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アイドルは媚薬に壊される

2014.02.28.Fri.21:00
この作品はおんプさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!



「ん…う、ぅ」

とある民家の浴室に、本来ならここにいるはずの無い存在。トップアイドルの少年の姿があった。
だが、今の少年にステージで纏っているような凛とした雰囲気は見られない。浴槽に張った湯の中に寝かされた少年の身体には、幾つもの拘束具が装着されていて自由を奪われているからだ。
大きく作られた浴槽の横壁にある金具に、だらしなく足を開いた姿で足首を短く枷で繋がれ、同じ枷で手首も繋がれ。少年は立ち上がる事も出来ない。

その上、口にはタオルを詰め込まれて鼻と口を塞ぐようにタオルで猿轡をされ、言葉も出せない。

「ん…ぐっ!」

裸体で拘束されたアイドルの少年。文字通り手も足も出ず、声も出ない状況だったが、せめて気持ちだけは負けまいとして近くで自分を見ている、自分を監禁した男を睨んでいた。
その視線に気付いた男は眉をひそめ、少年の口を閉ざしている布を手早く外した。
口が自由になった少年は男がしゃべるよりも先に…テレビでの姿からは想像もつかない、口汚い言葉を発し始める。

「テメー…一体何のつもりだ! さっさと外せよっ!」
「君がちゃんと謝れば、すぐに外してあげるよ」
「はぁ!?」

監禁しておいて、謝れ?

「真面目なアイドルで活躍してるのに、テレビの偉い人にいやらしい事させてたんでしょ? この間、一緒にホテルに入ってくところを見たんだよ?」

それは事実だ。確かに、一緒にホテルに入ってした。
けれど。

「だからなんだってんだよ! っていうかお前見たって言うけど、オレの後付けてきてたんじゃねーのか!?」
「そうだよ、君が心配だったから…」
「うるせぇ! ストーカー野郎!!」

自分勝手な言動に腹が立った少年は、怒りをあらわにして騒ぎ出す。
それが、男の狂気を増幅させる事も知らずに。

「余計なお世話なんだよ! 分かったらさっさと、んぐぅっ!?」
「黙れ」

先程口から出された布が再び押し込められる。
だが、その事以上に男の目が冷たく、憎しみを持って自分を見ているのに気付いた事で少年は押し黙った。

「素直に謝れば許してあげようと思ってたけど、こんなに悪い子だったなんて…」
「んぐぅぅぅっ!?」

哀しそうに言いながら、男はポケットからビンを取り出し。
その中身の錠剤を、全て少年が拘束された浴槽の湯の中へと放り込んだ。

明らかに正常でない行為に少年は怯え、逃れようと暴れた。
その耳元で、男は錠剤の正体を告げる。

「これは君がエッチになる薬だよ。かなりたくさん入れたから頭がおかしくなっちゃうかも知れないけど…反省しないんだからしょうがないよね?」
「ふぅ、ふうぅ!」

男の言葉に錠剤の山を見ると、少しずつ溶け出しているのが分かった。今から、あの大量の媚薬を全身で吸収させられる。その結果は、深く考えなくても予想出来て、少年は恐怖に表情を引きつらせた。

「大丈夫だよ。僕がちゃんとおかしくなるまで見ててあげる。どうしようも無くエッチな子になったら、一生大事に飼ってあげるからね…」
「んむぅぅぅぅ-っ!」

狂った囁きを聞きながら、少年アイドルは。
訪れ始めた媚薬の効果に絶叫し、誰にも届かない虚しい悲鳴を、浴室に響かせていたのだった。





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コメント
リクエスト叶えてくださり、ありがとうございました!!

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