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悪い奴隷は無慈悲な絶頂地獄で躾けられる

2022.06.14.Tue.21:00
椅子の座面にあてがわれた男根を模した張型が、男の尻穴を真下から貫いている。男自身の体重で最奥まで嵌まり込んだ太く長い偽の男根が、表面から濃度の薄い媚薬を染み出させつつ微弱な振動を行い続けている。
自身の内側を淫らに苛む張型から逃れる手段は、何一つとして存在しない。淫猥な責めを腰掛けた者の尻穴に与え、四肢に拘束を加える機構を有した醜悪な椅子に縫い付けられた哀れな男の裸体は、休み無く襲い来る甘い苦しみに為す術無く苛まれることしか出来ない。
今の男に取れる行動は、背もたれの裏側と一体化している指の使用を禁じる黒革の手袋と手首を緩み無く締め上げる黒革の枷が一つとなった拘束具と無意味な格闘を試みながら、座面の真下に位置する箱型の機械を左右から足裏で挟み込まされた足を機械へと厳重に縫い付ける黒革のベルト達を無駄に軋ませることだけ。口に噛まされた黒い棒状の枷に歯を立てて甘く濡れた呻きを漏らし、尻穴で吸収させられている媚薬の影響ではしたなく張り詰めさせられた乳首と男根をみっともなく脈打たせながら、汗に塗れ火照りきった裸体をよじらせつつの結果に繋がらない努力を諦め悪く積み重ねることだけしか、ありとあらゆる形で自由を削ぎ落とされた今の男には出来はしないのだ。

「うぅ……むぐ、ふむうぅ……っ!」

腸内の粘膜から直接摂取させられた媚薬が、濃度を低められているが故にじわじわと蓄積する発情となって逃れられぬ男の心と身体を蝕んでいく。射精したい、強い快楽を得たいと願う本能を媚薬によって緩やかに肥大化させられた男は、理性を破壊されていく自覚に怯えながら手足をひたすらにもがかせ、危機からの脱出を引き寄せようとする。
けれど、状況はいつまで経っても変わらない。むしろ、男は暴れれば暴れる程事態の好転ではなく蕩けた尻穴を自らの試行錯誤に合わせて動く張型で抉るという悪化を手繰り寄せていく。
幾ら頑張っても、際限無く強いられる発情の拷問からは離れられない。認めたくない事実を嫌でも認識させられた男が、逆効果でしか無い身悶えを紡ぐ気力と体力をも使い果たした頃、とうとう恐れていた時がやって来てしまった。
それは、男を捕獲し地下室で残酷な椅子に括り付けた張本人である存在が帰還する時。何処にも逃げられぬままたっぷりと淫猥な熟成を促された男を弄び嬲ることを至上の愉悦としている異常な青年が醜悪な笑みと興奮を携えて帰ってくる時だ。

「おっさん、随分と情けない格好になっちまったなぁ。年下の俺に捕まって、ケツ穴媚薬漬けにされて苦しいだろ? 今すぐケツ穴めちゃくちゃにして欲しいって泣いておねだりしちまうくらいに辛いだろ? ん?」
「むぐっ、ふむうぅ」

本心を見透かしているかのような青年の言葉に対し、男は否定の反応を反射的に示した。
恥辱から己を解放することを目的とした動きに移る為に必要な力を失おうとも、年上としての矜持と自分を手籠めにする青年への反抗はまだ残っている。それ故に、男は圧倒的に不利な立場であることも忘れて無意識の拒絶を枷に塞がれた口と青年の左手で汗ばんだ前髪を掴まれ持ち上げさせられた頭部の横往復で淫欲に溺れきっていない事実を示してしまった。
その意思表示を見聞きした青年は、笑みの醜悪さを一段と引き上げながら誰が見ても明らかな発情に陥っていながら敗北をまだ受け入れられぬ男に、胸の内で罰と称しつつ淫蕩な追い打ちを叩き込み始めた。年上の男を支配し何もかもを掌握した非道な青年は、自分の意のままに悶え狂うだけの愉快な奴隷に貶められた現実を物分かりの悪い男に教え込むが如く尻穴を満たした張型の駆動スイッチを入れ、前髪を掴んだ左手はそのままに男の右隣に移動しつつ、スイッチから遠ざけた右手で無防備な男根を包み込みにちゅにちゅと音を立てて扱き出した。
何時でもイけそうなのに最後のとどめに当たる大きな刺激を手に入れられないせいで何時まで経ってもイけない。そんな位置で延々と炙られていた男が、媚薬をじっくりと吸収させられ高まりきった腸壁を荒々しく首を振ることで殴り付ける張型と、男根を巧みに摩擦して悦楽を生み出す青年の右手の合わせ技に耐えられる道理は無い。
生殺しのまま放置される地獄から断続的に襲い来る絶頂の地獄に追いやられた男はもう、笑い混じりに浴びせられる支配者の声に戦慄しながら我慢さえも挟めぬ射精を強要され続けるしか無いのだ。

「おっさん、嘘は駄目だぜ? ご主人様に対してバレバレの嘘を付く悪い奴隷にはキツい躾だ。可哀想だけど、今夜はこのままずーっとイき狂わせて、反省させてやるよ。二度とご主人様に嘘なんて吐けないよう、しっかりこの身体に覚えさせてやるからな?」
「もごぉぉっ!! ぶっ、ふぎゅっ!! んみゅぅぅぅぅーっ!!」

許してを乗せた悲鳴も、やめてくださいを含んだ哀願の絶叫も等しく却下される無慈悲な地下室で。本心を隠したことへの仕置きによがり狂わされる男は尻穴を掻き回す張型を締め上げ青年の右手の中で脈打つ男根から精液を迸らせつつ、失神すらもままならぬ連続絶頂の拷問で先程示した反抗心と共に辛うじて保っていた理性を、跡形も無く砕き尽くされていくのだった。






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