抗えぬ命令で青年は快楽の淵へと追いやられる
2022.04.29.Fri.21:00
「ふぁっ、あぁぁ……やら、もぅいやぁ……とまっへ、もぉやめへえぇ……っ!」
舌が回らなくなった口で蕩けきった声を紡ぎながら、青年が誇りを捨てた哀願を痛々しく絞り出す。地下室に設置されたベッドの上で裸体をビクビクと跳ねさせながら、青年は乱れに乱れた呼吸混じりに許しを請うている。
しかし、青年を無慈悲に弄び淫らに追い詰める機構はそんな心からの言葉に一切耳を貸すこと無く、青年を意に染まぬ快楽の淵へと追いやっている。幾ら慈悲をねだっても、救いを欲しても、残酷な機構は青年を甘くいたぶる責めを決して終わりにはしない。裸体を唯一彩る装飾として嵌められた白い機械製の首輪はどんなに青年が助けを求めようがお構い無しに支配権を奪い取った裸体を勝手に動かし、青年自身の指で真っ赤に充血しぷっくりと尖った左右の乳首を容赦無く捏ねさせ嬲り倒させているのだ。
「あっあ、りゃめ、まらイっひゃう……ちくびれ……乳首でぇ、ひぐぅぅぅ……っ!!」
自分の物なのに一切命令を受け付けてくれない指で硬くしこった乳首の震えを感じ、自分の物とは思えないくらいに淫猥な器官へと貶められた乳首で自らの指が注ぐ快感を覚えさせられながら、青年はまた触られてもいない男根から情けなく精液を迸らせた。
首輪によって閉じることを禁じられた足の間で脈打つ男根が、白く濁った体液を腹部とベッドに撒き散らしつつ惨めに揺れ動く。硬く勃起したまま萎えることさえ認められない男根を伝った精液に撫でられた青年の尻穴が、非道な首輪を与えた存在の手で異物の拒み方を丹念に忘れさせられた尻穴が、首輪とは関係無しに疼きを滾らせて乳首のみで新たな絶頂へと上り詰めさせられていく青年を更なる絶望へと至らせていく。
「たっ、たしゅけへ……もぉむり、もぅやら、乳首っ、いやぁぁぁ……」
足をみっともなく限界まで開き、自分自身の指で乳首を弄らされながら何度も何度も射精を強要される地獄に心を打ちのめされた青年は、大粒の涙をぼろぼろと零しながら一人きりの地下室に悲痛さを深めた哀願を弱々しく響かせる。乳首だけで気持ち良くなってしまっている事実からも、自分が乳首だけの快感に物足り無さを募らせ尻穴にもどかしさを膨らませている肯定したくない事実からも逃れたい一心で、青年は誰に宛てるでも無い言葉を虚しく放つ。
すると、まるでその言葉に応えるかの如く地下室の扉が軋む音を立てながら開いた。そうして開かれた扉の向こうから現われたのは、青年を捕らえ残酷な首輪のみを身に着けた日々に監禁している男で。醜悪な笑みを浮かべながら地下室に戻ったその男を目にした青年は憔悴仕切った思考に恐怖と共に一縷の望みを芽生えさせ、万に一つの慈悲に期待をして先程までとは違う明確な方向を持った懇願を発した。
「おにぇがい、しまっ、すぅぅっ!! 指、指とめでぇ! 乳首やなのぉ……もぉイぎだぐないのぉぉっ!!」
息を切らしながら叫ばれる、淫獄からの解放を希求する思い。自らの乳首を苛む指に翻弄させられながら飛ばされる、喉が破れんばかりの絶叫。だが、冷酷な男はなりふり構わぬ青年の意思表示を愉快その物といった表情で嘲ると、青年に装着した行動を制御する首輪経由で絶対に逆らえぬ追加の命令を嬉々として下してしまった。
「お口チャックして、静かにしなさい。乳首を苛めてる指はもっと激しくするんだよ?」
「っぐ!? むふ、ぶむぅぅぅっ!!」
追い打ちの命令に戦慄することも許されぬまま、青年は勝手に口を引き結ばされ意味のある言葉を作り出すことを不可能にされた上に、乳首を襲う指の刺激をより巧みで耐えがたい物へと引き上げさせられた。
