捕らわれた男は地獄を告げる電子音に戦慄する
2022.12.03.Sat.21:00
二の腕の部分を胴体へと括り付ける縄を施され、背中側で重ねさせられた左右の肘から手首までの部分をきつく一まとめにする縄をもたらされた男の腕はもう、指の使用を禁じる黒革製の鍵付き手袋が与えられていなかったとしても思い通りの動きを何一つとして取れはしない。
左右の太もも同士とすね同士に加えて足首同士、更には足の甲同士と親指同士を縄で遊び無く結合された男の足はもはや立ち上がることも許されず、縄を解こうと努力を試みることさえままならない。
手も足も出せず、何処にも逃れられない。口に貼り付けられた強力な黒い粘着テープによる栓を引き剥がすことも、外側から施錠された地下室の扉と格闘することも出来ない。そんなただ間抜けに床の上でのたうつだけとなった男の耳に、扉の方向から無機質な電子音が届いた。
「んんっ!?」
その音を聞いた瞬間、何の成果にも繋がらない無意味な身悶えを繰り返していた男は戦慄色の悲鳴を塞がれた口から発した。
この音の正体を、男は知っている。この音が今日の地獄の開始を告げる物だと、男は捕らわれた日から注がれた無慈悲な責め苦の数々で思い知らされている。故に男は、自身にかざされたIDカードを読み取り施錠を解いた扉を涙に濡れた瞳で見上げつつ、許してくれの願いを乗せた不明瞭な叫びを必死で飛ばした。これ以上嬲らないでくださいと屈服に満ちた思いを込めて、テープに塞がれた口で救いをねだった。
しかし、扉の向こうでそれらの哀願を耳にしていた冷酷な男は、醜悪な愉悦を膨らませるのみで男に一切の慈悲を認めはしない。自身が所属する組織から命じられているからではなく、自分がこの惨めな男を嬲り倒したいと考えている。その認識を改めて募らせ扉が開くと同時に床の上で身悶える縄塗れの裸体へと左側から歩み寄った残酷な男は、逆らえぬ男に嘲りを露わにした朝の挨拶を口にしつつ、丸出しとなっていた男根を好き勝手に弄び始めた。
「捜査員さん、おはよう。そんじゃ早速、今日一発目いってみようか」
「んぶっ、むうぅ! ふぅ、んふっ、むぐぅぅぅんっ!!」
無遠慮に恥部へと伸ばされた男の左手が、左右の睾丸を緩く握り込み巧みな手付きでやわやわと揉みしだき出す。男根の幹を内側に収めた右手が甘く淫猥な上下運動に突入し、連日の調教で快楽への耐性を大きく削ぎ落とされた捜査員の弱点を意に染まぬ絶頂へと導いていく。
「お? 昨日よりも早くイきそうだねぇ。良いぜ、我慢せずさっさとイっちまいな。俺の時間が許すまで、何回でも何十回でも射精させてやる。次の当番がやって来ても射精出来ないってなるくらいにイかせまくってやるよ。嬉しいだろ、捜査員さん?」
「むぅ! んみゅぅぅ!! ふぶ、むぶっ……おみゅぅぅぅっ!!」
全身を縛める縄を耳障りに鳴らしながら裸体を折れそうなくらいに仰け反らせて今日一回目の射精に向かう捜査員を容赦無く男根と睾丸を淫猥に苛みつつ堪能する男は、悪に堕ちた正義が滑稽に悶絶するという幾ら堪能しても飽きない光景に歪んだ興奮を募らせながら、その興奮を燃料にした更なる責めを左右の手で作り出し捜査員の誇りを辱め呼吸を蝕む精液の放出を嬉々として確定させていくのだった。
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手も足も出せず、何処にも逃れられない。口に貼り付けられた強力な黒い粘着テープによる栓を引き剥がすことも、外側から施錠された地下室の扉と格闘することも出来ない。そんなただ間抜けに床の上でのたうつだけとなった男の耳に、扉の方向から無機質な電子音が届いた。
「んんっ!?」
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この音の正体を、男は知っている。この音が今日の地獄の開始を告げる物だと、男は捕らわれた日から注がれた無慈悲な責め苦の数々で思い知らされている。故に男は、自身にかざされたIDカードを読み取り施錠を解いた扉を涙に濡れた瞳で見上げつつ、許してくれの願いを乗せた不明瞭な叫びを必死で飛ばした。これ以上嬲らないでくださいと屈服に満ちた思いを込めて、テープに塞がれた口で救いをねだった。
しかし、扉の向こうでそれらの哀願を耳にしていた冷酷な男は、醜悪な愉悦を膨らませるのみで男に一切の慈悲を認めはしない。自身が所属する組織から命じられているからではなく、自分がこの惨めな男を嬲り倒したいと考えている。その認識を改めて募らせ扉が開くと同時に床の上で身悶える縄塗れの裸体へと左側から歩み寄った残酷な男は、逆らえぬ男に嘲りを露わにした朝の挨拶を口にしつつ、丸出しとなっていた男根を好き勝手に弄び始めた。
「捜査員さん、おはよう。そんじゃ早速、今日一発目いってみようか」
「んぶっ、むうぅ! ふぅ、んふっ、むぐぅぅぅんっ!!」
無遠慮に恥部へと伸ばされた男の左手が、左右の睾丸を緩く握り込み巧みな手付きでやわやわと揉みしだき出す。男根の幹を内側に収めた右手が甘く淫猥な上下運動に突入し、連日の調教で快楽への耐性を大きく削ぎ落とされた捜査員の弱点を意に染まぬ絶頂へと導いていく。
「お? 昨日よりも早くイきそうだねぇ。良いぜ、我慢せずさっさとイっちまいな。俺の時間が許すまで、何回でも何十回でも射精させてやる。次の当番がやって来ても射精出来ないってなるくらいにイかせまくってやるよ。嬉しいだろ、捜査員さん?」
「むぅ! んみゅぅぅ!! ふぶ、むぶっ……おみゅぅぅぅっ!!」
全身を縛める縄を耳障りに鳴らしながら裸体を折れそうなくらいに仰け反らせて今日一回目の射精に向かう捜査員を容赦無く男根と睾丸を淫猥に苛みつつ堪能する男は、悪に堕ちた正義が滑稽に悶絶するという幾ら堪能しても飽きない光景に歪んだ興奮を募らせながら、その興奮を燃料にした更なる責めを左右の手で作り出し捜査員の誇りを辱め呼吸を蝕む精液の放出を嬉々として確定させていくのだった。
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