非道な男はリモコンを絶望の方向へと操作する
2021.10.31.Sun.21:00
背にした壁から突き出した太く短い金属製の棒の先にある内側に薄桃色のクッションがあてがわれた頑丈な金属製の枷を裸体のあらゆる箇所に嵌められた少年は、両手両足をX字に引き延ばさせられた体勢から抜け出せず、拘束から抜け出そうと無意味に胴体をよじらせる動きさえ取れない惨めなその物な姿へと、宙に浮いた状態で固められてしまった。
未発達で華奢な肉体に幾ら力を込めようとも、厳重に全身を縛める金属達はビクともしない。恥部を丸出しにさせられていることへの屈辱と、自分を捕らえ必死にもがく様子を醜悪な笑みを携えて堪能している敵組織の幹部である男への怒りを露わにした叫びを放ちながらじたばたと諦め悪く身悶えても、少年はやはり敵の手に堕ちた事実を否定出来ない。
何処にも逃れられず、床に下りることも許されない少年。無防備にさらけ出された男根を振り乱すことすらもままならない裸体を情けなく宙でくねらせながら、無様さを一層掻き立てるだけの怒声を発する愉快な少年。そんな少年を作り出し、一生懸命に敵意を剥き出しにして喚き散らす光景を裸体が見せる滑稽なダンスと共に味わった幹部の男は、無駄でしかない足掻きの勢いが弱まり少年がぐったりと脱力しつつ乱れた呼吸を整え出した瞬間を見計らって、壁際に飾った小生意気な正義に己の愚かさを思い知らせる為の拷問を叩き込み始めた。
その拷問の効果は、面白いくらいに覿面だった。
「ひゃひっ、ひぎぎぎぃっ!! ほひっ、ひゃめっ、もぉ、ひゃめれぇぇぇぇっ!!」
圧倒的に不利な立場を悟りつつも強気な態度を崩さず、悪を憎む言葉を鋭く紡いでいた少年の口はもう、笑い混じりの哀願しか紡げない。
身体中を縛める拘束と繋がっている背後の壁に存在する複数の扉から現われた人間の手に似た形状を有する白い機械達に抗えぬ裸体を容赦無くくすぐり回された気高きヒーローの少年は、正義の面影を欠片も感じさせぬ苦しげな笑みを浮かべながら酸欠の状況へと追い込まれた口で笑いを交えた許しを請いつつ、どう頑張っても逃れられはしないというのに脇の下や足の裏を始めとした皮膚の薄い場所を小刻みに偽物の指を駆動させる作り物の手から逃がそうと虚しく暴れさせている。
「だっ、だじゅげで! ふひっ、はひひひひぃぃっ!! くりゅじっ、もぉやら! あひっ、おほほぉっ! あやまりゅがら、もぉやめでっ! ゆるじでくりゃじゃいぃぃぃぃっ!!」
試行錯誤を繰り返しても、この地獄からは抜け出せない。意に染まぬ笑声を引き出され続ける残酷な拷問に屈してみっともなく蕩けきった裸体とは裏腹に、まだまだ理性を保っている少年ヒーローがプライドを捨てた声音で慈悲を願う。このままでは壊される。憔悴した思考に恐怖を湧き上がらせながら、少年は誇りの意地では無く救済の希求を選択し、喉が破れんばかりの悲痛な絶叫を自分を弄んでいる張本人である悪の幹部の男へと寄せる。
だが、敗北宣言と同義のその絶叫を聞き、涙と唾液と汗を撒き散らしながら助けを欲しがる少年ヒーローを目にした非道な悪は、長時間掛けてじっくりとくすぐり嬲り倒した少年が限界寸前であることに黒い充足と愉悦を募らせつつ、くすぐりの責めを注ぎ始めた時に使用した右ポケットのリモコンをまた何の躊躇いも無く、少年にとっては絶望の方向で操作してしまった。
「おにぇがっ、あひゃっ、ひひゃぁぁっ!! ほんろに、じぬぅぅ! はっ、ひひぃ! もぉ、や、おほぉぉぉっ!?」
幹部の右手がポケット内のリモコンを弄ったことに気付く余裕すらも失っていた少年は、突然にやって来た衝撃に目を剥きつつ苦悶の終了をねだる言葉の途中で甲高い悲鳴を上げた。
足の間で新しく開いた扉から現われた機械が、全身をくすぐっている手とは違う先端が太く逞しい男根を模した形状となっている黒色の器具が、解れきった尻穴を一息に下から貫いてきたという情報を理解することも叶わない少年は、尻穴を奥まで埋め尽くした器具が表面から濃度の薄い媚薬を少量ずつ滲み出させていることにも当然気付けず、腹部の左右に出現した扉から這い出た機械製の白い手達が、裸体をくすぐっている物と見た目は同じでもその指先から尻穴の器具と同様に媚薬を染み出させていることにも、追い打ちで登場した手達の標的が自身の乳首と幼い男根であることも把握出来ない。
「あ、か、ひゅ、ひほほっ……えぎっ、へひっ、あぉぉぉっ……!!」
ついさっきまでうるさいくらいに示していた助けてと許してを一切口にしなくなり、開きっぱなしの口から突き出した舌を震わせつつ言葉にならぬ悶絶の呻きを漏らしている少年を至福の表情で見つめる残忍な悪の男は、これから繰り広げられる本当の地獄に、全身へのくすぐりはそのままに尻穴への凌辱と乳首と男根に対する快楽責めを薄い媚薬がもたらす緩やかな発情と合わせて与えられる笑い悶えさせられながらのイき地獄に苦しみ抜く少年ヒーローの痴態に、抑えきれぬ興奮と期待を膨らませていくのだった。
