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壁を彩るコレクション達は悶絶の様を無慈悲に愉しまれる

2021.12.20.Mon.21:00
使用人達にはもちろんのこと妻子にすらもその存在を伝えていない自室の隠し階段を下りながら、男が新たに手に入れたコレクションを細めた目で眺め鼻を近付けて匂いを愉しんでいる。
長い階段を下りきった先にある扉を指紋認証とカードキーによる認証を用いて開いた男は、先に手に入れたコレクション達が飾られている壁を満足げに見上げつつ、左手に握った箱から露出している亀頭に向かって優しい声音で残忍な宣告を行った。

「捜査員さん、ここが今日から君が過ごす私のコレクション部屋だよ。君と同じように私に捕まった捜査員や、私を探ろうとしたスパイ達と一緒にこの壁に惨めな亀頭を飾って、これから毎日たっぷりと苛めて弄んであげるからね」

肉体のほぼ全てを本来の体積と質量を無視して片手に収まるサイズに圧縮し、亀頭のみを外気に晒した無様極まりない状態へと変化させる異常な技術が搭載された真っ白な小箱に閉じ込められた捜査員の男は、狂気的な愉悦に満ちた笑みと言葉を浴びせてくる悪の首領からどうやっても逃れられない。
亀頭に伝わる刺激以外の情報を遮断する無慈悲な箱に収納された哀れな捜査員は、悪の首領が自分に寄せる表情はおろか非道な宣言を認識することすらも叶わぬまま、常識では考えられぬ拘束を施された事実にただただ怯えと戦慄と募らせ丸出しの亀頭を惨めにピクピクともがかせることしか出来ない。
ありとあらゆる自由を絶望的なまでに削ぎ落とされた捜査員はもう、首領の思い通りに無防備な亀頭を壁へと飾られること以外、取れる行動などありはしない。先に捕らわれ、同じ亀頭のみを露出させた姿へと貶められた者達と同様に、箱の底面を接触させることで開いた壁の扉の向こうに出現したくぼみへと箱を差し込まれ、くぼみの奥に位置するボタンを押し込まれたことによって作動した機構によって差し込まれた箱を万が一にもくぼみから抜けないよう固定されるしか無い。
箱の縁を抑える複数の板によって壁に陳列された状況を自力では何が起ころうとも覆せないよう確定されてしまった捜査員はもはや、嬉しそうに頷きつつ自分から離れあらかじめ壁の前に用意していたソファーに腰掛けた悪の首領がソファー横のポケットから取り出したリモコンの操作に反応して開始した冷酷な責めに、為す術無く亀頭を嬲り倒されるしか無いのだ。

「さて、皆、今日は新しくやって来た捜査員さんの歓迎会だよ。今日はいつもよりもずっと強くて濃い媚薬をたっぷりと垂らして、嫌ってくらいに亀頭でイきまくらせてあげよう。媚薬が亀頭を撫でる刺激だけで何度も何度もイかせながら、私の気が済むまで絶対に休ませずにイき狂わせてあげながら、許可無しでは射精も出来ないし発狂することも不可能な私専用のコレクションになったことを全員に改めて思い知らせてあげるからね」

付着した部分に強烈な疼きと感情の上昇を誘発する媚薬が、壁の上部に開けられた無数の丸い穴達からじわりじわりと染み出し、見ただけでは分からないなだらかな傾斜を有する壁をゆっくりと滴っていく。
その事実を知る由も無い亀頭達は、もうすぐ訪れる淫猥な拷問に覚悟することも許されぬまま、自らを狭い範囲で上下左右に踊らせるしか無い。幾度と無く悶え狂わされた亀頭達も、新入りである捜査員の亀頭も、無意味でしか無い試行錯誤の様子を悪の首領に提供しながら、決して拒絶出来ぬ媚薬による苦悶を、粘度の高い媚薬で過敏になった全体を撫で回されながら射精無しの絶頂を強要される淫獄を、どうすることも出来ずに受け入れさせられるしか無い。
壁に飾られた何十もの亀頭達は、白々しくからかうような言葉を口にする首領の前で自身を壁を伝って辿り着いた媚薬に飲み込まれ、精液も悲鳴も飛ばせぬ不完全な絶頂地獄を戯れの一環として味わわされるしか無いのだ。

「ほらほら、早く逃げないと亀頭が媚薬塗れになっちゃうよ? 新入りの捜査員さんがそんなのを与えられたら、普通だったら頭がおかしくなっちゃうよ? 他のコレクションの子も、早く逃げないと大変なことになっちゃうよ? その箱に入ってなかったらショックで死んじゃうくらいに気持ち良くなっちゃうよ? ほらほら逃げなきゃ、頑張って頑張って」

無論、首領の所持物に貶められた亀頭達は何処にも逃れられない。媚薬に飲まれても、亀頭の持ち主達は崩壊にも至れない。
至福の情報を改めて噛み締める言葉を嬉々として紡ぎながら、悪の首領は最上部の亀頭に迫った媚薬の動向を見つめつつ聞こえてこないはずの悲痛で淫蕩な絶叫が聞こえてくる程に壁を彩る亀頭達が跳ね回る愉快な光景に思いを馳せ、歪んだ興奮と高揚と共に己の男根を衣服の下で勢いよく膨らませていた。







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