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ねだれぬ男は緩く足りない刺激で弄ばれる

2022.07.04.Mon.21:00
裸体から自由を奪っている縄からどうにかして抜け出そうと試みていた必死の足掻きは、跡形も無く消え去った。
逃げ出したい意思とは裏腹に肉体が命令を受け付けない状態へと追い込まれた刑事は、力無い身悶えを紡ぐことが精一杯の憔悴へと俺の思い通りに至らされた。
刑事はもう、視界を閉ざし口に栓を施す黒色のガムテープの下で悔しさに眉根を寄せながら、苦悶に歪んだ唸りを零すことしか出来ない。俺に捕らわれあらゆる方向から抵抗を封じられた刑事はもはや、左右の手首と二の腕をきつく括り、足首と太ももを遊び無く結合し、手首と足首の縄を結わえる縄を後から付け足された海老反りのような格好の裸体を惨めによじらせながら無理矢理に引き起こされた発情に狂わされるしか無い。
そんな滑稽な状況に追いやられた刑事を堪能し、逞しき肉体が支配下に堕ちた事実に対する至福を募らせながら、俺は左手に持った媚薬で濡れた白布を一層強く刑事の鼻に押し当てつつ、刑事の右耳に近寄せた唇から意地の悪い問いかけを囁いた。

「刑事さん、そろそろ素直になれたかい? そろそろ……素直におねだり出来るようになったかい?」

口を塞がれ、呼吸に必要不可欠となった鼻を媚薬を含んだ布に遮られた刑事に尋ねながら、俺は自分に寄りかからせた刑事の裸体を右手でくすぐるように撫で回していく。
強力な媚薬を無理矢理に吸入させられ淫らに火照らされた刑事の肉体が快楽を欲していることを分かりきった上で俺は刑事自身から屈服色の懇願を引き出す為に問いをぶつけ、限界まで張り詰め透明な蜜を垂らしている男根を避けつつ高まりきった肌に這わせた指先でもどかしい刺激を生み出していく。
しかし、刑事はまだ堕ちない。手足を縛める縄との格闘はおろか鼻に密着させられた布を振り払おうと顔を左右に動かすことさえもままならない状態にありながら、気高き刑事は悪である俺への敗北を否定する唸りと共に拒絶の意思を裸体をくねらせることで表現した。

「んんっ、んむぅっ。ふっ、ふぐぅっ」

負けなどしない。快楽をねだりなどしない。
言葉になっておらずとも伝わる反抗の感情を一生懸命に示す刑事。その最高に愉快な忍耐の様をあらゆる器官で味わい至福を募らせた俺は、このまま再度媚薬を嗅がせ続けより濃い発情を強要するか次の段階に責めを移行させより積極的な悶絶を強いるかでしばし迷い、状況の大きな変化を求める俺の中の欲望に従って後者を選択した。

「えぇ、嫌なのかい? 刑事さんのここは、気持ち良くなりたいって泣きながらおねだりしてるけど?」
「ふぎゅっ!? んみゅぅぅっ!?」

不意打ちで股間へと素早く迫り先走りを涙のように垂れ流していた男根を握った俺の右手に、刑事が困惑と恐怖に染まった悲鳴を放つ。その悲鳴に背筋を心地良く震わせた俺は、顔面を媚薬布越しに覆う左手に力を込めなおして刑事の頭部を自身の胴体へと抱き寄せつつ、追い打ちで身悶えの幅を取り上げられた刑事の裸体が惨めに跳ねる光景を眺めながら男根を包んだ右手をゆっくりと上下に、決して絶頂は認めない強さと速度で摩擦し始めた。

「んーぅっ! ふぶぅぅぅ!!」
「うんうん、気持ち良いね、でもイけないね。さっき素直におねだり出来てたら今頃気持ち良く射精させてもらえてたのに……可哀想にねぇ、刑事さん」
「むっ、んぎゅ……ふぐぅぅぅぅぅぅーっ!!」

射精寸前の位置を強制的に維持させられ続ける刑事が発する絶望を露わにした絶叫を耳にし、射精を追い求める肉体が行う俺の右手に男根を自ら擦り付けるかのような腰振りを全身で愉しみながら、俺はうっかり射精を許してしまわないよう細心の注意を払いつつイきたがって脈打っている男根を嬲り、湿った布に乱れた鼻息を浴びせ先程以上の勢いで媚薬を体内に取り込んでいる刑事の右耳に陥落を促す言葉を嬉々として流し込み続けていた。






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