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男は悪の手の平で踊り悪の手指によがり狂わされる

2022.07.22.Fri.21:00
「むうぅっ!? ふっ、んむうぅ!」

背後から突然襲い掛かってきた男の手で口に硬く丸めた布を押し込まれた男は、困惑と驚愕が入り混じった唸りを発しながら左右の手を口に運び、言葉を封じている布とその布を無理矢理ねじ込んだ手による拘束を振り払おうと試み始めた。
しかし、その試みは的確な追撃によってあっさりと無に帰され、男は必死の抗いも虚しく口に続いて全身に拘束を次々と加えられる絶望的な状況へと為す術無く追いやられてしまった。

「はい、先輩。もう要らない服は大人しく脱ぎ脱ぎしましょうね」
「んーっ! むぐぅぅっ!!」
「はいはい暴れない暴れない。暴れても無駄なんだからじっとしてなよ、先輩」
「ぶぅ! ぶむぅぅぅっ!!」

口内を埋め尽くす布を自力で排出出来なくさせる為に貼り付けられた黒色の粘着テープ越しに意味を成さぬ唸りを上げながら、男は三人がかりで自分から衣類と自由を奪おうとする年下の男達を拒絶する。無論、幾ら拒絶を示しても一対三では男に勝ち目など無い。あっという間に上半身を覆っていたシャツと肌着を取り上げられ、下半身を隠していたズボンとパンツを靴下と共に剥ぎ取られた男は、丸出しにさせられた男根を跳ね回らせながらの足掻きを愉快そうに嘲笑われつつ、年下の男達が用意していた縄を用いた拘束を一糸まとわぬ裸体に手早く纏わされていく。

「んーぅっ! ぶうぅぅっ!!」
「あーぁ、腕縛られちゃったね。これじゃ、口のテープも剥がせないね、先輩」

背中でまっすぐに伸ばさせられた左右の腕を二人の男に掴まれながら左右の手首と二の腕同士を縄にきつく括られ、肘の部分を腹部へと縫い付けられた男はもう、腕を掴んでいた腕が離れても手を思い通りには使えない。

「んじゃ、次は足だよ、先輩」
「むぐっ!? んむうぅ!!」
「腕と同じようにしっかり縛って、絶対に逃げられないようにしてあげるからね、先輩」

左右の足首と太もも同士を縄にきつく括られ左右を一まとめにされた足と上半身を、足首の縄と肘を腹部に結わえ付ける縄を結合する後から付け足された縄によって繋がれてしまった男はもはや、緩く後ろに折り曲げさせられた足を伸ばすことさえ許されず、畳の上で間抜けに転がる格好から抜け出すことも叶わない。

「はい完成、良い眺めだよ、先輩」
「信じていた部下達に裏切られて、手も足も出せないように縛り上げられて……可哀想にねぇ」
「んぅぅっ!! むー! ぶぐぅぅぅーっ!!」

左半身を畳に向ける体勢を強いられた縄塗れの裸体をじたばたと悶えさせながら、口を塞ぐテープや無防備に露出させられた乳首や怯えを表わすかのように縮こまった滑稽な男根を好き勝手に弄り回す部下達からの解放を求めて、男は言葉にならぬ声を大きく放って救助を欲する。
しかし、男を危機から救い出す存在は現われない。周囲には間違い無く他の人間がいるはずの場所なのに助けは来る気配すら無い。その事実に焦り恐怖する男を堪能していた三人の部下は、諦め悪く叫ぼうとする男を制するかのように声量を醜悪に強めながら、絶望の事実をまんまと罠に嵌まった男に笑い混じりで伝えてやった。

「幾ら騒いでも誰も来ないよ、先輩。この店を用意したのが誰か忘れた訳じゃ無いでしょう?」
「む……っぐぅ!?」
「お、その目は気付いたみたいだね。流石先輩……俺達が最初から敵だったって、こんなに早く気付けるなんて」

嬉々として浴びせられる皮肉に苛立つ余裕も、今の男には無い。この三人ならば安心して計画を進められる。そう信じていた三人の部下が初めから自分の計画を阻害する立場であったと嫌でも思い知らされた男はこれ以上無い戦慄に目を見開きながら裸体を小刻みに震わせている。
その、実に見応えのある反応を目と耳で鑑賞する三人の男は、部下の仮面を投げ捨て冷酷な悪人の表情をさらけ出しながら、自分達が所属する組織にとって不都合な情報を公にしようとしていた愚かな男に対しての無慈悲な罰を、屈服を強いる恥辱の開始を口々に宣言した。

「それじゃ、先輩が気付いたところで始めますか……口封じ」
「あの会社が俺達の組織と組んであくどく金を稼いでるってことを公表出来ないよう、これから毎日たっぷりと気持ち良く苛めて、心を折ってあげますからね」
「さっきも言った通り、今この店に先輩の味方はいないから。思う存分淫らに苦しんでイきまくらされながら、自分の立場を思い知ってくれて大丈夫だからね……先輩?」
「ふぶっ、んむうぅ! むぎゅぅぅぅーっ!!」

戯れの刺激では無く、本格的な調教と凌辱に向けた責めを過敏な弱点である乳首や男根を始めとした裸体全体に施し出した男達の思惑に沿って望まぬ快楽を注がれ、意に染まぬ興奮を強いられながら、悪の手の平で踊らされていた男は己の甘さに対する遅すぎる後悔を募らせつつ、本性を剥き出しにしたかつての部下達の手指が生み出す悦楽に翻弄させられ、我慢さえも満足にさせてもらえない脳が蕩けるような絶頂地獄へと、上り詰めさせられていくのだった。





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