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調度品達は間抜けな笑顔のまま延々とイき狂わされる

2021.12.05.Sun.21:00
作業服を纏った男達が、雇い主から与えられていた指示に従って五つの調度品をホールの中心へと設置していく。
報酬に比べてやけに内容が簡単だなと疑問を抱きつつも、作業服の男達は楽で割の良い仕事にありつけた幸運を胸の内で喜びながら、調度品達を協力してそれ専用に用意された棒へと差し込んでいく。
そうして全ての調度品を設置し終え後片付けを済ませた男達は、雇い主の要求通りに調度品の魅力をより引き出す為にと準備された装置のスイッチを入れると、そのまま受付の人間に作業終了の報告を含めた挨拶を行いつつ何の迷いも無く立ち去ってしまった。
後に残されたのは、建物内のあらゆる箇所から観察出来る場所へと展示された調度品達。何の変哲も無い会社の皮を被った非道な組織の手に堕ち、敵だらけの施設の中で五人仲良く見世物へと貶められた少年達。肉体の自由を完全に奪った上で組織の構成員以外には自分達の姿を変わった調度品にしか認識出来なくさせる機械製の首輪を裸体に嵌められ、何も知らぬ作業員達の手で指一本すら思い通りには動かせなくされた身体に残酷な苦悶をもたらされ始めた無様な少年ヒーロー達が、仕事を済ませた男達が去った後のホールで惨めに、望まぬ愉悦で嬲り倒されていた。
首輪の効果ではしたなく緩まされた尻穴を下から奥深くまで貫く棒から発せられる特殊な電流によって生み出される腸壁への快楽から逃れたくても、少年達は逃れられない。
仲間達と共に背中を内側に向けたいびつな円を作る形でホールの中央に裸体を飾られ、首輪のせいで常に発情を強要されている膨らみきった幼い男根を見せ付けるように折り畳んだ状態で大きく開かされた足を閉じることも伸ばすことも叶わないよう動きを制限された哀れなヒーロー達は、尻穴を真下から貫き甘い至福を無理矢理に味わわせてくる棒を引き抜きたくても引き抜けない。
尻穴を襲う悦楽に悶絶しながら淫猥な拷問から抜け出したいと願って手に力を込めても、五人はやはり屈辱と恥辱に満ちた状況を変えられない。顔の真横まで持ち上げさせられその位置でピースサインを作らされた左右の手は、少年達が幾ら命令を飛ばしてもピンと伸ばした人差し指と中指を曲げることさえ出来はしない。
憎き悪に捕らわれ、両手両足の動きを首輪に跡形も無く封じられた少年達はもう、ほんの数日前までは想像すらもしていなかった雌の快楽に翻弄される様を為す術無く鑑賞されるしか無い。
自分達が生きた人間であることに気付いてもらえる可能性すらも冷酷な首輪に叩き潰された五人の少年ヒーローはもはや、力の源であるスーツと共に一切の所持品を奪われた裸体を痛々しく痙攣させることも認められず、快感を嬉しがるような間抜けな笑顔で固められた顔を歪ませることも許されぬまま、表に出すことさえ禁じられた哀願の絶叫を胸の内に虚しく響かせつつ、意に染まぬ絶頂へと、尻穴のみで迎える射精へと断続的に至る光景を、悪達の目と耳に提供させられるしか無いのだ。
イってもイっても終わらないイき地獄。すぐ近くで同じ苦しみに苛まれている仲間と励まし合うことさえも出来ない甘く辛い淫獄。そんな快楽に屈して絶頂に次ぐ絶頂へと達する五人を堪能する悪達は、これから毎日発狂はおろか精液の枯渇にも辿り着けないまま自分達が帰った後も延々とイかされ続ける少年達に対して憐れみとは真逆の高揚を募らせつつ、今の五人とヒーローとして悪事の邪魔を行った際の五人を脳内で比較して黒い充足を湧き上がらせ、笑みの醜悪さを際限無く深め続けていた。






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