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置き去りの白犬は淫らに悶えながら四肢を前に運ぶ

2022.08.12.Fri.21:00
箱型をした白い機械が、部屋の床に彫られた溝に嵌め込まれた自身の車輪の駆動に沿っての移動を絶え間無く繰り返していく。
己の上部から伸びた鎖の先にある首輪の存在など意に介さずに前進を維持する機械は、広い地下室の中を休み無く動き回り、自身に首輪を介して繋がれた男に望まぬ歩行を淡々と強要していく。
そんな屈辱に満ちた状況を、男は拒めない。衣服を剥ぎ取られた裸体をほぼ隙間無く包み込む白い犬の着ぐるみに閉じ込められた男は、着ぐるみの機構によって伸ばすことを禁じられた手足を思い通りに使うことも許されぬまま、肘と膝で肉体を支える無様な四つん這いの体勢での歩行を首輪を引く機械の力に屈する形で為す術無く強いられるしか無い。
頭部を覆うあどけない表情を浮かべた犬のマスクの内側に突き出た太く長い棒を噛まされたせいで言葉を封じられ、マスクその物に視界を遮られた哀れな男はもはやわずかな休憩さえも認められない意に染まぬ歩行に体力を容赦無く削られながら、着ぐるみの尻尾部分と一体化している極太のアナルバイブの責めに、淫らな辱めを味わわされるしか無いのだ。

「あぁ、あぉ……はっ、はごぉっ」

喉近くまでを貫く棒に歯を立てて苦しげに唸りながら、白犬に変えられた男は自分を延々といたぶる甘く辛い地獄からどうにかして抜け出そうと足掻いている。せめて、歩行からだけでも抜け出したいと願いながら、男は首輪を引っ張る機械に逆らい、首輪と機械を結ぶ鎖を振り払おうと頭部を左右に揺らしている。
もちろん、男のその試行錯誤に意味は無い。幾ら努力を重ねても手足を窮屈に折り畳ませている着ぐるみはビクともせず、甲高い金属音を立てている首輪の鎖も外れる気配を全く見せない。
頑張れば頑張る程、男はこの苦悶から脱出する術はどこにも無いという事実を思い知らされていき、白犬にされた男はほにゃりと笑ったマスクの下で絶望に表情を歪めつつ、尻穴をほじくるバイブの責めに流されての絶頂を、また迎えさせられてしまった。

「んぅぅーっ……! っふ、あおぉぉんっ……!!」

口を埋め尽くす棒に噛み付き、マスク越しでも聞こえるくらいに鼻息を悲痛に乱れさせた男が、悔しさと苦しさ由来の涙をぼろぼろと垂れ流す。着ぐるみの外側に惨めさを一層意識させる為にとあえて露出させられた男根が、直接の刺激を一切加えられないまま達する絶頂に脈動を繰り返しつつ、すでに白が薄まりつつある精液を床へと勢いよく迸らせる。
しかし、男を嬲る拷問は終わらない。歩行を強制する機械も、尻穴を甘く掻き回すバイブもとまらない。
ガクガクと痙攣する手足を休息させることも、精液をひり出した男根を萎えさせることも許されない男は、限界を感じている肉体を酷使させられながら、快楽を極めさせられつつの散歩を継続させられる道しか選び取れはしないのだ。

「んぅ、んぐぅ……! はぶ、むぁ……んもぉぉんっ……!」

もう、男には自分を捕らえて監禁し、淫猥な調教を加えて弄んでいる存在達への憎しみを思い出す余裕など無い。
身動きを没収した身体を嬉々として追い詰め、精神と肉体の両方を擦り減らしに掛かる醜悪な男達への怒りを再燃させる気力も無い。
敵を悦ばせ愉しませるだけの生き物として飼育されている惨めな男は、今日も自分が人権を無視された娯楽として生かされているという情報を嫌でも思い知らされながら置き去りにされた地下室の中で四肢を前に運び、尻穴のみで達する絶頂へと吐き出す精液が枯渇する程に上り詰めさせられていくのだった。






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