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少年魔王は裏切られて檻の中

2014.02.01.Sat.21:00
「ひ…おぉ。ん、あっ、ひうぅ」

冷たい石造りの牢屋に置かれた、天井を向いた面だけに鉄格子の付いた檻の中で。頭部に二本の角を生やし、尻の上に細長く黒い尻尾を生やした少年が力無く呻いていた。
その華奢な身体は衣服を剥ぎ取られていて、手首には重い金属の枷が嵌められていた。本来ならばこんな枷など簡単に壊せるのだが、今の少年は魔力を封じる特殊な首輪を装着されていて、人間と同じかそれ以上に非力な状態にされている。

力を奪われ、閉じ込められる屈辱。それを少年に味わわせた存在は、更に少年を惨めにさせる残酷な魔法を施していた。

「ひぃっ! イぐぅぅぅんっ!!」

突然に、前触れも無く少年が甘い悲鳴を上げて身をくねらせた。

「やぁ…っも、イぎ、たぐ、ないぃぃっ!」

拒否の言葉を紡ぐ間にも、少年はもう何百回、何千回目の絶頂を迎える。
嫌がる少年を無理矢理に絶頂させ、裸体を艶めかしく悶えさせている原因は、十秒ごとに絶頂を強制する淫らな魔法。
少年の腹部に描かれた、模様による物だった。

「あぁーっ、んはっ、ひぎぃぃ!」

何の効果も無いと分かっていても、少年は必死で腹部の模様を消そうとして拘束された手で擦る。
しかし、快楽で敏感になり過ぎた身体には擦る手も擦られる腹部も触れ合う度に痺れるような感覚を生み出してしまう。同様にただ身悶えるのさえうっかり勃起しっぱなしのペニスをぶつけようものなら、そこから気を失いそうな悦楽が生まれ、少年は狭い檻の中で濡れた絶叫を上げ、淫液を振り乱しながらガクガクと痙攣する羽目になる。

もはや何をされても、何をしても快感に変わる淫獄に堕ちた少年。その姿を、牢屋を訪れた髪の長い、かつて少年の部下であった魔族の男が美しく冷徹な笑みを浮かべて眺めていた。

「どうです、魔王様? 部下に裏切られ、はしたなく喘ぎ狂わされる気持ちは?」
「んあぁぁぁっ!」

尋ねられたが、同時に魔法による絶頂が襲った為に魔王の少年は返事が出来ず、無惨に蕩けた表情を悲鳴とともに男に愉しませる形となる。
その様子に、男は魔法がちゃんと機能している事と、順調に魔王の理性を砕いている事を確認し、牢の壁に立てかけてあった板を魔力で浮かせた。

「良い声ですね。それでは、貴方がもっともっと狂えるように蓋をしてあげましょう」
「あぁ…いやぁぁ」

魔力で浮かせた檻の蓋を、男がゆっくりと、少年の恐怖を煽る為だけに閉じていく。
少しずつ無くなっていく明かりと視界に、少年は自分が魔王であった事も忘れて、泣きながら許しを求めた。

「おね…がっ、やめ、へ。ゆりゅぅぅぅっ!」

懇願の途中で絶頂が訪れ、少年は檻の床に転がって芋虫のように蠕動した。

「ではまた、新魔王のペット君」
「やぁぁぁ……」

声は蓋が閉じた事で遮られ、檻がわずかに哀しく揺れるのみとなる。

真っ暗な中で、一人自分の声と吐き出した淫らな液体の匂いに塗れ、狂いゆく少年の痴態を想像し、男は檻の蓋にしっかりと鍵をかけて牢屋を後にした。
自分の上に立っていた少年を、ペットとして可愛がれる日を心の底から愉しみにしながら。





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