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懇願した男は延々と乳首を捏ね回される

2021.09.22.Wed.21:00
両手首と足首に巻き付けられた黒革の枷と柵の無いベッドの脚を遊び無く繋ぐ頑丈な鎖を甲高く鳴らしながら、男が口を閉ざす黒色の粘着テープ越しにくぐもった絶叫を発しつつX字に引き延ばされた仰向けの裸体をなりふり構わずにもがかせている。
逞しく鍛え上げられた肉体を惨めに暴れさせる自分の姿を醜悪な笑みを浮かべて見下ろす二人の男に対して責めを加えられ始めた直後に向けていた怒りとは全く違う哀願の意思を向けながら、男は無防備に露出させられた男根をみっともなく振り乱しつつ、絶え間無い苦悶に苛まれている乳首への慈悲をねだって胸を一生懸命に突き出している。
そんなことをしても、非道な男達は表情を彩る愉悦の感情を深めていくばかりだというのに。誇りを捨てざるを得ない程の苦痛に追い詰められた哀れな男は聞き流されるだけと知りつつも左右の乳首を嬲る強烈な痒みからの解放を欲して、痛々しく充血し尖りきった状態でヒクヒクと震えているはしたない乳首を無我夢中で自己主張し続けていた。

「んっ、んむぅぅ! ふー、ふぶぅぅぅぅっ!!」

自由を奪われていなければ、男は自分を拉致して辱めている敵の男達に観察されていることも忘れて左右の乳首を捏ね回していただろう。口を塞ぐテープを剥がすことよりも、ベッドから下りられるようになった足で逃走を試みるよりも先に、気が狂うくらいに激しいむず痒さに責め立てられている乳首をめちゃくちゃに弄り倒していただろう。
だが、四肢を縛められた男は無様に己の乳首を指で慰めることも許されない。あらゆる行動を手足を封じる拘束によって取り上げられた今の男はもはや、嫌悪していたはずの敵達に許しを請いながら強まる一方の痒みに悶絶させられている裸体をくねくね、じたばたとよじらせることしか出来はしないのだ。

「むぐぅぅぅんっ! ふっ、ふぐっ、んもぉぉぉっ!!」

見開いた目から涙を零しつつ、男は縋る視線と言葉にならぬ悲鳴で敵達に助けを求める。一心不乱に繰り返した無駄な身悶えによって火照りきった汗塗れの筋肉質な裸体をベッドの上で踊らせ、丸出しの男根を跳ね回らせながら、男はぷっくりと肥大化した乳首をいたぶる痒みの緩和を、乳首への刺激を心と身体の両方で懇願する。
その滑稽極まりない痴態を悠然と堪能していた敵の男達は、悶え苦しむ男を繋いだベッドの側に設置していたテーブルの上の時計を横目で見て責めの開始からもう一時間が経過したことを把握すると、お互いに目を合わせて小さく頷きつつ無言を貫いていた口を開き、乳首への責めを欲しがる男に意地悪く問いかけた。

「捜査員さん、そろそろ限界みたいだねぇ? もう、乳首を弄ってもらうことしか考えられないだろ? ん?」
「俺達に、乳首苛めて欲しいかい? 捜査員の自分を捕まえた悪人の俺達に、うずうず苦しんでる乳首を容赦無く弄んで欲しいかい?」
「んっ、んっんっ、むぶぅぅぅんっ!!」

答えなど聞く前から分かりきっていた質問を浴びせ、首を必死に縦に動かしながら紡がれる屈服宣言と同じ意味を持つ乳首の責めに肯定を表わす唸りを放った捜査員の男を見て満足げに目を細め残忍に口角を吊り上げた悪の男達は、ようやく救いが与えられるのかと無意識に瞳を輝かせる捜査員を嘲りを込めて鼻で笑いつつ、男の物とは思えぬくらいに体積を増し真っ赤に染まった愉快な乳首にそれぞれの右手と左手を寄せた。

「んーっ……むぅぅんっ」

もうすぐ、あの指で乳首を弄ってもらえる。薬で生み出された痒みを和らげてもらえる。自らの意思で乳首への責めをおねだりした屈辱よりも安堵を募らせながら、捜査員の男は自身の厚い胸板の上で刺激の到来を急かすように跳ねる乳首へと迫っていく敵達の指を見つめている。
そうして抑えきれぬ期待を露わにする捜査員の様子を味わいながら親指と人差し指で自分が担当する乳首を挟める位置に手を移動させた悪達は、早く早くと鼻息を荒げ腰を上下に振る堕ちた捜査員を愉しみつつ、非道な情報を後出しすると同時に乳首への甘い拷問を何の躊躇いも無く開始した。

「あ、そうそう、言い忘れてたけど捜査員さんの乳首に塗った薬、痒みを生むだけじゃなくて感度を数十倍に増幅させる効果もあるから、イかないよう頑張って耐えるんだぞ?」
「ちょっとでも油断したらすぐにイきっぱなしになっちゃうと思うから、しっかり乳首に意識を集中するんだよ? 分かったかい、捜査員さん?」

地獄の直前に伝えられた事実に、捜査員が戦慄する暇も無かった。悪達の言葉が終わり、左右の乳首を指で挟まれ、捏ねられ、引っ張りながら弄ぶ淫猥な攻撃を注がれ始めた捜査員は、我慢も叶わない速度で乳首を起点にした異常な快楽を何処にも逃れられぬ身体中へと一気に送り込まれ、自覚も無いままに勃起を強要された男根から勢いよく精液を放出させられてしまった。

「ぶむっ!? んぎゅ、むぎゅぅぅぅっ!?」

痒み由来の疼きだと思っていた己の認識が間違っていたことを、乳首のみの射精という普通では考えられぬ現象によって理解させられながら、男が閉ざされた口で困惑と恐怖に歪んだ淫猥な鳴き声を味方のいない敵の拠点の一室に響かせる。耳に心地良く響き渡る虚しい絶叫をベッドの軋みと共に味わい、先程までとは比べ物にならない悶絶を晒す捜査員の裸体を鑑賞する悪の男達は、狙い通りに乳首で快楽を極めた痴態に歪んだ興奮を加速させながらビクビクと脈打つ乳首を摘まんでいた指の動きを再開し、捜査員を次の射精へと嬉々として導き始めた。

「捜査員さーん? 我慢しろって言ったろ? ちゃんと我慢しねーとずっとイきっぱなしだぞ?」
「乳首を弄ってってお願いしたのは捜査員さんなんだから、怠けずに耐えなさい? ほらほら、またイきそうになっちゃってるよ?」
「むぐぅぅっ! んむ、ぶぅぅぅ!! ふぐ、んみゅぅぅ!! むぉぉぉぉぉーっ!!」

到底、耐えられる物ではない。乳首に塗布した残忍な淫薬の効果を知った上で悪の男達は為す術無くイき狂う捜査員に一方的な言葉をぶつけながら、捜査員の限界がやって来る時まで乳首を延々と捏ね、抗えぬ捜査員に絶え間無い射精を促し続けていた。






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