広大な海に絶望しながら男は惨めにイき狂わされる
2022.04.23.Sat.21:00
全面ガラス張りの壁の向こうには、何処までも続く海だけが見えている。他の島の影さえ無い広大な海の景色は、普通であれば開放感と爽やかさを抱かせる物だろう。
しかし、今の男にとってその光景は絶望を再認識させるだけの光景でしか無い。この島の周囲には誰もいない。自分の異常を察して救助に来てくれる者も存在しない。そんな事実を嫌でも思い知らせる海を涙に潤んだ瞳で眺めながら、敵の手で海に浮かぶ孤島に立てられた屋敷へと連れ攫われた哀れな男は背後に陣取った無慈悲な男の前で自由を奪われた裸体を惨めにくねらせつつ、もう何度目かも分からない意に染まぬ絶頂へと押し上げられてしまった。
「あぁっ! ふ、くうぅ!! ふぁぁぁぁぁっ!!」
部屋の天井に取り付けられた滑車から伸びた鎖の先にある黒革製の枷を左右の手首に嵌められ、同じ枷を巻き付けられた左右の足首同士を短い鎖で結合された男が、立ったままの姿勢に固定された裸体全体を頭部と共に仰け反らせ無意識に腰を突き出しつつ、訪れた絶頂に合わせて色の薄まった精液を噴き出させる。抵抗と逃走を禁じられた裸体を痛々しく痙攣させ汗と一緒に淫液を周囲へと撒き散らしながら、男が正確な回数さえも不明となった絶頂に喘ぎ、背後に憎い男がいることも忘れて無様な悶絶をさらけ出す。
だが、そんな情けない痴態を披露する男に対して、裸体の各所にあてがわれた無慈悲な機械達は容赦の無い追い打ちを淡々と仕掛けていく。左右の乳房に被せられた半球状の器具が自身の内部で行う柔らかな毛のブラシを用いた乳首への甘い研磨が気持ち良い。隠したくても隠せなくされた尻穴にねじ込まれた特殊な形状を有する装置が行う、過敏な弱点である前立腺を強く押しながらの振動が気持ち良い。乳首と尻穴への責めで堪えきれずに限界まで張り詰めさせられてしまった男根の根元と亀頭の真下を緩く締め上げる黒革のベルトに内蔵されたローターの振動が気持ち良い。達したばかりの肉体にそれら三種の快楽による追い打ちを休み無く流し込まれる男は、前の絶頂の波が引き切っていない身体の跳ねが持つ意味を別の物に置き換えられながら我慢すらも認められない新たな絶頂へと上り詰めさせられるしか無いのだ。
「おっ、おにぇがい、じまじゅぅぅっ!! もっ、ゆるじでぇ! イぐのやら、イぐのどめでぇぇぇっ!!」
誇りを捨てた声音で、男は自分を淫らに弄ぶ背後の男に終わりの見えない快楽の地獄の終了をねだる。自分を捕らえ淫猥に狂わせている張本人である男に怒りを募らせる余裕も失った男は、迫り来る絶頂に怯えを膨らませながら乳首と尻穴と男根に快楽を生み出す淫具の停止を希求する。
けれど、残忍な男は喉が破れんばかりの哀願には応えない。精神の崩壊を恐れる必死な助けての意思表示を汲み取ろうとはしない。
ガラス越しに見える海を潤んだ視界で力無く見つめつつ救いを請う男の声は、いつの間にか正面のガラスにぼんやりと映る姿が淫具に責め立てられている自分一人だけになっているという情報に気付くことも叶わなくなった男の絶叫は、自力では抜け出せぬ悦楽の中で置き去りにされた男がいる部屋に虚しく響き渡るばかりだ。
「あっ、あぁぁ! まりゃイぐぅ! イっちゃう、イっひゃうぅ! おねがい、ひまひゅっ……だじゅげで! 誰かっ、玩具どめでぇぇぇぇーっ!!」
正面にも、後ろにも救いの可能性は無い。その残酷な現実を把握する能力も無くした思考で無意味に懇願を紡ぐ男は、精一杯の我慢をあっさりと突き崩されながらまた頂点へと無理矢理に運び上げられ、先程以上に色を失った精液を一人きりの部屋の床へと滴らせていくのだった。
