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少年は残忍なバレンタインを堪能させられる

2022.02.14.Mon.21:00
輪状の金属を用いた拘束具によって開きっぱなしにさせられた口に、溶けたチョコレートがぽたりぽたりと垂れ落ちる。みっともなく勃起させられたまま萎えることさえ認められない男根を、それだけの為に作製されたゴム製の器具を先端に備えた装置が液体状のチョコレートを丹念に塗り付け亀頭から根本までを隙間無くコーティングしていく。
その甘い雫と異常な飾り付けから逃れたくても、少年は逃れられない。まるで後ろに向かってでんぐり返しをしている最中のような体勢で裸体を壁の中へと埋め込まれ頭部と恥部の周辺のみが外気に触れている状況へと追い込まれた少年は、閉じられぬ口と男根に襲い掛かる溶けたチョコの熱さを掻き消す程に苛烈な欲情に苛まれながら、次の苦悶への怯えを募らせることしか出来ない。
今日はバレンタインだから、特別な餌を与えつつ悶え狂わせてやる。嬉々として非道を口にした悪の思惑から抜け出せない姿へと変えられた惨めな少年はもはや、男根へのチョコを塗り終えたことを認識すると同時に駆動する尻肉と頭部の距離を無理矢理に縮めさせては元に戻す壁の機構と、自身と繋がっている壁が動いている間だけ駆動するよう設定された尻穴の器具が力を合わせて生み出す責めによってヒーローとして以前に人間としての誇りを打ちのめされる程の淫猥な苦しみを為す術無く味わわされるしか無いのだ。

「んっ、んぐっ、んぶっ、みゅぅぅんっ!!」

悪達の手で毎日好き勝手に弄ばれたせいで異物の拒み方を忘れさせられ、代わりに腸内を嬲る刺激で悦楽を抱く方法を覚えさせられた尻穴を狙って荒々しい前後運動を繰り返す極太のアナルバイブが、否定出来ぬくらいに気持ち良く辛い。そんな肛虐をもたらしている張型を遠ざける為には、張型の前後よりも遅い速度で壁と共に上下させられる自らの男根に塗りたくられたチョコレートを一滴も残さず舐め取り、装置の停止条件を引き寄せなければならない。
だが、屈辱を受け入れて己の男根を舐めしゃぶる行動さえも、少年は思うようには取れない。強力な媚薬を混ぜたチョコに包み込まれた男根は軽く舌が触れるだけでも堪らない快楽を感じてしまう上に、同じチョコを男根を経由して強制的に摂取させられた口内の肉の感度を男根同様無慈悲なまでに高められている以上、少年ヒーローは無我夢中で自身の男根にむしゃぶりつき張型による雌の至福を手早く切り上げさせることも叶わない。
ヒーローの力を行使不可能な立場へと置かれ、幼き裸体を壁に埋め込む形で自由を取り上げられた惨めな少年はもう、全自動でよがり狂いながら満足に動かせぬ舌をチョコと尻穴から垂れ落ちた腸液に塗れた男根に這わせる滑稽極まりない悶絶の様子を、自分を拉致し愉快な見世物に貶めた悪の組織の構成員達に晒し続けるだけの存在なのだ。

「ヒーロー君、チョコは美味しいかい? 嫌ってくらいに食べさせてもらえて、どうしようも無いくらいに幸せかい?」
「んぼっ、もあぁぁぁっ! うー、うぐっ、んみゅぅっ、ぶぎゅぅぅ!!」
「うんうん、嬉しくて仕方無いんだな。そりゃそうだよねぇ、気持ち良くイきまくらせてもらってる上に、チョコと一緒に自分の精液と腸液まで食べさせてもらってるんだから嬉しくない訳が無いよねぇ」
「そんな食いしん坊でイきたがりのヒーロー君の為に、特製のチョコはまだまだ準備してあるよ。今日は一日中その拷問でイきっぱなしにさせてあげるから……思う存分、バレンタインを堪能しなさい」
「むぎゅ、ふぶあぁ! んむぉぉぉぉーっ!!」

男根に付着したチョコが無くなるまで続く、上下の口を自分自身の男根と凶悪な張型に蹂躙されるイき地獄。そして、男根のチョコが全て消えた事実を機構達が把握して開始する尻穴へのほんのわずかな安らぎと、再度男根に媚薬チョコを塗りたくられる狂った快感と、過敏になった無防備な口内に男根から滴る媚薬チョコが発生させる望まぬ悦楽。
休息として設けられているはずの時間さえも甘い苦痛となる非道な淫獄に心と身体を悪の意に沿って痛め付けられる少年ヒーローは、失神さえも認められずに男根を舐め回しつつ絶頂を繰り返す光景を憎き悪達に指を差して嘲笑われながら、悪の手に堕ちてから初めてのバレンタインを、これでもまだ普段の凌辱よりは有情である冷酷なバレンタインを、久しぶりの甘味と共に自分が放出した精液を飲み干しつつ堪能させられていくのだった。






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