主は崩壊寸前の玩具に慈悲を与える
2021.09.14.Tue.21:00
左右の腕をきつく一まとめに締め上げた上で背中へと遊び無く縫い付け、左右の足を窮屈に折り畳んだ状態で固定させる黒色のラバースーツに閉じ込められている時間の方が圧倒的に長い立場に追いやられてから、何ヶ月が経過したのだろう。
そんな屈辱的な考えを巡らせる余裕すらも奪われた哀れな男は今日も、自分を捕らえ容赦無く弄ぶ男の手で淫猥な苦悶を注がれていた。それは非常に単純で、かつ最高に苦しい、誇りを捨てた快楽をねだるおねだりの意思表示を延々と聞き流される生殺しの拷問だ。
「あぁ……あぉ、えおぉ……はぁ……はぁーっ……!」
伸ばすことを禁じられた足部分に位置する拘束服の金具達と、地下室の床に敷かれた金属板に取り付けられている金具達を幾本もの鎖で短く結合された男が、正座の体勢を強要された肉体を切なげにくねくねと踊らせながら正面に腰掛けているであろう冷酷な主に向かってなり振り構わずに許しを請う。
黒のラバーに覆われていない鼻の穴から間抜けな音を鳴らし、拘束服と一体化している輪状の金属を噛まされ閉じることを不可能にされた口から飲み込みきれない唾液と荒く乱れた吐息を零し、拘束服の外部に露出させられた痛々しく張り詰め射精を欲して脈打っている男根を可能な限りに振り乱して自己主張しながら、男は日々の食事に混ぜ込まれた淫薬の効果で掻き立てられた淫欲の解放を理性と本能の両方で懇願する。
しかし、悶え苦しむ男を真紅のソファーに腰掛けて悠然と堪能する残忍な飼い主の男は、淫らな慈悲を望む尊厳を捨てた意思表示を見聞きしても、滑稽そうに笑みの黒さを深めるのみで救いは与えない。この状況が男の限界では無いことを連日の辱めの中で把握している非道な主は、肌に吸い付く黒の檻の中で自らの火照りに苛まれていく愉快な男を、まだ大丈夫だろうと胸の内で確信しつつ真の限界が迫るまで嬉々として無言で鑑賞し続ける。
「うぁ、あぁぁ……っ! あー、あぉ、はおぉぉっ……!!」
幾ら鳴き喚いても訪れない情けに、男がじょじょに正気を削り落とされていく。
あの醜悪な男がこのまま自分の瓦解を許す訳が無い。ある意味希望でもあった情報を揺るがす程のとめどない発情に心と身体を痛め付けられる男は、精液を放出したがっている男根をめちゃくちゃに跳ね回らせながら、自我の消失を恐れる鳴き声を発しつつ快楽を希求する悲鳴の勢いを一層激しく引き上げていく。
「あー、おあぁっ! はぉ、えぉっ……うあぉぉ……っ!!」
ほぼ全身を包み込むラバーでも抑えきれないくらいに蓄積した火照りを周囲に撒き散らしながら、とろとろと淫蜜を垂れ流す男根の疼きを誤魔化そうと厳重に縛められた身をよじらせる男。余計に火照りが加速し、自分を更に苦しめる結果が待ち受けるだけという分かりきった現実に気付くことも出来なくなった朦朧としている思考にあらゆる恐怖と悶絶を浮かばせながら、ぎちぎちとラバーを奏でつつ様々な形で助けての思いを表わす破裂寸前の男。
そうして、壊れる一歩手前まで男を追い詰めて愉しんだ鬼畜な主の男はそろそろ慈悲を与えてやる頃合いであることを察するとソファーから立ち上がって自分だけの玩具に貶めた男へと歩み寄り右耳へとラバー越しに優しい声音で囁きながら、射精欲をたっぷりと溜め込ませた男根に待ち望んだ至福を注ぎ始めた。
「今日もよく頑張ったね、○○。たっぷり我慢した良い子は、その分たっぷりとイかせまくってあげるよ。焦らしに焦らした分気持ち良く苛めて……気持ち良いご褒美を嫌ってくらいに味わわせてあげるからね」
「あぉっ、おぁぁんっ!? はひあほう、ごあいあふぅ! あぁ! ごひゅひんひゃま、ひぎゅぅっ! ひゅぐひぎゅっ! イひまうぅぅぅっ!!」
突然に加えられた慈悲の責めに一瞬驚き、直後にすぐさま受け入れ不明瞭な声で感謝を叫び積極的に快楽を汲み取り出した男が黒に閉じ込められた裸体を痙攣させつつあっという間に絶頂へと上り詰めていく様子を様々な器官で独占しながら、男は射精が確定し脈動を加速させた男根を摩擦する右手の動きを強め、おあずけの地獄を反転させた絶え間無い絶頂地獄の開始を告げる今日一回目の精液の放出を促していくのだった。
