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淫獣達は揺られながら蓄積した欲望を解放する

2022.09.03.Sat.21:00
人間達の社会が築かれている地球であったなら、それは正常からは遠くはけ離れた異常以外の何物でもない光景だっただろう。
近くにいる者から嫌悪や恐怖を含んだ悲鳴が無意識に溢れ、国家権力による制圧が迅速に行われて当然の状況として認識されていただろう。
しかし、その常識は人間にとっての常識だ。人ならざる存在達が人間に似た文明を得て暮らす世界にとって、淫猥で爛れた風景はむしろ日常にありふれている当たり前の物でしかない。
誰もが、それぞれの種によって強弱に違いのある衝動と付き合いながら生きている。自身に処方された薬品を服用して衝動に完全な統制をもたらしている者がいれば、金銭面の都合や薬品と自身の肉体の相性の悪さから衝動を受け入れて日々を送っている者もいる。
そんな世界に生きるありとあらゆる動物をかたどった獣人達は、今日もその為に用意された空間を用いて、己の内に湧き上がる衝動を、思考を肉欲への渇望に染め上げる発情を誤魔化していた。

「んっ、にゃあぁんっ! おじさんのチ○チン……きもひぃ、気持ちっ、良いよぉっ!」
「ふふっ、それは良かった。おじさんも、君のエッチなお尻が気持ち良くて堪らないよ」

制服の上着をはだけ、下半身の衣服は靴と靴下のみとなった猫獣人の少年が、名前も知らぬ牛獣人の男の逞しい男根に腸壁を掻き毟られながら悦び一色に染まった鳴き声を上げる。

「嬉しそうに射精しまくってる兎さん、とっても可愛いですよ。終点までこのままたっぷり苛めて、逃げられない身体をイき狂わせてあげますからね」
「んもっ、むぉっ、ふぅぅんっ!!」

施設に用意されている黒革製の拘束具を左右の手首と足首に嵌められ、白い体毛の上から施された縛めと施設内に取り付けられている拘束を目的とした柱や金具を結合されたことによって手足を上下に引き延ばした形に固められた兎獣人の男が、視界を閉ざす黒革の目隠しの下から至福由来の涙を頬に伝わせつつ、穴の空いた黒いギャグボールを噛まされた口で感謝の意を乗せた唸りを無防備となった自分の裸体を淫らに嬲ってくれている狼獣人の青年に向かって放つ。

「今日はすっごぉい……ぶっといおチ○ポだらけで最っ高」
「ほらほら、お兄さん達。下の口だけじゃなくて上の口も好きなだけ使って良いんだよ? 俺も兄貴も、両方同時にめちゃくちゃにされるの大好きなんだぁ」

双子の兄弟である虎獣人の青年達が、決まった相手が一人もいない者達相手に雄の物とは思えぬくらいに尖った乳首を見せ付けつつ、欲望を露わにした更なる征服を要求する。自分達を運ぶ際に発生する揺れを利用して床に転がった男の上で腰を一生懸命に振り、硬く張り詰めた男根と縞柄の尾をはしゃいでいるかのように跳ね回らせながら、虎の兄弟は自分達の言葉を受けて責めの勢いを引き上げた者達の衝動を次々と受けとめていく。
己の中で膨らみ張り裂けんばかりに蓄積した欲を思い思いに吐き出している獣人達。そんな淫獣達を乗せた一両のみの電車は、自身に下された交尾と移動を兼ねる公共機関という役割を果たしつつ、時折停車した駅で新たな淫獣を取り込みながら、快楽に溺れる獣達を目的地へと運んでいくのだった。






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