それだけでも当然苦しい。唯一の呼吸孔にされた鼻からプスプスと間抜けな呼吸音が絶えず漏れ、首輪越しの指示が無ければ足をきゅぅと閉じてベッドの上でのたうち回っていたであろうくらいに辛い悦楽の波が乳首を殴り付けている。けれど、男はここで追い打ちを終わりにはしない。一人で放置されていた時以上に悶え苦しみ、間隔の狭まった絶頂へと突き上げられた滑稽な青年を眺めて笑みを一層深めた男は、下半身側の衣服を脱ぎ捨て青年とは互い違いになる形でベッドに仰向けで寝転がると、その行動に怯える余裕も無くした青年に対して最高に残忍な命令をぶつけた。
「さてと……それじゃ、いつものように私のモノに跨がって一生懸命に腰を動かしてご覧? 上手に腰を動かして私を満足させられたら、君のお望み通りに乳首への責めを終わりにしてあげるからね?」
「んぐぅぅぅーっ!? ぶむっ……ふきゅぅぅぅーっ!!」
嫌がる意思を乗せて鳴き喚いても、震える足は持ち主である青年の心とは裏腹にベッドの上で立ち上がって男に跨がり、命令をもたらした主である男の肉棒が尻穴に当たる位置となるよう腰を下ろしていく。
口を塞がれ、乳首を己の指でいたぶらされながら男の性器に満たされた腸壁を自分自身の動きで掻き毟らされる責めが味わわせてくる気が狂う程に苛烈な悦びに打ちひしがれる青年は、首輪のせいで発狂にすらも辿り着けないという情報を男根が腸壁を割り開いていく度に思い出させられつつ、男にとって都合の良い性処理道具として扱われる道をどうすることも出来ずに進まされていく。
「ふふっ……良い顔だよ。良い悲鳴だよ。その調子でもっともっと良い顔と悲鳴を私に愉しませておくれ……なんてったって、それが君の役目なんだからね」
「もっ、ごむぅぅ! ぶぅ、ぶむっ、んぐぅぅぅ!!」
一方的に浴びせられた男の恍惚とした発言に反抗する気力さえも残されていない青年は、乳首への甘い攻撃と平行して男の肉棒を用いた尻穴での自慰を開始した自分の物であって自分の物ではなくなった肉体を駆け巡る快楽に理性と正気を蝕まれながら、涙と汗に汚れた悶絶の表情と閉じきらされた口から漏れる淫蕩な鳴き声を次々とさらけ出し、殺したいくらいに憎いはずの男を嬉しがらせ悦ばせていくのだった。
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舌が回らなくなった口で蕩けきった声を紡ぎながら、青年が誇りを捨てた哀願を痛々しく絞り出す。地下室に設置されたベッドの上で裸体をビクビクと跳ねさせながら、青年は乱れに乱れた呼吸混じりに許しを請うている。
しかし、青年を無慈悲に弄び淫らに追い詰める機構はそんな心からの言葉に一切耳を貸すこと無く、青年を意に染まぬ快楽の淵へと追いやっている。幾ら慈悲をねだっても、救いを欲しても、残酷な機構は青年を甘くいたぶる責めを決して終わりにはしない。裸体を唯一彩る装飾として嵌められた白い機械製の首輪はどんなに青年が助けを求めようがお構い無しに支配権を奪い取った裸体を勝手に動かし、青年自身の指で真っ赤に充血しぷっくりと尖った左右の乳首を容赦無く捏ねさせ嬲り倒させているのだ。
「あっあ、りゃめ、まらイっひゃう……ちくびれ……乳首でぇ、ひぐぅぅぅ……っ!!」
自分の物なのに一切命令を受け付けてくれない指で硬くしこった乳首の震えを感じ、自分の物とは思えないくらいに淫猥な器官へと貶められた乳首で自らの指が注ぐ快感を覚えさせられながら、青年はまた触られてもいない男根から情けなく精液を迸らせた。
首輪によって閉じることを禁じられた足の間で脈打つ男根が、白く濁った体液を腹部とベッドに撒き散らしつつ惨めに揺れ動く。硬く勃起したまま萎えることさえ認められない男根を伝った精液に撫でられた青年の尻穴が、非道な首輪を与えた存在の手で異物の拒み方を丹念に忘れさせられた尻穴が、首輪とは関係無しに疼きを滾らせて乳首のみで新たな絶頂へと上り詰めさせられていく青年を更なる絶望へと至らせていく。
「たっ、たしゅけへ……もぉむり、もぅやら、乳首っ、いやぁぁぁ……」
