃ早速、貴方が街から排除しようとしてた俺達の薬の実体験、いってみようか」
「むぶぅっ!? っぶ、むぐぅぅんっ!!」

地下室の扉を開けると同時に、右手に握ったボトルを小さく揺らしながら非道な責め苦の開始を告げた笑顔の男に、若頭と呼ばれた男が戦慄に表情を歪ませる。使われた人物が、どのような末路を辿るかはすでに知っている。そんな残忍な薬品が入った薄桃色のボトルをとぷとぷと左右に振りながら自分との距離を詰めてくる男に、若頭の男は両肩の龍虎を一層激しくくねらせながらのもがきを行い出す。
無論、今まで全く解けなかった縄が突然解ける道理は無い。くぐもった叫びを上げながら暴れに暴れても、敵に攫われた若頭の男はじょじょに近付いてくる男の笑みをより黒く、深く染め上げることしか出来ない。
何をしても、希望には繋がらない。絶望的な現実を認めきれずに諦め悪く拒絶を示し続ける滑稽な若頭の背後に立った男は、本来ならば気安く触れることが命に関わる大物の男を惨めに悶絶させられる至福に背筋を心地良さげに震わせながらボトルを押して絞り出した無慈悲な薬品を左手の指先で受けとめ、そのまま何の躊躇いも見せずに薬品を無防備にさらけ出された若頭の左と、右の乳首へと擦り込んでしまった。

「こんなほんのちょっとの量でも、塗られた相手はすぐに駄目になっちゃうんだよ? あ、ごめんごめん、若頭さんはとっくに知ってたよね?」
「んー! むぐぅぅぅっ!!」

やめろと言えない代わりに頭部を左右に大きく振る若頭の男。これから己の乳首に襲い掛かる地獄を調査の際に得た知識で理解させられながら、椅子に固定された肉体をよじらせつつ早く拭い取ってくれと薬剤に濡れた乳首を突き出す若頭の男。その最高に愉快な光景を背後の立ち位置から薬品に汚れた指を専用の洗浄液を染み込ませた布で清めながら堪能していた男は、己の立場をかなぐり捨てた恐怖と怯えの反応を披露しつつ格闘していた若頭の様子に明らかな変化が訪れたことを察すると、乳首周りに貼り付いていた薬品が一滴残らず肌から吸収されきった事実を目視で確認して今度は左右の指を一度に伸ばし、悲鳴を飛ばす余裕を失った若頭の乳首に地獄の快感を注ぎ始めた。

「む、もご、ぶ、みゅ……!」
「はい、駄目になっちゃったね。何もされてなくても、乳首が気持ち良くて仕方無いでしょ? 自分の身体が震えるだけでも、その震えが伝わって乳首が気持ち良くなっちゃうでしょ? そんな可哀想な乳首を、今からたくさん捏ね回してあげるよ。若頭さんを乳首だけで……嫌ってくらいにイきまくらせてあげる……」
「ぶみゅ!? ふっ、うぅ! むぉぉぉぉーっ!?」

薬品の影響に屈し男根を越える性感帯に仕立て上げられた乳首が、手加減など一切挟まない動きを行う指に弄ばれる。ビンと尖り、感度を何十倍にも増幅された乳首が、いたぶる指を操る背後の男の狙い通りの快楽に責め立てられながら持ち主である若頭の男を異常な絶頂へと追い詰めていく。

「ほら、我慢しないとすぐイっちゃうよ? 一回イったらずっとイきっぱなしになっちゃうよ? 若頭さん、我慢我慢。させてあげるつもりなんてないけど、我慢しなきゃ駄目だよー?」
「むぅぅーっ!! ふぶ! んぎゅぅぅぅっ!!」

椅子の上で痙攣する逞しい肉体を愉しみ、雄々しき龍と虎の近くで張り詰めた乳首を弄り倒されズボンの下で膨張した男根を苦しげに脈動させている若頭の男を五感で堪能しながら、残酷な男は不可能だと分かり切っている絶頂の制御を笑い混じりに要求しどうにかそれに従おうとする様を嘲笑いつつ乳首により苛烈な責めを叩き込んでいくのだった。






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