fc2ブログ

正義はVIPルームで淫らに提供される

2022.10.17.Mon.21:00
手首同士を短い鎖で結合する黒革製の手枷は、幾ら指を動かしても外れない。手と同様に足首同士を繋ぐ足枷は、めちゃくちゃに足を振り乱しながら暴れに暴れても緩む気配すら見せない。
背中で自由を奪われた腕と、左右を遊び無く結ばれた足をどうにかして縛めから解放しようと試行錯誤を積み重ねてもそれは全て無駄で。黒革の首輪の前部と部屋の中央に設置された天蓋付きのベッドを支える柱を結わえる長い鎖を振り払うことさえ出来ぬまま努力も虚しく時間切れを迎えた男は、自分を目当てにしてやってきた客の男の手で娯楽として弄ばれる屈辱の展開を今日も確定させられてしまった。

「ぬっふふ、本当にあの刑事さんだねぇ。私のビジネスの邪魔をした刑事さんが手も足も出せない姿で無様に床に転がってる。夢みたいな光景だよ」
「んうぅ! んぐっ……むぶぅぅっ!」

この男には見覚えがある。状況証拠しか無いが悪と手を組んでいることは間違いないと断定されていた男に愉悦を含んだ視線で見下ろされながら、刑事と呼ばれた男は悪を憎む思いと恥辱に対する反抗を込めた唸りを黒い棒状の枷を噛まされた口で鋭く放つ。
無論、思い通りに身動きを取れなくされた刑事がどんなに強気な態度を取ろうともそれは滑稽以外の何物でもない。手足を封じられた捕らわれの立場上、精々行えるのがその程度の抵抗という事実と合わせて、刑事を愉しみに来た男は至福と興奮を際限無く募らせていく。
その欲望の波を遮る存在は、どこにも無い。自分と協力関係にある悪の組織が運営に携わっているホテルのVIPルームは、悪の手に堕ちた刑事が喉が破れんばかりに鳴き喚き首輪をベッドに結ぶ鎖にけたたましい金属音を立てさせながらのたうち回っても、それらは防音が効いた部屋の外に一切漏れ出ない。
故に醜悪な男は、湧き上がる衝動のままに刑事が転がっている床の絨毯に直接腰を下ろすと、隠しきれぬ怯えと戦慄を見せながら距離を取ろうとした刑事を無理矢理に抱き寄せ、逆らえぬ裸体に淫らな責めを嬉々として流し込み始めた。

「そんなに険しい顔しても駄目だよ? ご飯に混ぜられたお薬の力でいやらしく発情させられた身体を見せながら睨んでも全然怖くないし……ちょっと苛めるだけで、ほら、もう私を睨めなくなっちゃった。惨めだねぇ」
「んぅっ! むぐ、ぶむぁぁんっ!」

左の肩を左手で抑えることで刑事の身悶えを防いだ男が、勃起した状態で無防備に露出させられていた男根を右手で包み込みそのまま何の躊躇いも無く巧みな摩擦の刺激を与えていく。男の言う通り、朝晩に無理矢理摂取させられる食事に仕込まれた淫猥な薬品の効果で快楽への渇望を加速させられた裸体は、気持ち良い刺激を勝手に嬉しがりあっという間に形だけの反抗さえも示せない状態に陥ってしまう。
それだけならまだしも、悪に拉致された日から刑事の肉体は悪の組織の構成員による調教と、このVIPルームを予約した好事家の男達による凌辱に晒され、快感への耐性を大きく削り落とされてしまっている。
媚薬の発情と、連日の責めによる肉体の屈服。二方向から陥落を促された裸体を一番の弱点である男根を責め嬲るという形で追い詰められ始めた刑事はもう、誇りを守る為の忍耐さえ挟めぬまま、悪の組織と今回の客である男の意に沿った射精へと、呆気なく上り詰めさせられるしか無いのだ。

「んもっ、むもぉぉっ! ふびゅぅぅぅぅっ!!」
「ふふっ、イっちゃったねぇ。でもまだまだだよ。お客様である私を睨む悪い子は、もっともっとイきまくらせてあげないとね。ほら刑事さん、イきなさい。私に許してもらえるよう、みっともない悲鳴を上げながら精液をひり出し続けなさい。ほら、ほら!」
「おもっ、むぎゅぅぅ!? ぶぅ、ぶむぅぅ! あむぅぅぅぅぅぅっ!!」

達したばかりの男根を速度を引き上げた男の右手に扱かれながら、刑事は客に敵意を向けたら今のように罰を加えられる可能性があるという事実を心と身体に深く刻み込まれつつ、我慢さえ許されない射精地獄へと、吐き出す精液が底を尽いても終わらない絶頂地獄へと、絢爛に彩られたホテルのVIPルームで突き落とされていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示