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未発達で華奢な肉体に幾ら力を込めようとも、厳重に全身を縛める金属達はビクともしない。恥部を丸出しにさせられていることへの屈辱と、自分を捕らえ必死にもがく様子を醜悪な笑みを携えて堪能している敵組織の幹部である男への怒りを露わにした叫びを放ちながらじたばたと諦め悪く身悶えても、少年はやはり敵の手に堕ちた事実を否定出来ない。
何処にも逃れられず、床に下りることも許されない少年。無防備にさらけ出された男根を振り乱すことすらもままならない裸体を情けなく宙でくねらせながら、無様さを一層掻き立てるだけの怒声を発する愉快な少年。そんな少年を作り出し、一生懸命に敵意を剥き出しにして喚き散らす光景を裸体が見せる滑稽なダンスと共に味わった幹部の男は、無駄でしかない足掻きの勢いが弱まり少年がぐったりと脱力しつつ乱れた呼吸を整え出した瞬間を見計らって、壁際に飾った小生意気な正義に己の愚かさを思い知らせる為の拷問を叩き込み始めた。
その拷問の効果は、面白いくらいに覿面だった。
「ひゃひっ、ひぎぎぎぃっ!! ほひっ、ひゃめっ、もぉ、ひゃめれぇぇぇぇっ!!」
圧倒的に不利な立場を悟りつつも強気な態度を崩さず、悪を憎む言葉を鋭く紡いでいた少年の口はもう、笑い混じりの哀願しか紡げない。
身体中を縛める拘束と繋がっている背後の壁に存在する複数の扉から現われた人間の手に似た形状を有する白い機械達に抗えぬ裸体を容赦無くくすぐり回された気高きヒーローの少年は、正義の面影を欠片も感じさせぬ苦しげな笑みを浮かべながら酸欠の状況へと追い込まれた口で笑いを交えた許しを請いつつ、どう頑張っても逃れられはしないというのに脇の下や足の裏を始めとした皮膚の薄い場所を小刻みに偽物の指を駆動させる作り物の手から逃がそうと虚しく暴れさせている。
「だっ、だじゅげで! ふひっ、はひひひひぃぃっ!! くりゅじっ、もぉやら! あひっ、おほほぉっ! あやまりゅがら、もぉやめでっ! ゆるじでくりゃじゃいぃぃぃぃっ!!」
試行錯誤を繰り返しても、この地獄からは抜け出せない。意に染まぬ笑声を引き出され続ける残酷な拷問に屈してみっともなく蕩けきった裸体とは裏腹に、まだまだ理性を保っている少年ヒーローがプライドを捨てた声音で慈悲を願う。このままでは壊される。憔悴した思考に恐怖を湧き上がらせながら、少年は誇りの意地では無く救済の希求を選択し、喉が破れんばかりの悲痛な絶叫を自分を弄んでいる張本人である悪の幹部の男へと寄せる。
だが、敗北宣言と同義のその絶叫を聞き、涙と唾液と汗を撒き散らしながら助けを欲しがる少年ヒーローを目にした非道な悪は、長時間掛けてじっくりとくすぐり嬲り倒した少年が限界寸前であることに黒い充足と愉悦を募らせつつ、くすぐりの責めを注ぎ始めた時に使用した右ポケットのリモコンをまた何の躊躇いも無く、少年にとっては絶望の方向で操作してしまった。
「おにぇがっ、あひゃっ、ひひゃぁぁっ!! ほんろに、じぬぅぅ! はっ、ひひぃ! もぉ、や、おほぉぉぉっ!?」
幹部の右手がポケット内のリモコンを弄ったことに気付く余裕すらも失っていた少年は、突然にやって来た衝撃に目を剥きつつ苦悶の終了をねだる言葉の途中で甲高い悲鳴を上げた。
足の間で新しく開いた扉から現われた機械が、全身をくすぐっている手とは違う先端が太く逞しい男根を模した形状となっている黒色の器具が、解れきった尻穴を一息に下から貫いてきたという情報を理解することも叶わない少年は、尻穴を奥まで埋め尽くした器具が表面から濃度の薄い媚薬を少量ずつ滲み出させていることにも当然気付けず、腹部の左右に出現した扉から這い出た機械製の白い手達が、裸体をくすぐっている物と見た目は同じでもその指先から尻穴の器具と同様に媚薬を染み出させていることにも、追い打ちで登場した手達の標的が自身の乳首と幼い男根であることも把握出来ない。
「あ、か、ひゅ、ひほほっ……えぎっ、へひっ、あぉぉぉっ……!!」
ついさっきまでうるさいくらいに示していた助けてと許してを一切口にしなくなり、開きっぱなしの口から突き出した舌を震わせつつ言葉にならぬ悶絶の呻きを漏らしている少年を至福の表情で見つめる残忍な悪の男は、これから繰り広げられる本当の地獄に、全身へのくすぐりはそのままに尻穴への凌辱と乳首と男根に対する快楽責めを薄い媚薬がもたらす緩やかな発情と合わせて与えられる笑い悶えさせられながらのイき地獄に苦しみ抜く少年ヒーローの痴態に、抑えきれぬ興奮と期待を膨らませていくのだった。
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