男達は脱出を求め無意味な攻撃を繰り返す
2021.08.10.Tue.21:00
段ボール箱に存在する取っ手用の穴に差し込まれた透明なチューブが、シューという甲高い音を立てながら自身に接続された機械から絶えず送り込まれる気体を逃げ場の無い段ボール内に充満させていく。それは、ほんの少し嗅いだだけでも強力な催淫効果を誘発させる無慈悲な媚薬混じりの気体。段ボール箱に閉じ込めた無様な捜査員達を一人残らず甘く狂わせ、理性と正気を失った淫獣へと陥落させる為に非道な悪が用意した残忍極まりない気体だ。
「んー! んぐっ……むぅぅぅんっ!!」
「ぶぅ、んむっ……んもぉぉぉっ!!」
当然、捜査員達は自分達の肉体を意に反して火照らせていく淫猥な気体を拒み、危機からの脱出を求めて縛められた裸体を段ボールの中でもがかせている。口へと貼り付けられた強力な粘着テープ越しに焦りと悔しさの感情を込めた唸りを発しながら、捜査員達は情けなく鼻を鳴らす度に体内へと取り込まれていく淫薬の効果に悶え苦しみつつ、内側から段ボールに体当たりを繰り返してどうにかして逃れようと試行錯誤を繰り返している。
けれど、捜査員達の必死さも虚しく、段ボールはビクともしない。口を閉ざす物と同じテープで手足を折り畳んだ状態に固定された裸体を暴れさせ狭い空間の天井に背中をぶつけても、無理矢理に嗅がされた媚薬の影響で勃起させられた男根を惨めに床や背後の壁に擦り付けながら左右の壁に身を打ち付けても、捜査員達は嫌でも媚薬を吸入させられる責めから離れることはおろか犬の伏せのような体勢から抜け出すことすらも叶わない。
自力では何処にも逃れられず、呼吸をとめられない以上発情を拒絶することも出来ない。そんな絶望の状況に追い詰められた捜査員達はもはや、自分と仲間を捕らえた悪達の嘲りを込めた言葉を浴びながら、悪達の計画通りに屈するしか無い。自らの動きでは媚薬の効果で疼きに疼かされている男根を慰めることも不可能な姿へと変えられた捜査員達は、じわじわと蓄積していく淫欲に心と身体を蝕まれながら、快楽を得られるならばどんな命令にでも従う正義と人間の誇りを忘れた淫蕩な獣に堕ちるしか無いのだ。
「ほらほら、捜査員さん達。早くそこから出ないとどんどん淫乱になっちまうぜー?」
「穴から見えてる目だけでも、気持ち良くなりたいって思ってるのが丸分かりだよ? さっさと逃げ出さないと、今よりもみっともない目で快感をおねだりする淫乱奴隷に堕ちちゃうぞー? 大変だねぇ」
「むぶっ、ふぐぅぅ! んぉっ、むぶ……んむぁぁぁっ……!」
「ふぅ、ふぶ、んうぅぅ……むっ、んぅ、ぶふぅぅっ……!!」
悪の男達が放つ愉悦を露わにした言葉を耳にしながら、段ボールの穴を覗き込み疲弊しきった目を堪能する悪の視線に反抗の意思を改めて抱きながら、捜査員達は己と仲間達を鼓舞する呻きを紡ぎつつ一層激しく鼻を鳴らして身を悶えさせ前後左右と真上の段ボールに攻撃を加え始める。
その、無意味な攻撃を繰り返す捜査員達の様子を存分に愉しみながら、捜査員達の正面に存在する穴からでは見えない箇所に厳重な金属と柔らかなクッションを組み合わせた特別製の囲いをあてがわれ内側からの破壊はもちろんのことその場からわずかに移動するという変化さえも決して生まれない段ボール箱が捜査員の唸りに合わせて滑稽に鳴る光景を悠然と鑑賞しながら、冷酷な悪達は絶対に手繰り寄せられない脱出を捜査員達に言葉で促し、詰みに持ち込まれている事実にも気付かず希望を信じ続ける哀れな正義達が無様に砕け散るまでの過程を黒い興奮を加速させつつ味わい続けていた。
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「ぶぅ、んむっ……んもぉぉぉっ!!」
当然、捜査員達は自分達の肉体を意に反して火照らせていく淫猥な気体を拒み、危機からの脱出を求めて縛められた裸体を段ボールの中でもがかせている。口へと貼り付けられた強力な粘着テープ越しに焦りと悔しさの感情を込めた唸りを発しながら、捜査員達は情けなく鼻を鳴らす度に体内へと取り込まれていく淫薬の効果に悶え苦しみつつ、内側から段ボールに体当たりを繰り返してどうにかして逃れようと試行錯誤を繰り返している。
けれど、捜査員達の必死さも虚しく、段ボールはビクともしない。口を閉ざす物と同じテープで手足を折り畳んだ状態に固定された裸体を暴れさせ狭い空間の天井に背中をぶつけても、無理矢理に嗅がされた媚薬の影響で勃起させられた男根を惨めに床や背後の壁に擦り付けながら左右の壁に身を打ち付けても、捜査員達は嫌でも媚薬を吸入させられる責めから離れることはおろか犬の伏せのような体勢から抜け出すことすらも叶わない。
自力では何処にも逃れられず、呼吸をとめられない以上発情を拒絶することも出来ない。そんな絶望の状況に追い詰められた捜査員達はもはや、自分と仲間を捕らえた悪達の嘲りを込めた言葉を浴びながら、悪達の計画通りに屈するしか無い。自らの動きでは媚薬の効果で疼きに疼かされている男根を慰めることも不可能な姿へと変えられた捜査員達は、じわじわと蓄積していく淫欲に心と身体を蝕まれながら、快楽を得られるならばどんな命令にでも従う正義と人間の誇りを忘れた淫蕩な獣に堕ちるしか無いのだ。
「ほらほら、捜査員さん達。早くそこから出ないとどんどん淫乱になっちまうぜー?」
「穴から見えてる目だけでも、気持ち良くなりたいって思ってるのが丸分かりだよ? さっさと逃げ出さないと、今よりもみっともない目で快感をおねだりする淫乱奴隷に堕ちちゃうぞー? 大変だねぇ」
「むぶっ、ふぐぅぅ! んぉっ、むぶ……んむぁぁぁっ……!」
「ふぅ、ふぶ、んうぅぅ……むっ、んぅ、ぶふぅぅっ……!!」
悪の男達が放つ愉悦を露わにした言葉を耳にしながら、段ボールの穴を覗き込み疲弊しきった目を堪能する悪の視線に反抗の意思を改めて抱きながら、捜査員達は己と仲間達を鼓舞する呻きを紡ぎつつ一層激しく鼻を鳴らして身を悶えさせ前後左右と真上の段ボールに攻撃を加え始める。
その、無意味な攻撃を繰り返す捜査員達の様子を存分に愉しみながら、捜査員達の正面に存在する穴からでは見えない箇所に厳重な金属と柔らかなクッションを組み合わせた特別製の囲いをあてがわれ内側からの破壊はもちろんのことその場からわずかに移動するという変化さえも決して生まれない段ボール箱が捜査員の唸りに合わせて滑稽に鳴る光景を悠然と鑑賞しながら、冷酷な悪達は絶対に手繰り寄せられない脱出を捜査員達に言葉で促し、詰みに持ち込まれている事実にも気付かず希望を信じ続ける哀れな正義達が無様に砕け散るまでの過程を黒い興奮を加速させつつ味わい続けていた。
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