惨めな娯楽達は終わらぬ淫獄に苦しむ
2021.07.19.Mon.21:00
輪状の金属と黒革の本体が一つとなっている器具によって開きっぱなしに固定された口から苦悶と恐怖に歪んだ呻きと共に唾液を零し、視界を閉ざす黒革の目隠しの下で怯えを表わすように眉根を痛々しく寄せながら、男達は敵の手に堕ちた状況から逃れようと裸体を必死でもがかせ続けた。
左右の手に閉じた状態を強いる黒色の粘着テープを軋ませ、二の腕を胴体に繋ぎ左右の手首を背中で縛る上半身の縄をぎちぎちと鳴らしながら。足首と太ももを縄で短く括られ、伸ばすことを禁じられた左右の足を仲良くじたばたと振り乱しながら。二人は近くにいる仲間と一緒にベッドの上で暴れ、拘束からの脱出と腰回りに這わされた縄によって尻穴から抜け落ちないようにされた極太のアナルバイブが生み出す腸壁への甘い殴り付けからの脱出をなりふり構わずに求め続けた。
だが、二人の足掻きは一切の変化を生み出せない無駄な努力でしかなかった。
腕を縛める縄と手を厳重に包み込むテープに幾ら力を加えても、自由は取り戻せない。窮屈に折り畳まされた足をどんなに揺らしても、二人はベッドから下りることはおろか視界と言葉を封じる拘束を外すことさえ叶わない。すぐ近くにいる仲間と意味を持たない唸りで励まし合いつつ裸体をめちゃくちゃによじらせても、哀れな男達は尻穴を蹂躙する無感情な機械の責めに屈して望まぬ絶頂へと上り詰めさせられながら本当の恥辱が訪れる時を待つことしか出来はしなくて。今日も男達は何一つとして事態を好転させられぬまま、自分達を捕獲した男達が監禁部屋へとやって来る時を迎えてしまった。
「っあぁ!? あぉっ、うぁぁーっ!!」
「はっ、おぁぁっ! あー! おぁぉぉっ!」
荒々しく開かれた扉の音に戦慄した男達が、部屋の入り口に閉ざされた視界を向けつつ許しを請い慈悲をねだる哀願の叫びを放つ。長時間に及ぶバイブの淫らな暴力によって異常なまでに感度が高まりきった尻穴をまた新たな絶頂へと押し上げられながら、二人はもはや吐き出す精液さえも残っていない男根をビクビクと跳ねさせつつ、少しでも距離を取ろうとベッドの上で裸体を惨めに後ずさりさせていく。
もちろん、そんな行為に効果は微塵も無い。哀願は、二人を捕らえ弄ぶ男達の興奮を余計に掻き立てるだけ。弱々しい後ずさりは二人がその程度の抗いしか取れない立場へと追いやられている事実を男達に再認識させ、愉悦と加虐欲を一層増幅するだけ。嬲る側に立った支配者の男達は滑稽で無様な拒絶を示す二人の様子を嘲笑いながら一気に距離を詰めてすでに反抗など紡げない裸体を押さえ付けて尻穴を埋め尽くすバイブを手早く引き抜き、情けなくぽっかりと口を開いた尻穴をいきり立った醜悪な男根達で征服し始めるだけだ。
「あーっ! あぉっ、うぁぉぉーっ!! はっ、はぉ、うぉぉぉぉんっ!!」
「はほっ、あぉぉぉぉーっ! あぇ、へ、おぉ! あっ、あぁ、んぁぁぁぁっ!!」
尻穴を男根で掘削され、捕らわれた日から嫌という程に味わわされた雌の至福を再び与えられても、数人がかりで裸体の動きを制された男達は意に染まぬ淫蕩な悦びにただただ狂わされるしか無い。閉じたくても閉じられなくされた口にも男根をねじ込まれ、容赦の無い出し入れで口内の肉を激しく抉られても、それを拒む手段を全て没収された男達は為す術無く尻穴に続いて口をも犯し抜かれるしか無い。上下の穴を掻き毟られる責めの時点で十分に甘く苦しいのに、そこに射精すらも不可能となった無防備な男根を巧みにいたぶる責めを付け加えられたらもう、男達は我慢を挟む余裕さえ認められぬままイき狂わされるしか無い。
手加減も、気遣いも存在しない。そんな一方的な性行為に翻弄される男達は、上下の口へと次々と挿入される男根達が放出する大量の精液に逆らえぬ裸体と理性を汚されながら、はしたなく尖りきった乳首と透明な蜜も満足に分泌出来ない己の男根を弄る非道な指達の思惑に沿って数えきれぬくらいの絶頂を極めさせられ続けていた。
残忍な辱めの宴が終わり、二人はようやく上下の口を男根から解放された。
けれど、二人の地獄は終わらない。冷酷な男達は好き勝手に扱った二人の尻穴に再度バイブをあてがい、今度は口枷に黒いゴムの栓を取り付けた状態で二人を置き去りにしてしまった。
男達は最後まで一言も発すること無く二人を都合の良い性処理道具として使い、奥深くまで精液に濡れた腸内に淫猥な追い打ちを注ぐバイブと、口呼吸さえも禁じお互いの全身を染め上げる精液の淫臭を嫌でも嗅ぎ続けさせるゴム栓を装着した上で、二人をまた監禁部屋に閉じ込め放置してしまったのだ。
「うぁ、お……ほ、ぶおぉ……っ!」
「っふ、むぉぁぁ……! ふぅ、ふぶ……もぉぉっ……!!」