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そんな屈辱的な考えを巡らせる余裕すらも奪われた哀れな男は今日も、自分を捕らえ容赦無く弄ぶ男の手で淫猥な苦悶を注がれていた。それは非常に単純で、かつ最高に苦しい、誇りを捨てた快楽をねだるおねだりの意思表示を延々と聞き流される生殺しの拷問だ。
「あぁ……あぉ、えおぉ……はぁ……はぁーっ……!」
伸ばすことを禁じられた足部分に位置する拘束服の金具達と、地下室の床に敷かれた金属板に取り付けられている金具達を幾本もの鎖で短く結合された男が、正座の体勢を強要された肉体を切なげにくねくねと踊らせながら正面に腰掛けているであろう冷酷な主に向かってなり振り構わずに許しを請う。
黒のラバーに覆われていない鼻の穴から間抜けな音を鳴らし、拘束服と一体化している輪状の金属を噛まされ閉じることを不可能にされた口から飲み込みきれない唾液と荒く乱れた吐息を零し、拘束服の外部に露出させられた痛々しく張り詰め射精を欲して脈打っている男根を可能な限りに振り乱して自己主張しながら、男は日々の食事に混ぜ込まれた淫薬の効果で掻き立てられた淫欲の解放を理性と本能の両方で懇願する。
しかし、悶え苦しむ男を真紅のソファーに腰掛けて悠然と堪能する残忍な飼い主の男は、淫らな慈悲を望む尊厳を捨てた意思表示を見聞きしても、滑稽そうに笑みの黒さを深めるのみで救いは与えない。この状況が男の限界では無いことを連日の辱めの中で把握している非道な主は、肌に吸い付く黒の檻の中で自らの火照りに苛まれていく愉快な男を、まだ大丈夫だろうと胸の内で確信しつつ真の限界が迫るまで嬉々として無言で鑑賞し続ける。
「うぁ、あぁぁ……っ! あー、あぉ、はおぉぉっ……!!」
幾ら鳴き喚いても訪れない情けに、男がじょじょに正気を削り落とされていく。
あの醜悪な男がこのまま自分の瓦解を許す訳が無い。ある意味希望でもあった情報を揺るがす程のとめどない発情に心と身体を痛め付けられる男は、精液を放出したがっている男根をめちゃくちゃに跳ね回らせながら、自我の消失を恐れる鳴き声を発しつつ快楽を希求する悲鳴の勢いを一層激しく引き上げていく。
「あー、おあぁっ! はぉ、えぉっ……うあぉぉ……っ!!」
ほぼ全身を包み込むラバーでも抑えきれないくらいに蓄積した火照りを周囲に撒き散らしながら、とろとろと淫蜜を垂れ流す男根の疼きを誤魔化そうと厳重に縛められた身をよじらせる男。余計に火照りが加速し、自分を更に苦しめる結果が待ち受けるだけという分かりきった現実に気付くことも出来なくなった朦朧としている思考にあらゆる恐怖と悶絶を浮かばせながら、ぎちぎちとラバーを奏でつつ様々な形で助けての思いを表わす破裂寸前の男。
そうして、壊れる一歩手前まで男を追い詰めて愉しんだ鬼畜な主の男はそろそろ慈悲を与えてやる頃合いであることを察するとソファーから立ち上がって自分だけの玩具に貶めた男へと歩み寄り右耳へとラバー越しに優しい声音で囁きながら、射精欲をたっぷりと溜め込ませた男根に待ち望んだ至福を注ぎ始めた。
「今日もよく頑張ったね、○○。たっぷり我慢した良い子は、その分たっぷりとイかせまくってあげるよ。焦らしに焦らした分気持ち良く苛めて……気持ち良いご褒美を嫌ってくらいに味わわせてあげるからね」
「あぉっ、おぁぁんっ!? はひあほう、ごあいあふぅ! あぁ! ごひゅひんひゃま、ひぎゅぅっ! ひゅぐひぎゅっ! イひまうぅぅぅっ!!」
突然に加えられた慈悲の責めに一瞬驚き、直後にすぐさま受け入れ不明瞭な声で感謝を叫び積極的に快楽を汲み取り出した男が黒に閉じ込められた裸体を痙攣させつつあっという間に絶頂へと上り詰めていく様子を様々な器官で独占しながら、男は射精が確定し脈動を加速させた男根を摩擦する右手の動きを強め、おあずけの地獄を反転させた絶え間無い絶頂地獄の開始を告げる今日一回目の精液の放出を促していくのだった。
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