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黒に包まれた男は淫らな穴を無慈悲に掻き毟られる

2021.10.28.Thu.21:00
左右の肘から手首までの部分を密着させた状態を背中側で取らされた男の腕は、そこから離れたくても離れられないよう何重にも巻き付けられた透明なラップによる圧迫とそのラップの上から執拗に施された黒色のガムテープがもたらす緩み無い締め付けによって動きを大きく制限されてしまった。
窮屈に折り畳まされ足首と太ももの裏側が隙間無く触れ合っている状況へと追い込まれた男の左右の足は、腕と同じようにラップとガムテープを用いた拘束を加えられたことによって伸ばすことを禁じられ、まともな移動すらも行えない惨めな格好へと変えられてしまった。
だが、男への縛めはこれで終わらなかった。男を捕らえた者達はすでに手も足も出せず丸出しの恥部を覆い隠すことすらも叶わない無様な姿を嘲笑いつつ、その無様さを更に引き上げる為の無慈悲な縛めを嬉々として施した。
もちろん、男は追い打ちの悪意に戦慄しつつ必死で身をよじらせ拘束の上乗せを拒もうとした。けれど、手足が使えぬ肉体で幾ら抗おうともその効果はたかが知れている。どんなに身悶えようとも、自由を奪われ数でも大きく負けている以上男はラップとテープに包まれた腕ごと上半身を覆い目と鼻の部分を除いた頭部を封じ込めていく新たなラップとガムテープから逃れられない。小さくまとめさせられた足をなりふり構わずに振り乱そうとも、男は己の尻穴に極太のアナルバイブをねじ込みそれを吐き出すことを禁じる形で、男根を除く股間周りにラップとテープを這わせていく動きから離れられない。
ほぼ全身を透明なラップと黒のガムテープに閉じ込められ、立ち上がることも出来なくされた哀れな男。反抗を示す瞳に誤魔化しきれぬ怯えを滲ませ、口を塞がれたせいで全ての呼吸を担わされた鼻を情けなくプスプスと鳴らしながら、丸出しにさせられた男根を尻穴を圧迫するバイブの刺激に負けてみっともなく膨らませ脈打たせている滑稽な男。
そんな男を作り出し、与えた拘束に不備が無いことを確認した男達は張り詰めた男根を揺らしつつ身悶えることしか出来ない男を嘲笑いながら尻穴に押し込んだバイブと繋がっている白いコードと延長コードを余ったガムテープで厳重に結合すると、愉悦に満ちた拷問開始の宣告と共に延長コードのプラグを地下室の壁に設置された特別製のコンセントへと差し込んだ。

「さぁ、スパイさん。頭がおかしくなるくらい気持ち良い拷問の始まりだぜ?」
「お前が今まで情報を盗むために使ってたケツ穴を降参するまで掻き回して、今度は逆に情報を引っ張り出してやるからな? 覚悟しろよ?」

数人の男達がスパイに残酷な宣言を放ち終えると同時に、プラグを握っていた男が躊躇い無くコンセントにそれを挿入する。その挿入後に施されていく、プラグが抜けることを遮るカバーに戦慄する余裕も無いままスパイと呼ばれた男は荒々しい首振りを始めたバイブが生み出す腸壁への殴り付けに望まぬ快楽を味わわされていき、男はあっという間に少しでも気を抜けば絶頂に達してしまう状態へと、自分を捕らえた男達が想定した通りの甘く辛い快楽拷問の状態へと為す術無く突き落とされてしまった。

「んぐっ、んむっ、ふぶっ、むぐぅぅんっ!!」

床に転がされた肉体を痙攣させながら足掻いても、全身を覆うラップとテープはぎちぎちと軋むのみだ。上下からきつく締め上げられ自らの舌を噛み切ることさえも不可能にされた口から淫猥な悲鳴を上げつつこみ上げる射精欲を堪えに堪えても、スパイの忍耐は自分を嬲り情報を吐かせようとしている男達の目と耳を悦ばせ、非道な別れの言葉の声音を愉しげに弾ませるだけだ。

「んじゃ、俺達は晩飯食ってくるから精々無駄に頑張ってな、スパイさん」
「どうせ無理だろうけど、俺達が帰ってくるまでに一回もイかずに耐えられてたら今日の拷問は終わりにしてやるよ。早く休ませて欲しかったら一回もイくんじゃないぞー?」
「むぎゅっ、ぶむぅぅ! んもっ、むうぅ! んみゅぅぅぅぅーっ!!」

スパイの男が発する絶叫を外側から施錠した地下室の扉越しに聞く男達は、数時間後に帰ってきた際に見られるであろう黒に包まれた肉体を自らの精液に塗れさせたスパイの様子を想像しながら、限界を越えた絶頂に疲弊したスパイをどう追い詰めるかについてという話題をこれから摂る夕食の話題を交えつつ笑い混じりに語り合っていた。






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