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絶望を刻み付けられながら男達は深く重い絶頂に悶絶する

2022.07.27.Wed.21:00
背にした壁に十数本の黒革ベルトを用いて縫い付けられた男達の手足が、痛々しい痙攣を休み無く繰り返す。万歳をするかのように腕を頭上へと持ち上げさせられた腕と、腕を挟み込む形となるよう同様に持ち上げさせられた足を壁に括り付けられた二人の男が、床に置かれた薄桃色のクッションに腰を預けさせられた汗塗れの裸体を狂ったようによじらせながら、自分と仲間に容赦の無い拷問を加えている非道な男達に対して誇りを捨てた声音で許しをひたすらに請い続けている。
だが、二人のなりふり構わぬ哀願はどんなに紡いでも聞き入れられることは無い。残忍な男達は二人が放つ滑稽な懇願を余裕たっぷりに嘲笑い堪能しながら、すでにこれ以上無いくらいに悲痛な悶絶を更に引き上げさせる為にと責めの勢いを嬉々として引き上げていく。

「あひっ!? やっ、やらやりゃぁっ! やっ、やめっ! ひっ? ぎあぁぁぁぁっ!?」
「やめっ、やめでぇ!! イっ、イぎっ……んひっ、おぉぉぉぉっ!?」

心の底から示した屈服の意思を聞き流され、自分と仲間を追い詰める悦楽の量を増やされた男達は一層の快楽を送り込まれることへの恐怖に震えた絶叫で改めて許しを求める。無論、その絶叫は異常な男達にとっては愉悦と興奮を加速させるだけの滑稽な痴態でしか無い。幾ら敗北を認めて救いをねだろうとも、残忍な男達は抵抗と逃走を禁じた二人の裸体を好きなだけ弄んで良い娯楽としか考えていない。
正義や悪の概念以前に、人間としての正気すら持ち合わせていない。自分達をいたぶって愉しむ悪の男達が有する正常とはかけ離れた性質を嫌でもその身で再認識させられる男達はもはや、悪が望むままに快感を極めさせられること以外何も出来はしない。
悪の罠によって生け捕りにされ、淫猥な辱めにただただ嬲られるだけの存在に堕とされた惨めな捜査員の男達は、性の弱点を弄り倒す悪達の甘い攻撃に鳴き喚きながらイきまくらされるだけの遊び道具でしか無いのだ。

「おぢりっ! おぢりやりゃぁぁっ!! ほじるのらめっ! んひぃ!? いまっ、ひんこりゃめぇぇぇぇーっ!!」
「あぅ、あぁんっ! ちくび、ひんこ……けひゅあなぁ……じぇんぶぐりぐりされへぇ……変にっ、なっじゃうぅぅぅっ!!」

何処にも逃れられない裸体を仲良くビクビクと跳ね回らせながら、捜査員達が乳首を捏ね回し時に引っ張る指と、男根を包み込んで摩擦し気まぐれに親指で過敏な亀頭を淫蜜のぬめりを借りて磨く手と、丹念に塗り込まれた薬品と度重なる絶頂で弛緩させられた尻穴全体を巧みに掻き毟る指が作り出す強烈な悦楽に喉が破れんばかりの悲鳴を上げている。
壁に繋がれた手足を無意味に暴れさせ、理性の消失に怯える心が絞り出した嘘偽りの無いやめてくれの願望を地下室中に反響させながら、捜査員達は憎んでいた悪達に快楽の終了を必死で頼み込む。
けれど、やはり悪は捜査員達の思いを欠片も汲み取らない。思いをしっかりと把握した上で、悪達は二人を絶望に叩き落とす快楽を協力して無抵抗な裸体に注ぎ込んでいく。

「あぁ、あぁーっ!! イぎゅぅぅ!! イぐ、ひぐっ、ひぎゅぅぅぅぅーっ!!」
「じぇんぶ! じぇんぶイぐぅぅぅっ!! ちくびと、ひんこと、けぢゅあなれぇっ! イっ……きゅぅぅぅぅぅぅっ!!」

ついさっき思い知らされたはずの悪からの慈悲が決して与えられない現実を再度魂に刻み付けられながら、捜査員達は不自由な裸体を可能な限りに仰け反らせつつ二人同時に深く重い絶頂に到達し、指に挟まれた乳首をビクつかせ手にいたぶられる男根から白が大きく薄まった精液を迸らせ尻穴に飲み込まされた指を千切れんばかりに締め上げつつ生物とは思えないような身悶えを行う姿で、自分達の支配者に君臨した悪の男達に歪んだ幸福を味わわせていた。






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