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淫らな二匹は夢中で男根にむしゃぶりつく

2021.11.02.Tue.21:00
己の不甲斐無さが原因で抱えてしまった借金を一刻でも早く返す為、そして最愛の妻が残した忘れ形見である息子に手を出さないという約束を守ってもらう為に、男は毎晩恥を捨て自分を隷属させる主の男に従順な肉奴隷としての奉仕を繰り返した。
父が原因があるとはいえ父に落ち度があるとは到底言えない借金から一秒でも早く父を解放する為、そして非道な男が強要している辱めの日々から父を解放する為に、息子である少年は憎い男と父が交わした自分に対する約束も知らぬまま主として君臨した男に服従を誓い父がいない場所で抗えぬ肉体を執拗に弄ばれ続けた。
そう、最初は父も息子も他に選択肢が無い故に男の命令に従っていたのだ。住む場所さえも失いかけていた自分達を自身の邸宅に招き、借金の肩代わりと衣食住の提供を行う代わりにそれぞれに肉体での奉仕を要求した男に、手段を選ぶ余裕も無かった親子は致し方なく屈服の道を選んだのだ。
しかし、今はもう違う。屈辱に震えながら恥辱を耐えていた親子はもはや何処にもいない。
どんな指示でも出せるというのに痛みや苦しみとは無縁の甘ったるい快楽のみを与えることしかせず、意地悪であることは確かであるが常に優しく裸体を責め立てる主によって次第に心と肉体をほだされ、全てを委ねて甘い至福に溺れる悦びの味を覚えさせられてしまった親子は、いつの間にか自らの意思で快楽を追い求めるようになり自分達を支配する男を本当の主として認めるようになっていた。
その証拠に、始めに言い渡された奉仕の期間が過ぎても、親子は主の邸宅を離れることはせずに他ならぬ自分達の意思で飼育される立場を受け入れている。守ろうとしていた息子が自分と同じように主の虜にされてしまったと知っても、逆に父が自分に辱めが及ばないように奉仕を頑張っていたと聞かされても、親子は主への怒りは欠片も募らせずに二人仲良く主のペットに堕ちたことを嬉しがっている。
とめどなく湧き上がる主への愛しさと、親子二人で愛しい主に奉仕出来ることへの愉悦に思考を絶えずときめかせている父と息子は、今日も溢れ出る嬉しさと欲望のままに奥底まで躾けられた身体を動かし最愛の主に、熱烈で淫ら極まりない奉仕を一生懸命に捧げていた。

「あむっ、んにゃ、むぁっ……んちゅ、んぷぁっ、にゃぅぅんっ」
「はむ、むちゅ、にゃふぅぅんっ……んふ、にゃぅ、うにゃぁんっ」

主の手で頭部に装着された純白と薄桃色をした猫の耳飾りを揺らし、耳と同じ色をしている猫の足を模したふわふわのグローブとブーツに覆われている手足で迷い無く四つん這いとなり、尻穴に挿入されている球が連なった器具から生えている可愛らしい尻尾と興奮しきって限界まで膨れ上がった男根をみっともなく左右に振りつつ、ベッドの腰掛けた主の股間に顔を寄せて大好きな男根を左右から夢中で舐め回している親子の姿は、これ以上無く無様だ。
言い付けを守って猫の鳴き声を交えながら舌を動かし、時折親子同士で舌が触れ合う度に欲情と発情を更に加速させていきつつ男根を刺激する勢いを高めていく二匹の様子は、人間を忘れ人権を自ら手放した淫乱猫達に相応しい惨めで妖艶な光景だ。
そんな最高の痴態を独占している主は、計画通りに自分だけのペットへと陥落した親子を嘘偽りの無い慈愛と狂気を孕んだ笑みで愛でながら、自分達を幾度と無く雌に貶めた男根に釘付けとなっている猫達に声音は穏やかだが有無を言わせぬ口調で命令を下した。

「そろそろイくよ、○○、□□。エッチなにゃんこ達が大好きなご主人様のおチ○ポが欲しいなら……分かってるね?」
「にゃぅ、んにゃっ」
「みゃうぅ、んみゅぅぅ」

言い終わるか終わらないかのタイミングで二匹同時に亀頭へと吸い付き放出された精液を一滴も残さず飲み干す構えを取った猫の親子を悠然と見下ろしながら、主の男は早く早くとねだるように半分ずつ加えた亀頭をちゅうちゅうと吸う二匹の願い通りに、隣にいるもう一匹と頬を密着させた状態で亀頭にむしゃぶりつき潤んだ瞳で自分を見上げてくる親子の求めるがままに男根を一際激しく跳ねさせ、準備万端の二匹の口に濃く量の多い精液をたっぷりと流し込んでいくのだった。






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