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限界の男根は無慈悲な指に撫で回される

2022.11.21.Mon.21:00
「おぐっ、んっ、ぐぶっ、あぉぉぉっ!」

輪状の金属と黒革を組み合わせて作られた、口に開きっぱなしの状態を強要する開口具。その開口具に接続された太く長いチューブを通して流し込まれる液体を、男は拒絶すら許されぬまま悲痛な唸り声を上げつつ飲み干し続けている。
先端の部分に空気を送り込むことで膨張に至る機構が備えられた黒いバルーンプラグ。それを尻穴へとねじ込まれた上で自力での排出を行えないよう空気を注入された男は、プラグに繋がれた細いチューブから染み出る口を嬲っている物と同じ液体を抗いの術を奪われた腸内で受けとめさせられ続けている。
上下の穴を責め立てる液体から逃れたくても、男は逃れられない。二の腕を胴体に縛り付け左右の手首を背中側で一括りにする縄を上半身に与えられ、太ももと上半身の縄を短く結わえる縄と胴体の前で交差させた足首を縛る縄、そして足首と首を遊び無く結合する縄を下半身に施され、更には全身を縛める縄に後から付け足された縄をベッドの上下に位置する金属製の柵へと厳重に繋がれすでに手も足も出せぬ裸体を仰向けの体勢から離れられなくされた男は、口と尻穴を絶え間無くいたぶる残忍な液体から脱出したくても出来ない。
摂取した者に発情を引き起こし、触れた箇所の感度を大きく上昇させる液体媚薬に蹂躙される地獄から抜け出したい。そう願っても、手足の使用を禁じられたばかりか寝返りすらも打てなくされた男はもはや断続的に注がれる媚薬を口と尻穴で取り込まされ続ける淫獄にただただ、無様な悶絶を引き出されるしか無いのだ。

「んぐっ、おぐっ、ほぶぅぅんっ!」

抑えなければと考える意識すら間に合わない勢いで漏れ出る甘い悲鳴の振動すらも気持ち良い。己の声に己の口を犯されながら、男は少量ずつ送られる媚薬を大粒の涙を零しながら嚥下していく。
プラグにむしゃぶりついたら余計な快楽を味わわされてしまう。それを理解していても制御出来ぬ蠢きを繰り返す己の尻穴に絶望と意に染まぬ至福を覚えさせられながら、男はプラグの先端からじわじわと放出される媚薬を高まりきっている腸内の粘膜で次々と吸収させられていく。
それらの淫猥な拷問がもたらす苦悶を誤魔化そうと縄塗れの身をよじれば、縄が肌を擦る刺激で快感を抱かされてしまう。痛々しく間抜けに張り詰めた男根が揺れる衝撃で悦びを手に入れてしまう。
何をしても状況を変えられず、何をしてもその全てが淫らな幸福に変換される。そんな残忍な仕打ちに追いやられた男は、ふと潤んだ視界の向こうに見える存在に気付き表情を戦慄に凍り付かせた。何故なら、それは自分をこの責めに放置して立ち去ったはずの存在だからだ。自分を拘束して弄ぶ展開に愉悦を募らせる、非道な青年がいつの間にかこの部屋に戻ってきていたことを認識させられてしまったからだ。

「お、やっと気付いたね、オッサン。そんじゃ、気付くのが遅かった罰ってことで今からいっぱいお仕置きしてやろうな」
「んー!? んごっ、ぶあぅぅぅっ!!」

嬉々として追い打ちを宣言した青年から距離を取ろうと、男が無意識に裸体を悶えさせる。年下の青年の支配下に置かれた男は、一層の地獄に怯えながらなりふり構わずに逃走を図る。
無論、そんなことをしても意味は欠片も無い。必死にもがく男が手繰り寄せられるのはどう足掻いても仕置きを加えられるしか無いという残酷な現実と、認めたくない現実を無理矢理に認めさせてくる悦楽達だけだ。
無駄に暴れ、己を更に追い詰める。その滑稽極まりない男を存分に堪能しながら、青年は恐怖を最大限に煽る為にゆっくりと動かした左右の手で惨めに跳ね回っていた男根を撫で回し始めた。媚薬で今にも破裂しそうなくらいの射精欲を溜め込まされた哀れな男根を、無慈悲な青年は緩やかに指先で摩擦し決して絶頂は迎えられない生殺しの刺激で苛み始めてしまったのだ。

「あごっ、んも、ほごっ、おぉ!」
「うんうん、イきたいな、オッサン。でもイけないな、オッサン。このままずーっと焦らしに焦らして、頭と身体を媚薬ともどかしさで馬鹿にしてやろうな、オッサン?」

胸の内に広がっていた誰か助けてくれの思いを急激な速度で射精したいに塗り潰されながら、男は汗と縄に塗れた裸体を青年の前で痙攣させ、痙攣に合わせて口と尻穴に続いている二本のチューブと鳴き喚くように透明な蜜をだらしなく分泌させている男根を踊り狂わせつつ、自分を捕らえた青年の目論見に従った陥落へと突き落とされていくのだった。






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