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盗まれた男は忍耐も叶わぬ快楽に堕とされる

2021.12.28.Tue.21:00
ベッドの頭側に存在する金属製の柵から伸びた鎖の先にある黒革製の枷を両手首に嵌められた男の腕は、斜め上に向かって伸ばしきった状態から抜け出せないよう拘束を加えられてしまった。反対側に存在する柵から伸びた鎖と繋がっている手の物と同じ枷を左右の足首に装着された男の足は、斜め下へと伸ばされ曲げることさえも出来ないよう動きを封じられてしまった。
衣服を剥ぎ取られた裸体をベッドの上で仰向けに転がされ、両手両足をX字を作る形に引き延ばされた男がどんなに身をよじらせようとも頑丈な枷と鎖は外れない。逞しく鍛え上げられた筋肉質な肉体に命令を飛ばしてじたばたとなりふり構わずにもがいても、柵と柵に鎖を結び付けている南京錠はビクともしない。
そんな絶望の事実を手足に伝わる感触で思い知らされながらも、男は意識を取り戻した瞬間から裸体をめちゃくちゃに暴れさせての試行錯誤を繰り返していた。それは、視界を閉ざす黒革の目隠しの下で屈辱に眉根を寄せ、穴の開いた黒いギャグボール越しに焦燥を露わにした唸りを放ち、無防備に露出させられた太く長い男根をぶるぶるとみっともなく跳ね回らせての足掻き。決して望む結果には辿り着けない、無意味その物の格闘だ。

「うぅっ! んぐ、むぶぅ! んうぅぅぅっ!!」

手足を縛める拘束達を虚しくがちゃがちゃと鳴らしながら、男が裸体をくねくねと悶えさせる。見ることとしゃべることを禁じられた頭部を振り乱しながら、男はその雄々しさとは裏腹に手も足も出せなくされた惨めな裸体をベッドの上で情けなく踊り狂わせる。
そのただただ体力を消耗するだけの無駄な時間がどれだけ続いたのだろう。噴き出した汗で男の肉体が濡れそぼり、口を塞ぐギャグボールから溢れる吐息が疲労に染まりきった頃、不意に男が一人きりで放置されていた部屋に扉の開く音と、愉悦を隠しもしない声が聞こえた。
それも一人分ではなく、十数人分の声だ。

「刑事さん、お早う。ようやくお目覚めだね」
「捕まえようとしてた僕達に逆に捕まった気分はどう? 盗まれた物を取り返すどころか、自分が盗まれちゃった気分は?」
「ほら、いつもみたいに強気に答えてみてよ。何時までもお前ら怪盗団の好きにはさせないって言ってたこの間みたいに、どんな惨めな気分かを答えてみてよ。しゃべれないお口でふがふが答えてみなよ、お馬鹿な刑事さん?」
「うむっ……むがっ、うむぁぁぁっ!!」

自分よりも一回り以上年下の少年達が、刑事と犯罪者の立場で幾度と無く対峙した相手である怪盗団の少年達が、ありとあらゆる自由を取り上げられた刑事がいるベッドを取り囲みながら口々に嘲りを浴びせていく。
その嘲りに対して、刑事は何も言い返せない。ギャグボールを噛まされている為に意味のある言葉を作れない刑事の口は、隠しきれぬ戦慄と恐怖を滲ませた拒絶の叫びを上げることしか出来ない。
そうして愉快に悲鳴を上げ、汗塗れの裸体を一層激しくよじらせ始めた刑事を囲んで見下ろす少年達は、雄々しき身体を無防備に晒すその無様極まりない姿に改めて刑事を手中に収めた優越感を湧き上がらせると、狭い範囲で一生懸命に暴れる刑事へと思い思いに手を伸ばし抗えぬ裸体を意のままに弄び始めた。

「ふぐっ!? むぁ、うむぅぅっ!?」
「ふふっ、びっくりした? そりゃ当然だよね、刑事さん。いきなりチ○コ触られたら、気持ち良く苛められ始めたら……びっくりしない訳が無いよねぇ」
「刑事さんの胸、筋肉で張ってて触り心地最高だよ。でも……一番触り心地が良いのはやっぱり、この硬くなり始めてる乳首かな?」
「身体中撫で回されて気持ち良いね、刑事さん。目隠しをされてるから、何をされるか分かんなくてもっと気持ち良いね、刑事さん。だけど、ちゃんと我慢しないと駄目だよ? じゃないとあっという間にイきっぱなしになっちゃって……刑事さんも僕達のコレクションの仲間入りしちゃうからね?」
「そうなりたくなかったらしっかり気持ち良いのに耐えるんだよ? まぁ、耐えさせてあげるつもりなんて無いけどね」
「ふうぅ!? うぁっ、むあぁ!! んぶぅぅ! んぅぅーっ!!」

何処にも逃れられぬ裸体全体を巧みに指先で撫で回し、男根を始めとした淫らな弱点を他より苛烈に責め立て出した少年怪盗団に為す術無く翻弄されながら、刑事は対峙する内に自分への劣情を滾らせ淫猥な奴隷へと陥落させる為に自分を攫った年下の少年達の思い通りに堪えることすらもままならぬ快楽を延々と注ぎ込まれ、意に染まぬ絶頂へと、刑事としての矜持や年上としての誇りのみならず人間としての理性さえも甘く溶かしていく休み無い射精へと、ベッドに上がり鑑賞の輪を狭めた少年達の前で上り詰めさせられていくのだった。






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