哀れな男は終わり無き絶頂に取り残される
2022.04.15.Fri.21:00
地下室の天井から鎖で吊るされた板状の枷を嵌められ両手首と足首を一列に並べさせられた手足をじたばたともがかせながら、男が容赦無く襲い来る辱めからどうにかして逃れようと試み続けている。視界を閉ざす黒革の目隠しの下で苦しげに眉根を寄せ、言葉を封じる黒いギャグボールの穴から飲み込みきれない唾液と共に意味を成さぬ唸りを零しながら、男は四肢を真上に運ばされ尻のみを台に乗せられた間抜けな裸体を苦悶から解放させようと努力を繰り返している。
だが、そんな努力で外れる程手足を縛める枷はやわな作りなどしていない。生身の人間が暴れたくらいではビクともしない頑強さを有している板枷からの脱出をひたすらに求め続けても、その行動はどう足掻いても逃れられない事実を思い知らせる鎖の音を奏でるだけに終わってしまう。
どんなに頑張っても、状況は変えられない。敵の支配下に堕とされ無慈悲に弄ばれている立場を覆せはしない。忍耐の限界が迫る中で改めて絶望を把握させられた哀れな男は、涙に潤んだ目を黒革の内側で見開きギャグボールに歯を立てて一層悲痛に鳴き喚きつつ、正確な回数すらも忘れた絶頂へと、何度経験しても思考が焼き切れそうなくらいの地獄を味わわされる射精を伴わぬ絶頂へと押し上げられてしまった。
「んもぉぉぉーっ!! あぉ、おごっ、むもぉぉぉっ!!」
直接の刺激を一切加えられぬまま吐き出す精液を失う程に快楽を極めさせられた男根が、先端を間抜けに開閉させつつ虚しく脈動する。無防備にさらけ出された自身を狙い撃つ形で設置された極太のピストンバイブに奥深くまでを蹂躙されている尻穴が、醜悪なイボを無数に生やしたバイブを絶頂に合わせて無意識に締め上げつつ達している最中の己を更なる快楽へと追いやり、苛烈な腸壁への擦り上げをこれ以上無い至福と捉えながら早くも次の絶頂を手繰り寄せ始めていく。
思わず頭部を仰け反らせて汗に塗れた全身を痙攣させてしまう程甘く追い詰められているというのに、無感情なバイブは尻穴をほじくる前後運動を淡々と継続するのみでわずかな休憩すら許してくれない。呼吸を整える暇さえ認められず、不完全な絶頂を幾度と無く強いられている男根はじくじくとした痛みを覚えているのに、男の身体は持ち主の意思を無視して苦しみを霞ませる濃い悦びを膨らませてしまっている。
「おぅえや! やえへっ、おぅやえへぇ!! いぅの、ひゃら……ひやっ、いぁぁぁぁーっ!!」
これまでの自分が淫らに粉砕させられていく感覚に心の底から怯えながら、男はギャグボールに塞がれた口で憎んでいたはずの自分を凌辱している男に向かって不明瞭な哀願をなりふり構わずに放つ。じわじわとせり上がっていく次の絶頂に戦慄を掻き立てられながら、理性の消失を恐れる男は自分を淫獄に放置して行った男に対して誇りを捨てた懇願を喉が破れんばかりに叫ぶ。
しかし、やはり返事は無い。慈悲が到来する気配も無い。終わり無き絶頂に取り残された哀れな男は、快楽に翻弄される自分の鳴き声に隠れてこっそりと地下室に舞い戻っていた男が目隠しの向こうで完全な崩壊までの過程を残忍な笑みを浮かべて見守っていることなど知る由も無いまま、何もかもが砕け散るまで尻穴のみでイき狂わされ、すでに精液を搾り取られきった男根を滑稽にビクつかせる高みへと導かれ続けるしか無いのだ。
「あぁ、んむ、もぁぁぁぁぁっ!! いぅ、ひうぅ!! ひゃら、あぅえへ……ひや、えや……んやぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」
地下室中に反響するくぐもった悲鳴を堪能し、さっきよりも激しく愉快に裸体をよじらせる男を干渉しながら、非道な男は無言を貫く口から漏れる吐息を無自覚に荒げつつ、バイブにこじ開けられた尻穴が上下左右に跳ねる様を細めた目で幸せそうに追いかけていた。
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どんなに頑張っても、状況は変えられない。敵の支配下に堕とされ無慈悲に弄ばれている立場を覆せはしない。忍耐の限界が迫る中で改めて絶望を把握させられた哀れな男は、涙に潤んだ目を黒革の内側で見開きギャグボールに歯を立てて一層悲痛に鳴き喚きつつ、正確な回数すらも忘れた絶頂へと、何度経験しても思考が焼き切れそうなくらいの地獄を味わわされる射精を伴わぬ絶頂へと押し上げられてしまった。
「んもぉぉぉーっ!! あぉ、おごっ、むもぉぉぉっ!!」
直接の刺激を一切加えられぬまま吐き出す精液を失う程に快楽を極めさせられた男根が、先端を間抜けに開閉させつつ虚しく脈動する。無防備にさらけ出された自身を狙い撃つ形で設置された極太のピストンバイブに奥深くまでを蹂躙されている尻穴が、醜悪なイボを無数に生やしたバイブを絶頂に合わせて無意識に締め上げつつ達している最中の己を更なる快楽へと追いやり、苛烈な腸壁への擦り上げをこれ以上無い至福と捉えながら早くも次の絶頂を手繰り寄せ始めていく。
思わず頭部を仰け反らせて汗に塗れた全身を痙攣させてしまう程甘く追い詰められているというのに、無感情なバイブは尻穴をほじくる前後運動を淡々と継続するのみでわずかな休憩すら許してくれない。呼吸を整える暇さえ認められず、不完全な絶頂を幾度と無く強いられている男根はじくじくとした痛みを覚えているのに、男の身体は持ち主の意思を無視して苦しみを霞ませる濃い悦びを膨らませてしまっている。
「おぅえや! やえへっ、おぅやえへぇ!! いぅの、ひゃら……ひやっ、いぁぁぁぁーっ!!」
これまでの自分が淫らに粉砕させられていく感覚に心の底から怯えながら、男はギャグボールに塞がれた口で憎んでいたはずの自分を凌辱している男に向かって不明瞭な哀願をなりふり構わずに放つ。じわじわとせり上がっていく次の絶頂に戦慄を掻き立てられながら、理性の消失を恐れる男は自分を淫獄に放置して行った男に対して誇りを捨てた懇願を喉が破れんばかりに叫ぶ。
しかし、やはり返事は無い。慈悲が到来する気配も無い。終わり無き絶頂に取り残された哀れな男は、快楽に翻弄される自分の鳴き声に隠れてこっそりと地下室に舞い戻っていた男が目隠しの向こうで完全な崩壊までの過程を残忍な笑みを浮かべて見守っていることなど知る由も無いまま、何もかもが砕け散るまで尻穴のみでイき狂わされ、すでに精液を搾り取られきった男根を滑稽にビクつかせる高みへと導かれ続けるしか無いのだ。
「あぁ、んむ、もぁぁぁぁぁっ!! いぅ、ひうぅ!! ひゃら、あぅえへ……ひや、えや……んやぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」
地下室中に反響するくぐもった悲鳴を堪能し、さっきよりも激しく愉快に裸体をよじらせる男を干渉しながら、非道な男は無言を貫く口から漏れる吐息を無自覚に荒げつつ、バイブにこじ開けられた尻穴が上下左右に跳ねる様を細めた目で幸せそうに追いかけていた。
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