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先輩ペットは怒りを込めて後輩を引き回す

2021.11.12.Fri.21:00
ご主人様から頂いたふわふわな白い犬のグローブとブーツを纏った手足で、俺は地下室の中をぐるぐると回り続けている。頭部に装着された白い犬の耳飾りと、ご主人様に開発して頂いた尻穴を埋め尽くす張型から垂れ下がった白い犬の尻尾飾りが揺れるのを感じながら、俺は二の腕までと太ももまでを柔らかな毛に覆われた手足を休み無く動かし地下室中央に位置する柱の周りを右回りに移動し続けている。
全ては、ご主人様の為。ご主人様のペットという素敵な立場から勝手に逃げ出そうとした後輩のペットを罰し、ご主人様の思い通りに反省を促す為。大好きなご主人様の役に立てる。そんな悦びを抱きながら、俺は脱走を企てた後輩ペットに自分の立場を思い知らせる目的で犬の鳴き声を上げつつ、地下室を去ったご主人様の命令に従って俺の首を包むふわふわな白い首輪から伸びた鎖を引き、厳重に拘束を与えられた後輩を無理矢理に歩かせていた。

「わんっ、わぉんっ、きゃぅぅんっ!」
「んもっ、むぐぅぅんっ! ふっ、んぶぅぅぅぅっ!!」

黒革で作られた拘束具の中に窮屈に折り畳まされた状態で閉じ込められ、肘と膝で身体を支える四つん這いを強要された手足で休み無く歩かされるのは、さぞかし辛いだろう。黒革製の耳飾りと目隠し、そして喉近くまでを貫く男根型の口枷が黒革のベルトで一体となっている拘束具を頭部に与えられた状況での歩行は、何も見えない恐怖だけで無く不完全な呼吸にも絶えず苛まれるさぞかし苦しい拷問だろう。何より、俺の尻に入れられている張型とは全く違う醜悪なイボを無数に生やしたアナルバイブを挿入され抜け落ちないよう固定された上でご主人様の手で淫らに躾けられた尻の中を荒々しくほじくり回される責めは、小さな球を連ねたような細い棒で男根の内側を奥まで貫き精液の通り道を塞いだ上で男根全体を取り囲み締め上げている貞操帯の威力も相まって地獄のような生殺しの苦悶を後輩ペットに味わわせていることだろう。
だけど、俺は後輩を許さない。射精したくても出来ない苦痛と息苦しさに嬲られている後輩を、俺は自分の首輪に接続された鎖を引くことでわずかな休憩もさせずに前進させていく。脱走を試みてご主人様の手を煩わせ、あまつさえ捕らわれる直前に危害まで加えようとした後輩の黒革の首輪に鎖を通じて怒りを込めた力を注ぐ俺は、反省の意思を欠片も見せずに伸ばせない手足を踏ん張らせて歩行を嫌がる後輩を、先輩ペットとしての使命を募らせつつ鳴きながら、二度とご主人様に逆らったりしないようお仕置きの思いを乗せて連行していく。
後輩が許しを求めてくぐもった声で鳴き喚いても関係無い。イきたくてもイけない事実に理性を削られた後輩が頭部をめちゃくちゃに振り乱しながら本来ならばもう数え切れないくらいの射精を迎えている男根を貞操帯ごと前後左右に跳ね回らせつつ無我夢中でおねだりを繰り返しても、俺はそんなことをしている余裕があるなら反省の方に意識を向けろと咎める代わりに首輪を引き、お前はペットなんだと自覚を促す為に犬の鳴き声を後輩に浴びせる。
幾ら疲弊しても、憔悴しても、俺は後輩に慈悲をもたらさない。後輩へのお仕置きを俺に任せてくれたご主人様が指示した通りに、俺は自分が納得し満足するまで、ご主人様に刃向かった後輩を歩行と生殺しの快感で追い詰めていく。
後輩はもう、俺の気が済むまで為す術無く悶絶し狂い続ける存在でしか無い。ご主人様が地下室に戻り俺にそろそろ解放してあげなさいと新たな命令を下さない限り、大罪を犯した後輩は俺の意図に従って跡形も無く人格を壊され俺と同じご主人様に絶対的な服従を捧げる完全なペットへと堕ちるしか無いのだ。

「わん、わんわんっ! くぅんっ……きゃぅぅぅんっ!!」
「んぐぅぅぅーっ!! ふっ……ぶぎゅぅぅぅっ!! んぉっ、ふうぅ! ぐむぅぅぅぅぅぅっ!!」

俺にお仕置きされ始めた時とは比べ物にならない程の悲痛な絶叫を上げて無意味に身悶える後輩を目と耳と、鎖の震えで感じながら、俺はご主人様の元から逃げ出そうとしていた後輩が順調に崩壊しつつある事実に思わず笑みを漏らし、湧き上がった興奮から尻穴の張型を締め上げ男根の硬度を高めると緩み掛けた気を引き締めて首輪を一層強く引っ張り、拒絶の踏ん張りさえも紡げなくなった後輩を一歩、また一歩と、無様に歩かせていくのだった。






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