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秘匿された儀式で生贄は淫らに悶え苦しむ

2022.06.16.Thu.21:00
祭りが終わった。地下にいてもかすかに聞こえてくる太鼓囃子が鳴り止み、露店で賑わう人々の声は遠くに離れ去った。
その事実を認識した男は、恐怖に目を見開きながら床に敷かれた布団の上で一層激しくのたうち回り、拘束を解こうと足掻きに足掻く。左右の手足を厳重に包み込んで指と爪の使用を禁じている白布を内側から変形させ、狼獣人特有の尖った口を縛り閉じた状態に固定させる紐に力を加えながら、捕らわれた男は危機からの脱出を求めて試行錯誤を繰り返す。
しかし、幾ら暴れても狼は奪われた自由を取り戻せない。左右の手首と二の腕を縄に括られ、足首と太ももを腕と同様に縄で遊び無く一まとめにされた狼がどんなに縄との格闘を行おうとも、その必死さとは裏腹に縛めは緩む気配すら見せはしない。
手も足も出せない。仮に祭りの喧騒に掻き消されなかったとしても、助けを欲する狼の唸り声は地下室の外に抜け出せない。
ありとあらゆる自由を奪い取られ、捕らわれの身に堕とされた狼はもう、抵抗の手段を封じられた惨めな裸体を為す術無く弄ばれるだけの存在として扱われるしか無い。先程まで祭りを盛り上げていた村の男達が汗に濡れた褌一丁の姿で社の地下に設けられた空間へと戻ってくる時の到来を許してしまった哀れな狼はもはや、この祭りに隠された後ろ暗い風習を暴いたことに対する口封じと称して、逆らえぬ裸体を為す術無く嬲られるしか無いのだ。

「学者さん、ただいま。そんじゃ、祭りの本番を開始するぜ?」
「もう十年以上捧げられていなかった生贄に自分がなれるんだ。わざわざ調べ上げたくらいだから、嬉しくて仕方ないだろ。学者さん?」
「んうぅ! むぐうぅ!!」

この村の祭りでは過去に、神を悦ばせる娯楽として身動きを封じた男を用意し苦悶に喘ぐ様を奉納していた。
時代と共に廃れた訳ではなく貴重な収入源の一つでもある祭りの評判を保つ為に致し方無く実施に移せなかった儀式の存在をそうとは知らずに暴き、儀式を実施したいと願うと同時に儀式の存在を公にはしたくないと考える村の者達に調査の為と言って聞き込みを行ってしまった学者である狼の男は、絶対に他言しないと誓う眼差しとくぐもった叫びを放ちながら布団の上にいる無抵抗な自分を取り囲みつつ唯一纏っていた衣服の白い褌を外していく村人の獣人達に許しを請う。
無論、狼が悲痛に鳴き喚きながら慈悲をねだっても、村人達は動きをとめない。ここまで来たら後戻りなんて出来るはずも無い。そんな認識を共有しながら自身の汗をたっぷりと吸った褌を取り去りそれぞれに形の違う一様に立派な男根を露出させた村人達は、わずかな罪悪感とそれを跡形も無く塗り潰すとうとう儀式を現実に行えるんだという至福を募らせつつ、一斉に狼との距離を詰め脱ぎ去ったばかりの褌達を用いて、狼の頭部を厳重に包み込み始めてしまった。

「ほら、学者さんが知りたがってた儀式の内容はどうだ? アンタが想像してた何百年以上昔にも、この部屋で同じように褌で顔をぐるぐる巻きにされてた生贄がいたんだぜ?」
「んぐうぅ! ふぶっ、ふむうぅ!」
「うんうん、汗臭いよな。アンタは狼だから、余計に臭くて苦しいよな? だからこそ、生贄の意味がある。もっともっとしっかり巻き付けて、自分じゃ外せないようにしてやろうな」
「っふ、ふぎゅうぅ! んぅぅーっ!!」

紐で閉じさせられた口から始まった褌による頭部への包囲は、嫌がる狼が紡ぐ哀願の絶叫を無視しながら次々と積み重ねられていく。頭部全体を隙間無く覆い尽くされた狼は、しっかりと結び目を作られたせいで顔から離れなくなった汗臭い白布に鋭敏な嗅覚を容赦無く蹂躙され、一呼吸ごとに脳を蝕むような刺激と息苦しさを味わわされていく。
だが、狼の地獄はまだ終わらない。儀式の下準備を済ませ褌が狼の頭部に固定されている事実を確認した村人達は、布団の上で惨めに悶え狂う狼目掛けて男根の先端を構え、責めの上乗せを一方的に宣告しつつ取り囲んだ狼を見下ろしながらの自慰に耽り出した。

「さぁ、学者さん。汗臭さの次は俺達全員の精液臭さで苦しんでもらうぜ? 顔に巻いた褌ごと、学者さんの全身を俺達の精液でどろどろに汚してやるよ」
「汚し終わったら、そのまま一晩放置だ。逃げようなんて考えないよう、二重の臭さで理性を壊してやるよ」
「自分の身体で儀式について理解が深められて良かったな、学者さん。いや……生贄用の肉奴隷さん」
「むー! ぶみゅぅぅっ!! うっ、ふうぅ! んうぅぅぅー……っ!!」

褌ごしに触れた精液の淫臭を汗と一緒に嗅がされ、縄で縛られた肉体を覆う白銀の体毛を濡らしていく精液の粘りがもたらす不快感の加速に絶望させられながら、狼の学者は無意味と知りつつも一切聞き入れられぬ助けての意思表示を地下空間に響かせ、これから毎日自分を淫らに世話し毎年祭りの日により無慈悲な世話を儀式の名を借りて叩き込んでくる村人達の愉悦を、際限無く増幅させていくのだった。






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