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淫薬を注がれながら抗えぬ裸体は情けなく悶える

2022.10.29.Sat.21:00
左右の二の腕と手首をきつく一括りに縛られ、肘の付近を腹部へと遊び無く縫い付けられた腕は背中で伸ばし切らされた状態から離れたくても離れられない。足首同士と太もも同士を短く結合され、腕と同様に左右を密着させられた太ももの部分を胴体へと縛り付けられた足は歩くことを禁じられ、伸ばすことさえも不可能にされてしまっている。
しかし、男に与えられた縄拘束はまだ終わらない。首輪の要領で施された縄と足首の縄を後から足された別の縄で結わえられ、左右の足の親指をまとめる形で加えられた細い縄も同様に足首の縄へと伸ばされた男の裸体は、足を暴れさせて危機からの脱出を探ることすらも叶わない惨めその物な状態へと追いやられてしまっている。
精々出来るのは、どの部分の結び目にも触れられない手の指を虚しく悶えさせることだけ。右半身を下にした姿でベッドの上に情けなく転がる体勢から抜け出せなくされた男に取れる行動は、何の救いにもならず捕らわれの事実を再認識させる行動だけだ。

「ふー……んっ、むふうぅ……っ!」

どう足掻いても、この縄を振り払えはしない。嫌でも認めざるを得ない現実に打ちひしがれながら、男は視界を閉ざす黒革の目隠しの下で悔しげに眉根を寄せる。
幾ら頑張っても、逃れられはしない。敵の手に堕ちたという情報を一分一秒ごとにより深く刻み付けられながら、男は口に噛まされた黒いギャグボールの穴から飲み込めない唾液と共に呻きを零しつつ絶望に心を支配されていく。
そうして八方塞がりの男が絶え間無く敗北を思い知らされる状況が何時間に渡って続いただろう。不意に、縄に塗れた無抵抗の裸体がベッドに転がされている部屋の扉が軋む音を立てながら開いた。その音を耳にした男は手も足も出せぬ裸体をビクリと強ばらせながら、一縷の希望に期待を寄せる。無論、その希望は形にはならない。扉を開いて数時間ぶりに現われたのは、男を捕獲し恥辱に塗れた姿で置き去りにした残忍な敵の男で。醜悪な男は去る前と全く変わらぬ格好で自分を出迎えた男を眺めて愉悦の笑みを浮かべつつ何をされても拒めなくなった裸体に近寄り、無防備にさらけ出された恥部に、恐怖を示すかのように収縮を繰り返す尻穴に、嬉々として無慈悲な責め苦を加え始めてしまった。

「捜査員さん、ただいま。待たせてごめんね、お詫びに早速苛めてあげる。捜査員さんのお尻を、気持ち良く、いやらしく弄んであげるよ」
「ふうぅ!? あぉ、むあぉぉ!」

宣告すら挟まれぬまま尻穴へとねじ込まれた細く硬い器具が、腸内目掛けて正体不明の液体を注入し出す。その不快な感覚に悲鳴を上げながら身をよじっても、捜査員と呼ばれた男は尻穴の器具を引き抜けなどしない。無駄な足掻きは捜査員を拉致した悪の男を悦ばせ、聞いてもいない冷酷な説明を一方的に語らせる原動力となる高揚を抱かせるのみだ。

「ふふっ、その様子だと効いてきたみたいだね。お尻がむず痒いでしょう、捜査員さん? それと同時に、お薬が撫でる刺激が快感に変わるくらいに中が高まってきているでしょう? まずはこの素敵なお薬を何度も何度も注入して、捜査員さんのお尻をエッチに作り変えてあげるよ。ぶっとい玩具を難無く飲み込める上に玩具を入れられただけでイっちゃうくらいに、逆に何も入れられてない時はむず痒さに耐えきれなくて入れて下さいって鳴き喚いちゃうようになるくらいに育ててから……たっぷりとよがり狂わせてあげるからね、捜査員さん?」
「あおぉ、もぁっ、ふむぁぁぁ……っ!!」

自身もベッドに上がった悪の男が容赦無く自身の尻穴に残酷な薬品を投与してくる責めに為す術無く翻弄させられながら、捜査員はじわじわと淫猥な熱を蓄積させられていく己の尻穴に恐怖を湧き上がらせ、その恐怖のままに結果の伴わぬ足掻きをより切羽詰まった物にさせ、支配者に君臨した悪の男の歪んだ至福を一層狂気に染まった物へと引き上げさせていくのだった。






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