足をみっともなく限界まで開き、自分自身の指で乳首を弄らされながら何度も何度も射精を強要される地獄に心を打ちのめされた青年は、大粒の涙をぼろぼろと零しながら一人きりの地下室に悲痛さを深めた哀願を弱々しく響かせる。乳首だけで気持ち良くなってしまっている事実からも、自分が乳首だけの快感に物足り無さを募らせ尻穴にもどかしさを膨らませている肯定したくない事実からも逃れたい一心で、青年は誰に宛てるでも無い言葉を虚しく放つ。
すると、まるでその言葉に応えるかの如く地下室の扉が軋む音を立てながら開いた。そうして開かれた扉の向こうから現われたのは、青年を捕らえ残酷な首輪のみを身に着けた日々に監禁している男で。醜悪な笑みを浮かべながら地下室に戻ったその男を目にした青年は憔悴仕切った思考に恐怖と共に一縷の望みを芽生えさせ、万に一つの慈悲に期待をして先程までとは違う明確な方向を持った懇願を発した。
「おにぇがい、しまっ、すぅぅっ!! 指、指とめでぇ! 乳首やなのぉ……もぉイぎだぐないのぉぉっ!!」
息を切らしながら叫ばれる、淫獄からの解放を希求する思い。自らの乳首を苛む指に翻弄させられながら飛ばされる、喉が破れんばかりの絶叫。だが、冷酷な男はなりふり構わぬ青年の意思表示を愉快その物といった表情で嘲ると、青年に装着した行動を制御する首輪経由で絶対に逆らえぬ追加の命令を嬉々として下してしまった。
「お口チャックして、静かにしなさい。乳首を苛めてる指はもっと激しくするんだよ?」
「っぐ!? むふ、ぶむぅぅぅっ!!」
追い打ちの命令に戦慄することも許されぬまま、青年は勝手に口を引き結ばされ意味のある言葉を作り出すことを不可能にされた上に、乳首を襲う指の刺激をより巧みで耐えがたい物へと引き上げさせられた。
それだけでも当然苦しい。唯一の呼吸孔にされた鼻からプスプスと間抜けな呼吸音が絶えず漏れ、首輪越しの指示が無ければ足をきゅぅと閉じてベッドの上でのたうち回っていたであろうくらいに辛い悦楽の波が乳首を殴り付けている。けれど、男はここで追い打ちを終わりにはしない。一人で放置されていた時以上に悶え苦しみ、間隔の狭まった絶頂へと突き上げられた滑稽な青年を眺めて笑みを一層深めた男は、下半身側の衣服を脱ぎ捨て青年とは互い違いになる形でベッドに仰向けで寝転がると、その行動に怯える余裕も無くした青年に対して最高に残忍な命令をぶつけた。
「さてと……それじゃ、いつものように私のモノに跨がって一生懸命に腰を動かしてご覧? 上手に腰を動かして私を満足させられたら、君のお望み通りに乳首への責めを終わりにしてあげるからね?」
「んぐぅぅぅーっ!? ぶむっ……ふきゅぅぅぅーっ!!」
嫌がる意思を乗せて鳴き喚いても、震える足は持ち主である青年の心とは裏腹にベッドの上で立ち上がって男に跨がり、命令をもたらした主である男の肉棒が尻穴に当たる位置となるよう腰を下ろしていく。
口を塞がれ、乳首を己の指でいたぶらされながら男の性器に満たされた腸壁を自分自身の動きで掻き毟らされる責めが味わわせてくる気が狂う程に苛烈な悦びに打ちひしがれる青年は、首輪のせいで発狂にすらも辿り着けないという情報を男根が腸壁を割り開いていく度に思い出させられつつ、男にとって都合の良い性処理道具として扱われる道をどうすることも出来ずに進まされていく。
「ふふっ……良い顔だよ。良い悲鳴だよ。その調子でもっともっと良い顔と悲鳴を私に愉しませておくれ……なんてったって、それが君の役目なんだからね」
「もっ、ごむぅぅ! ぶぅ、ぶむっ、んぐぅぅぅ!!」
一方的に浴びせられた男の恍惚とした発言に反抗する気力さえも残されていない青年は、乳首への甘い攻撃と平行して男の肉棒を用いた尻穴での自慰を開始した自分の物であって自分の物ではなくなった肉体を駆け巡る快楽に理性と正気を蝕まれながら、涙と汗に汚れた悶絶の表情と閉じきらされた口から漏れる淫蕩な鳴き声を次々とさらけ出し、殺したいくらいに憎いはずの男を嬉しがらせ悦ばせていくのだった。
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