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溜まり溜まった快楽で男根は勝手にイき始める

2022.06.19.Sun.21:00
白く細長い機械製の棒から放たれた濃い桃色の光線が、無防備にさらけ出された男根へと浴びせかけられている。
それも、一本や二本では無い。複数の機械達から放射される十数本の光線達は、隠すことも許されずに露出させられている男根をまんべんなく撃ち抜き、ありとあらゆる箇所に暴力的なまでの快楽を無から生み出し続けている。
そんな非道な光線達に嬲られている哀れな男根はもう、絶頂に次ぐ絶頂を強いられるイき地獄からどうやっても抜け出せない。無慈悲な快楽光線に亀頭と幹全体を責め立てられ、睾丸をいたぶられている無様な男根はもはや、透明な蜜と白く濁った体液をとめどなく撒き散らし快感を嫌がって暴れているかのような脈動を繰り返しながら絶頂に至るだけの器官でしかない。
男根以外の部分を小さな箱の中へと本来の体積を無視して閉じ込められ、常識ではあり得ない拘束によって視界と言葉を遮られ身動きと発狂と失神を没収された惨めな男は、ついでのように精液の枯渇とも無縁にされた男根を残酷な光線に甘く殴り付けられながら、終わりの見えない絶頂地獄に悶え狂わされることしか出来はしないのだ。
何度、何十度、それどころか何百何千と頂点を極めても限界に辿り着けなくされた男根をまた新たな絶頂に押し上げられながら、男は自分にしか聞こえない哀願の絶叫を暗闇に覆われた箱の内側に反響させる。理性が焼き切れる以前に普通であれば命が尽きていて当然なくらいに残忍な快楽の拷問を与えられても、正気を手放すことさえ認められない状況を作り出された男は丸出しの男根を次の射精に導かれながら、崩壊に達せない思考で淫猥な恐怖と絶望を際限無く積み重ねさせられていく。
そうして、ただイき続けるだけの存在となった男が、快楽光線を照射する装置達と共に小箱に詰め込まれた姿で放置されてから数日。不意に男が淫獄へと置き去りにされた部屋の扉が開き、その向こうからは諸悪の根源である男が現われ、箱の内側には届かないことを前提とした笑い混じりの言い訳が紡がれ出した。

「いやー、ごめんごめん。忙しくって一週間くらいすっかり忘れちゃってたよ。でも俺が忘れたおかげで思う存分たっぷりイけたから、結果オーライってヤツかもねー?」

悶絶の渦中にいるイきっぱなしの男根を見下ろし、床に垂れ落ちた体液達が発する淫臭を味わいながら、男は悪びれもせずに一方的な言葉を口にする。その声は、一切が箱に監禁された男には届いていない。しかし、長期間に及ぶ淫獄に擦り減らされた男は本能で箱の外部にようやく訪れた変化を察知し、この拷問から解放してくれという悲痛な思いを込めた哀願のダンスを、イきまくる男根に行わせ始めた。
ほんの少し力を送るだけでも苦しい状態に陥っているはずの男根を可能な範囲で前後左右に揺らしながら、男は心の底から救いをねだる。踊る男根を的確に追いかける光線の追い打ちで新鮮な絶頂を強要されながら、男は明確な理由も無く近くにいると判断した男に対して屈服色の懇願をひたすらに寄せる。

「ふふっ、必死になって助けてーってお願いして、情けないね。でも、俺は優しいから情けない子にもご褒美をあげちゃおう。忘れてたお詫びも兼ねて……ね」

そんな愉快なおねだりを目にした男は、笑みを染める醜悪な色を一層深めながら忘れていたことへの詫びだと告げつつ、一週間の間快楽光線を男根にぶつけていた装置達の駆動を停止させた。途端、光線の攻撃から解放された男根は快楽の上乗せを遮断され、やっとイき地獄から救済された、かに見えた。
けれど、実際はそんなに有情などではない。快楽の供給が途絶えても、一週間近く快楽を注入されていた男根が瞬時に平常へと立ち直れる訳など無い。
故に、男は許されたはずの男根を、内部に蓄積させられた快楽の余韻のみで絶頂へと上り詰めさせられ始めた。それは、断続的に快楽をねじ込まれる先程までの淫獄とは趣向が全く違うある意味より冷酷な淫獄。己の奥底より湧き上がる悦びに屈しながら何も刺激を加えられていない男根から透明な蜜と精液を迸らせる、半自動的な絶頂に苛まれる淫獄だ。

「何もされてないのにイっちゃって、可哀想にねぇ。多分、二日か三日くらいはその調子でイき続けることになっちゃうと思うけど許してね。んじゃ、また後で。仕事が片付いたら、勝手にイき続ける所をゆっくり愉しみに来てあげるからね?」

今度は箱の外部の様子を察知する本能が機能しなかった、自分自身から滲み出る悦楽に耐えることで精一杯の箱詰めの男を再び取り残しながら、愉悦を露わにした別れを口にした男は堪えきれなかった絶頂に合わせて精液をびゅくりと溢れさせた男根を眺めつつ、次に来る時に味わえる鑑賞の悦びに踊る胸を抱えてその場を立ち去っていくのだった。






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