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男は非道なお仕置きを鋭く見極める

2022.06.18.Sat.21:00
「ほーら、ヒーロー君。どんどん時間が無くなってくぜ? 早く抜け出さないとお仕置きが始まっちまうぞー?」

表情を醜悪な笑みで染め上げた男が、嘲りをたっぷりと込めた声音で時間制限の接近を必死で脱出を試みている滑稽な少年ヒーローに向かって改めて伝える。
力の源であるヒーロースーツを剥ぎ取られた裸体では、与えられた拘束を振り解けなどしない。二の腕と胸部を繋ぎ左右の手首を縛り上げる縄を着せられ、男の腹部に頭部を預け限界まで足を持ち上げさせた体勢を強要する左右の膝裏に載せられた男の膝裏によって後ろにでんぐり返しをしている最中のような格好で固められた少年は、無力化された肉体を無様にもがかせ口を塞ぐ黒色の粘着テープ越しに焦りと恐怖が入り混じった言葉にならぬ唸りを発しつつ、丸出しにさせられた自身の男根の先にある表示をゼロへと迫らせていく壁のモニターと、拒絶も虚しく不穏なプラグを挿入された己の尻穴を眺めることしか出来ない。

「あーぁ、一分切っちゃったな。こりゃお仕置き確定かな? せっかく一時間も猶予を上げたってのに逃げられなかったねぇ、ヒーロー君?」
「んーぅっ! むぐっ、ふぶぅぅっ!!」

視覚でとっくに把握させられている残酷な現実を追い打ちで思い知らされた少年ヒーローは、どうにかして男が仕置きと呼んでいる正体不明の悪意から逃れようと一層激しく暴れ始める。
だがもちろん、ただの少年に戻された今の少年ヒーローが状況を変える程の行動を起こせるはずも無い。上半身に食い込む縄と足を押さえ込む男の足に自由を没収された少年ヒーローが幾らなりふり構わない抵抗を紡ごうとも、それは少年自身と男を乗せたベッドを耳障りに軋ませる効果と、非道な男の愉悦を増幅させる効果しか生み出せない。
悪の手に堕ち冷酷な仕置きによる責め苦を遠ざけたくても遠ざけられない少年がとうとう残り十秒を切ったモニターに絶望しつつ半狂乱になってじたばたと身を悶えさせてもその努力は完全に無意味で、惨めな少年はモニターが表示されている数字を全てゼロに変化させた途端に訪れた尻穴への苦悶に目を剥きながら、声音に含まれる愉快の色を更に強めた男の眼前で意に染まぬ淫蕩な火照りへと追い立てられ出した。

「むっ、ぎゅうぅ!? ぶっ、ふぶっ、むぶうぅ!!」
「残念、お仕置きの始まり始まりだ。恥ずかしいケツ穴に注入されてる媚薬、ものすごくキクだろ? 本当なら数十倍に薄めて使うんだけど、散々俺達の邪魔をしてくれた正義のヒーロー君には特別に原液をプレゼントだ。もう、ケツ穴がおかしくなりそうだろ? ん?」
「もっ、ぶもぉぉっ!! ふっ、うぶ、んみゅぅぅぅぅっ!!」

悪の男の言葉に苛立つ余裕さえ、もう少年ヒーローには無い。本来の用法を守ること無く尻穴にねじ込まれたプラグへと接続されているチューブを通して腸内へと流し込まれる強烈な媚薬は、一瞬で発情状態に押し上げた逃れられぬ幼き裸体に容赦の無い甘い追撃を仕掛け、淫らな欲望の肥大化を少年ヒーローに促していく。
反抗の意思はおろか哀願の意思を乗せることも叶わない声で、意味を持たぬ絶叫を悲痛に放つ少年ヒーロー。あっという間に限界まで張り詰めさせられた小ぶりな男根から透明な蜜をとめどなく垂れ流しつつ、めちゃくちゃに尻肉を揺らして尻穴に深く嵌まり込んだプラグを追い出そうと、ゼロを並べたまま停止したモニターが設置された壁とプラグを結ぶ過剰に弛みを残されたチューブを引き抜こうと無駄に頑張る少年ヒーロー。
そんな最高に滑稽な少年ヒーローを作り出し、ありとあらゆる器官でその悶絶を堪能している残忍な悪の男は、予定通りに発情地獄に至り予想以上の痴態を晒す正義の少年をより味わい尽くすべく、当初の計画には無かった刺激を嬉々としてもたらし始めた。

「まだ始まったばっかりだってのにこんなに乱れて、情けないったらないねぇ。自分を捕まえていたぶってる俺の前でチ○コもガチガチにして、エロ汁とろとろ零して……みっともないとは思わないか? えぇ?」
「っ、ぎゅうぅ!? んぅ、んー! ふみゅぅぅぅーっ!!」

まだ皮を被っている男根の先端に付着させた右の人差し指をくるくると回す男は、過敏に音色を変え淫猥に鳴き喚く少年ヒーローという楽器を奏でる至福に浸りながら、元の計画であった解放場所を無くした火照りに狂いゆく少年を無言で鑑賞するお仕置きよりも無慈悲で愉しい解放場所を極限まで意識させた上で絶頂を直前で取り上げるお仕置きの為に少年の反応をじっくりと観察し、淫らさを指摘する罵倒を浴びせつつ、皮を隔てて亀頭に乗せた指を離す瞬間を鋭く見極めていた。






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