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男は敗北色の映像を捧げさせられる

2022.06.25.Sat.21:00
「おぅ……やえひぇ、おぅ、んもぉ……ふる、ひへぇ……っ!」

口内に押し込まれた自分自身の物であるボクサーパンツに歯を立てて言葉にならぬ声を漏らしながら、男が大粒の涙を零しつつ屈服を露わにした態度で許しを請う。
すぐにまた詰め直されるだけのボクサーパンツを舌を駆使することで追い出す足掻きももはや取れない。それどころか、怒気を示しつつの抵抗を試みる体力さえ残されていない。そんな状態に追いやられた男は、敗北を認めているのと同義である怯えの反応を身体中で表わしながら、自分を弄ぶ存在達に向かって責めの終了を希求する。
その最高に愉快な陥落の様子を悠然と堪能する少年達は、笑みを染め上げる醜悪の色を濃く深めながら、男が求める物とは真逆の行動を注ぎ始めた。
男の左右の腕を掴んでいる少年達は自身の腕の力を一切緩めずむしろ強め、同様に足を掴んでいる少年達も男に限界まで開脚を強制している腕に改めて力を込め直す。白いシャツの前ボタンを全て外されたことによって露わとなった男の胸元に手を這わせた少年達は真っ赤に充血し尖りきった乳首を嬲る指を更に激しくさせ、口を塞ぐボクサーパンツと共にズボンを奪い取り無防備に露出された股間を弄り回す少年達は心から責めを嫌がり戦慄を募らせる男の表情を嘲笑いながら、手の平に握り込んだ肉の棒と睾丸を今まで以上の勢いで優しくも容赦無く刺激し尻穴の入り口をからかうように指の腹で揉み解しつつ意に染まぬ悦楽を男に味わわせていく。
弱まるどころか非道さを引き上げられた甘く苦しい凌辱に抗う手段など男には無い。すでに何回も絶頂を極めさせられ気力と体力を削ぎ落とされている哀れな男は送り込まれる快感にただただ悶え狂い、一層間隔を狭めた絶頂の到来に鳴き喚くことしか出来ない。
手足の自由を封じられ、助けを呼ぶことを禁じられた男に残された選択肢はもう、一つだけだ。自分を目障りだと認識していた不良少年達が仕掛けた罠に嵌められ立場を逆転させられた教師の男はもう、体育倉庫に積み上げられたマットの上で逆らえぬ肉体を淫らに苛まれながら、不良少年達の残忍な心を悦ばせる痴態と、彼らの優位を決定付ける淫猥な映像を捧げさせられるしか無いのだ。

「んーぅっ! むっ、ふぎゅぅぅっ!!」
「おっ、またイったねぇ……先生? 撮られてるってのにイきまくっちゃって、情けないったら無いよねぇ、先生?」
「ほら先生、こっち向きなよ。みっともないイき顔アップで撮ってあげるからさ」
「おー、出てる出てる。いっぱい出したのにまだまだ出るんだねぇ、先生? ケツ穴も捏ねられながら嬉しそうにヒクヒクしてるみたいだし、ホントはこうしてめちゃくちゃにされたいから俺達にウザい注意してたんだろ?」
「むぎゅ、むあぁ……ふむぅぅんっ!」

自分を直接いたぶる不良達の周りで輪を作りスマホを構えている不良達に対し撮らないでと願う余裕さえ紡げぬまま絶頂の波に流されくぐもった絶叫を放っている教師の男を淫猥に辱める至福に浸りながら、無慈悲な不良少年達は自分達に捕まった年上の男が我を忘れて快感に翻弄させられている光景に歪んだ興奮を加速させつつ、支配下に置いた男を二度と自分達に楯突けない存在へと堕とす為の責めを叩き込み、隷属の拒絶を拒絶する淫蕩な映像を手中に収めていくのだった。






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