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しかし、今の男にとってその光景は絶望を再認識させるだけの光景でしか無い。この島の周囲には誰もいない。自分の異常を察して救助に来てくれる者も存在しない。そんな事実を嫌でも思い知らせる海を涙に潤んだ瞳で眺めながら、敵の手で海に浮かぶ孤島に立てられた屋敷へと連れ攫われた哀れな男は背後に陣取った無慈悲な男の前で自由を奪われた裸体を惨めにくねらせつつ、もう何度目かも分からない意に染まぬ絶頂へと押し上げられてしまった。
「あぁっ! ふ、くうぅ!! ふぁぁぁぁぁっ!!」
部屋の天井に取り付けられた滑車から伸びた鎖の先にある黒革製の枷を左右の手首に嵌められ、同じ枷を巻き付けられた左右の足首同士を短い鎖で結合された男が、立ったままの姿勢に固定された裸体全体を頭部と共に仰け反らせ無意識に腰を突き出しつつ、訪れた絶頂に合わせて色の薄まった精液を噴き出させる。抵抗と逃走を禁じられた裸体を痛々しく痙攣させ汗と一緒に淫液を周囲へと撒き散らしながら、男が正確な回数さえも不明となった絶頂に喘ぎ、背後に憎い男がいることも忘れて無様な悶絶をさらけ出す。
だが、そんな情けない痴態を披露する男に対して、裸体の各所にあてがわれた無慈悲な機械達は容赦の無い追い打ちを淡々と仕掛けていく。左右の乳房に被せられた半球状の器具が自身の内部で行う柔らかな毛のブラシを用いた乳首への甘い研磨が気持ち良い。隠したくても隠せなくされた尻穴にねじ込まれた特殊な形状を有する装置が行う、過敏な弱点である前立腺を強く押しながらの振動が気持ち良い。乳首と尻穴への責めで堪えきれずに限界まで張り詰めさせられてしまった男根の根元と亀頭の真下を緩く締め上げる黒革のベルトに内蔵されたローターの振動が気持ち良い。達したばかりの肉体にそれら三種の快楽による追い打ちを休み無く流し込まれる男は、前の絶頂の波が引き切っていない身体の跳ねが持つ意味を別の物に置き換えられながら我慢すらも認められない新たな絶頂へと上り詰めさせられるしか無いのだ。
「おっ、おにぇがい、じまじゅぅぅっ!! もっ、ゆるじでぇ! イぐのやら、イぐのどめでぇぇぇっ!!」
誇りを捨てた声音で、男は自分を淫らに弄ぶ背後の男に終わりの見えない快楽の地獄の終了をねだる。自分を捕らえ淫猥に狂わせている張本人である男に怒りを募らせる余裕も失った男は、迫り来る絶頂に怯えを膨らませながら乳首と尻穴と男根に快楽を生み出す淫具の停止を希求する。
けれど、残忍な男は喉が破れんばかりの哀願には応えない。精神の崩壊を恐れる必死な助けての意思表示を汲み取ろうとはしない。
ガラス越しに見える海を潤んだ視界で力無く見つめつつ救いを請う男の声は、いつの間にか正面のガラスにぼんやりと映る姿が淫具に責め立てられている自分一人だけになっているという情報に気付くことも叶わなくなった男の絶叫は、自力では抜け出せぬ悦楽の中で置き去りにされた男がいる部屋に虚しく響き渡るばかりだ。
「あっ、あぁぁ! まりゃイぐぅ! イっちゃう、イっひゃうぅ! おねがい、ひまひゅっ……だじゅげで! 誰かっ、玩具どめでぇぇぇぇーっ!!」
正面にも、後ろにも救いの可能性は無い。その残酷な現実を把握する能力も無くした思考で無意味に懇願を紡ぐ男は、精一杯の我慢をあっさりと突き崩されながらまた頂点へと無理矢理に運び上げられ、先程以上に色を失った精液を一人きりの部屋の床へと滴らせていくのだった。
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