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淫魔少年は淫らな匂いで堕ちる

2014.03.20.Thu.21:00
「んあぁぁ…っ」

強化ガラスで作られたケースの中で、一人の少年が喘いでいた。
手首と足首に革の枷を嵌められた少年の顔は真っ赤に火照っている。身体中が熱くて堪らない少年は、濡れた吐息を牙のある口から漏らし、尻の上から生えた黒く細い尻尾を揺らしていた。

「んふ、ふっ」

黒い二本の角の生えた頭を振りケースの中で身悶えている少年は裸体にさせられていて、拘束と合わせて、少年を捕らわれの身である事実で辱めている。
少年を捕らえたのは、男。男は悠然とケースの外で微笑み、惨めに悶える少年を眺めていた。

「淫魔君、可愛いよ」
「っ、あ…」

狂いゆく淫魔の少年は、自分を閉じ込めた男が戻って来ていた事に今気付いたらしく、だるい身体を起こして男に近寄った。
手足の拘束具のせいで、必然的に四つん這いに近い移動を強制される少年は、可愛く勃起したペニスを前後させて進んでいる。

「おや、どうしたのかな? エッチな顔をした淫魔君が、舌を垂らしてこっちに来てる」
「ん、あ…っ」

指摘されて慌てて少年は舌をしまうが、すぐにたらん、と垂れてしまった。それは、少年が発情し切っていて口を閉じられなくなっているせい。
もちろんそうなるよう仕向けた男は知っていながら、意地悪く反論する余裕も無い少年をからかっていた。

「たす、けて…っ!」

ガラスに顔を寄せて、男に訴えかける少年。男はわざととぼけた口調で、残酷に尋ねた。

「どうしてだい? せっかく淫魔の君の為に、大好きな精液がたっぷり嗅げる檻を用意してあげたのに」

男の言葉通り、淫魔の少年を閉じ込めたケースには常に精液の匂いを送り込む管が付いている。
呼吸する度に、肺の中と、鼻腔の中に。何もしなくても肌から精液を吸収させられ、拒みようも無く内側から壊されていく。
匂いによって促される発情と、淫魔の本能が求める渇望で。

「や、やなのぉ…」
「何が?」
「匂いだけじゃ、や。本物の精液が飲みたいのぉぉぉっ!」

必死の叫びを聞き、男は小さく、黒く笑った。
男に向かって怒りをぶつけ、ここから出せと叫んでいた口が精液を求め。睨み付けていた目がすがるように自分を見つめている。
男は完成を確信し、とどめの質問をした。

「じゃあ、言いなさい。私の物になるって」
「あぁ、なる、なりましゅ、だからっ…だからぁぁぁっ!」

堕ちた少年の宣言を聞き、男は指を鳴らす。すると、少年の腹部に黒い印が刻まれ、少年がよりかかっていた面のケースが消え去った。

支えを失って前に倒れる少年を受け止め、男は少年の耳元で呟いた。

「もう、逃がさないよ。君は私の物だ」
「んんっ」

人間に捕らわれ、所有された淫魔の少年。
その瞳は淫らに溶け、反抗の意思を失っている。
腹部に刻まれた契約の印も手伝い、少年は二度と男に逆らえないペットとして…飼われる事となった。





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