間抜けに鼻を鳴らして酸素を取り入れる度に鼻腔を蝕む雄の匂いにじわじわと思考を溶かされ、異物をやすやすと飲み込みあまつさえ快楽を覚える淫らな器官へと改造された尻穴をほじるバイブにまた新たな絶頂を強いられながら、二人は自分達が敵達を愉しませるだけの惨めな娯楽へと貶められた事実を嫌でも思い知らされつつ、誰にも届かない助けての願いを乗せた呻きを同じ立場に置かれた仲間のみに虚しく聞かせ続けていた。
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だが、二人の足掻きは一切の変化を生み出せない無駄な努力でしかなかった。
腕を縛める縄と手を厳重に包み込むテープに幾ら力を加えても、自由は取り戻せない。窮屈に折り畳まされた足をどんなに揺らしても、二人はベッドから下りることはおろか視界と言葉を封じる拘束を外すことさえ叶わない。すぐ近くにいる仲間と意味を持たない唸りで励まし合いつつ裸体をめちゃくちゃによじらせても、哀れな男達は尻穴を蹂躙する無感情な機械の責めに屈して望まぬ絶頂へと上り詰めさせられながら本当の恥辱が訪れる時を待つことしか出来はしなくて。今日も男達は何一つとして事態を好転させられぬまま、自分達を捕獲した男達が監禁部屋へとやって来る時を迎えてしまった。
「っあぁ!? あぉっ、うぁぁーっ!!」
「はっ、おぁぁっ! あー! おぁぉぉっ!」
荒々しく開かれた扉の音に戦慄した男達が、部屋の入り口に閉ざされた視界を向けつつ許しを請い慈悲をねだる哀願の叫びを放つ。長時間に及ぶバイブの淫らな暴力によって異常なまでに感度が高まりきった尻穴をまた新たな絶頂へと押し上げられながら、二人はもはや吐き出す精液さえも残っていない男根をビクビクと跳ねさせつつ、少しでも距離を取ろうとベッドの上で裸体を惨めに後ずさりさせていく。
もちろん、そんな行為に効果は微塵も無い。哀願は、二人を捕らえ弄ぶ男達の興奮を余計に掻き立てるだけ。弱々しい後ずさりは二人がその程度の抗いしか取れない立場へと追いやられている事実を男達に再認識させ、愉悦と加虐欲を一層増幅するだけ。嬲る側に立った支配者の男達は滑稽で無様な拒絶を示す二人の様子を嘲笑いながら一気に距離を詰めてすでに反抗など紡げない裸体を押さえ付けて尻穴を埋め尽くすバイブを手早く引き抜き、情けなくぽっかりと口を開いた尻穴をいきり立った醜悪な男根達で征服し始めるだけだ。
「あーっ! あぉっ、うぁぉぉーっ!! はっ、はぉ、うぉぉぉぉんっ!!」
「はほっ、あぉぉぉぉーっ! あぇ、へ、おぉ! あっ、あぁ、んぁぁぁぁっ!!」
尻穴を男根で掘削され、捕らわれた日から嫌という程に味わわされた雌の至福を再び与えられても、数人がかりで裸体の動きを制された男達は意に染まぬ淫蕩な悦びにただただ狂わされるしか無い。閉じたくても閉じられなくされた口にも男根をねじ込まれ、容赦の無い出し入れで口内の肉を激しく抉られても、それを拒む手段を全て没収された男達は為す術無く尻穴に続いて口をも犯し抜かれるしか無い。上下の穴を掻き毟られる責めの時点で十分に甘く苦しいのに、そこに射精すらも不可能となった無防備な男根を巧みにいたぶる責めを付け加えられたらもう、男達は我慢を挟む余裕さえ認められぬままイき狂わされるしか無い。
手加減も、気遣いも存在しない。そんな一方的な性行為に翻弄される男達は、上下の口へと次々と挿入される男根達が放出する大量の精液に逆らえぬ裸体と理性を汚されながら、はしたなく尖りきった乳首と透明な蜜も満足に分泌出来ない己の男根を弄る非道な指達の思惑に沿って数えきれぬくらいの絶頂を極めさせられ続けていた。
残忍な辱めの宴が終わり、二人はようやく上下の口を男根から解放された。
けれど、二人の地獄は終わらない。冷酷な男達は好き勝手に扱った二人の尻穴に再度バイブをあてがい、今度は口枷に黒いゴムの栓を取り付けた状態で二人を置き去りにしてしまった。
男達は最後まで一言も発すること無く二人を都合の良い性処理道具として使い、奥深くまで精液に濡れた腸内に淫猥な追い打ちを注ぐバイブと、口呼吸さえも禁じお互いの全身を染め上げる精液の淫臭を嫌でも嗅ぎ続けさせるゴム栓を装着した上で、二人をまた監禁部屋に閉じ込め放置してしまったのだ。
「うぁ、お……ほ、ぶおぉ……っ!」
「っふ、むぉぁぁ……! ふぅ、ふぶ……もぉぉっ……!!」
間抜けに鼻を鳴らして酸素を取り入れる度に鼻腔を蝕む雄の匂いにじわじわと思考を溶かされ、異物をやすやすと飲み込みあまつさえ快楽を覚える淫らな器官へと改造された尻穴をほじるバイブにまた新たな絶頂を強いられながら、二人は自分達が敵達を愉しませるだけの惨めな娯楽へと貶められた事実を嫌でも思い知らされつつ、誰にも届かない助けての願いを乗せた呻きを同じ立場に置かれた仲間のみに虚しく聞かせ続けていた。
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