FC2ブログ

大好きなご主人様に淫らなおねだり

2014.02.16.Sun.08:00
日本庭園が見える、広い屋敷にある畳敷きの和室。夜を迎え、穏やかな月明かりが照らすその中で。

「あっ…あぁぁっ。ごひゅじん、さまぁ…」

手首を縄で縛られた青年は主人に愛され、裸体をヒクヒクと震えさせていた。
布団の上で膝と肘を突いて四つん這いに近い体勢を取っている青年の後ろから、主人は逃れられないよう優しく覆い被さり、手を縛られて抵抗出来ない青年の胸を気の向くままに弄っている。

「あっ、あんっ!」
「ふふ…乳首、気持ち良いかい?」

赤くふくらんだ突起を左右同時に摘ままれて出た声にでクスリと笑われ、青年はカッと顔を熱くした。
否定したくても、硬く尖ってしまった乳首は主人の指に挟まれるだけで快感を覚えて、身体をビクつかせる。そんな状態で否定しても、より恥ずかしく指摘されるだけだろう。
だから、青年は代わりの言葉を紡いだ。痺れた唇を動かして、淫乱なおねだりを。

「もぉ…乳首だけじゃ嫌ですぅっ。他のところも、さわっへくらさいぃ」

口から濡れた吐息と唾液を零しながら、青年は後ろの主人を見て言った。
今日の主人は一際意地悪で、寝室に連れ込まれてからずっと乳首しか責められてはいない。

調教された身体は乳首だけでも堪らない悦楽を得られるようになっていて、二、三度乳首のみでの絶頂を迎え、青年は射精を伴わない絶頂に喘がされた。
だが、突かれただけで身悶える程に乳首を高められても、今の青年には足りない。
主人の男根の熱さを、太さを、逞しさを知った肉体は、それに愛される事を求めて青年の尻穴と心を疼きに疼かせていた。

「おれぇぇ…おひんひんも、おひりもうずうずして、おかしくなりそうなんですぅ。だから、だから…っ!」
「全く、淫乱な子だ」

本来ならおとしめる意味の言葉だが、愛しさと幸せを込めた表情の主人に言われると、青年の心は悦びでいっぱいになる。
更に待ち切れなくなって全身をきゅんきゅんさせる青年の頭を撫で、主人は青年の手首を拘束している縄をほどいてやった。

「どこを、どうして欲しい? はっきり言ってくれたら、それをしてあげるよ」

尋ねられ、青年はその質問が淫らな言葉を言わせようとする誘導だとも気付かずに行動を始め。
主人が望んだ以上の、可愛らしい痴態を晒した。

「おれの、この穴にぃっ…ごひゅじんさまのおチンチン、奥まで入れて、掻き回してくださいっ!」

仰向けになって自ら膝を抱え、疼いて絶え間無くヒクついている尻穴を見せ付けてのおねだり。
世界で一番愛している存在にそれだけ求められて、冷静でいられる者などいるはずも無い。

「嬉しいよ…」

あくまで落ち着いている風を装っていた主人だったが、その声は興奮で掠れ。
少し焦った様子で硬く勃起した性器を取り出し、青年の濡れそぼった尻穴に押し当てた。

そして。

「んあぁぁぁぁーんっ! 入って、っ」
「すごい…きゅうきゅうだよ、君の中」

一つに繋がった二人は、この上無い幸福感に包まれてどちらからともなく口付けを始める。
体内を抉られながらのキスは青年にとって、上でも下でも大好きな主人を感じる至福の瞬間だ。

「んむ、好きです。ごひゅじんさま、だいひゅきぃぃ」

喘ぎつつ一生懸命に愛を叫ぶ青年の姿に、主人は目を細めて応える。

「あぁ、私も大好きだよ。顔も、声も、エッチなところも…」
「んあぁっ、うれひぃぃ!」

屋敷中に響きそうな声で甘く鳴く青年を、主人はより甘く鳴かせようと腰を振るった。
卑猥な水音はゆったりと深くなる夜に溶けていき、月明かりは幸せな二人の行為を、そっと見守っていたのだった。





↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析






























関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示