哀願を却下され男は二重の地獄で犬へと堕とされる
2021.07.08.Thu.21:00
どうしようも無いくらいに惨めで、無様で、屈辱的だ。それを嫌という程に自覚していても、男は自分を支配している男に誇りを捨てたおねだりをしなくてはならない。
金属で作られた小さな檻のような貞操帯に閉じ込められた男根を襲う絶え間無い射精への渇望を鎮める為には、どんなに悔しくとも屈服を示し、男に心からの哀願を寄せるしか無い。
その事実を改めて理解し、抗おうとする己の理性を制しながら、男は苦しみから逃れる為に自身を地下室で飼育している非道な飼い主の男に許しを請うた。犬を模した真っ白な着ぐるみに包まれ分厚い綿によって折り畳んだ状態に固定された左右の手足を使って男に向かって突き出した檻の中の男根を主張しながら、人権を奪われた男は白い犬のマスクの中で棒状の枷を喉まで飲み込まされた口から、快楽を希求する鳴き声を一生懸命に発したのだ。
「あぉっ、うぉっ、まぉぉんっ!」
背後にいる男の表情は、犬に変えられた男には見えない。どう頑張っても、犬のマスクの目の部分に存在する小さな穴達からは飼い主の男がどんな顔を作っているかは伺えない。
だが、きっと男は醜悪に笑っているのだろう。肘と膝で支えた着ぐるみ入りの肉体をみっともなくよじらせ、着ぐるみの外部へと露出させられた後に頑丈な檻へと詰め込まれ自力で快楽を得ることを不可能にされた男根への慈悲を望んでいる自分を、非道な男はきっと捕らわれた日から何百回と向けられたあの残酷な笑みで嘲っているのだろう。そう考えながら、反抗の手段を奪われた男は改めて己の立場を思い知らされつつ、疼きに疼いている男根を慰める刺激をなりふり構わずに欲している。
そんな、滑稽極まりない犬の様子を堪能しながら、飼い主は犬が想像した通りに表情を歪ませつつ満足げに数回頷く。食事に発情を促す薬品を含めずとも、たった一日快楽をお預けしただけで勝手に必死その物なおねだりを示す程に陥落した哀れな犬に達成感を募らせながら、飼い主の男は首を縦に振りつつ冷酷な欲望を一層激しく掻き立てられていく。
屈したこの犬を、もっと狂わせ追い詰めたい。今以上のおねだりを引きずり出し、この犬を快楽の為ならどんな命令にでも従う従順な奴隷へと堕としたい。
次々と浮かぶ悪魔のような欲を留める物は何一つとして無い。無慈悲な飼い主の悪意を制御する要素など、この地下室には存在しない。故に、残酷な飼い主は無我夢中で檻の中の痛々しく脈打つ男根を見せ付ける愉快な犬を笑い飛ばしながら、絶頂を欲しがる犬に淫らな苦悶が加速するだけの刺激と、別方向からの苦悶を与え始めてしまった。
無情な飼い主は着ぐるみの尻尾と繋がっている男の尻穴を奥まで貫く極太のバイブのスイッチを入れて微弱な振動を行わせ、その振動に悲鳴を上げる犬を無視して黒い首輪を手早く巻き付け首輪の前部から伸びた細く長い鎖を引いて、意に染まぬ歩行を、男根の疼きと尻穴のもどかしい悦楽に苛まれながらの四つん這いの散歩を、自分専用の犬に強要してしまったのだ。
「あぉ、あぐっ……むぅ、うむぅぅぅっ!」
塞がれた口で半狂乱になって鳴き叫んでも、飼い主はそれを聞き入れない。不自由な歩行で地下室中を移動させながら先走りを零す男根を檻と共に振り乱し、尻穴を絶頂を認めぬ強さでいたぶるバイブと一体化した尻尾を跳ね回らせても、飼い主の男は無言で笑みの黒さを深めるだけだ。
射精をしたいのに、させてはもらえない。歩きたくなどないのに、歩かされるしか無い。そんな二重の地獄に心と身体を擦り減らされながら男はじょじょに最後の砦であった理性を飼い主の思惑通りに突き崩され、従順な犬へと、疑い無く隷属と悦楽を嬉しがる奴隷へと、二度と戻れぬ形で躾け直されていくのだった。
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金属で作られた小さな檻のような貞操帯に閉じ込められた男根を襲う絶え間無い射精への渇望を鎮める為には、どんなに悔しくとも屈服を示し、男に心からの哀願を寄せるしか無い。
その事実を改めて理解し、抗おうとする己の理性を制しながら、男は苦しみから逃れる為に自身を地下室で飼育している非道な飼い主の男に許しを請うた。犬を模した真っ白な着ぐるみに包まれ分厚い綿によって折り畳んだ状態に固定された左右の手足を使って男に向かって突き出した檻の中の男根を主張しながら、人権を奪われた男は白い犬のマスクの中で棒状の枷を喉まで飲み込まされた口から、快楽を希求する鳴き声を一生懸命に発したのだ。
「あぉっ、うぉっ、まぉぉんっ!」
背後にいる男の表情は、犬に変えられた男には見えない。どう頑張っても、犬のマスクの目の部分に存在する小さな穴達からは飼い主の男がどんな顔を作っているかは伺えない。
だが、きっと男は醜悪に笑っているのだろう。肘と膝で支えた着ぐるみ入りの肉体をみっともなくよじらせ、着ぐるみの外部へと露出させられた後に頑丈な檻へと詰め込まれ自力で快楽を得ることを不可能にされた男根への慈悲を望んでいる自分を、非道な男はきっと捕らわれた日から何百回と向けられたあの残酷な笑みで嘲っているのだろう。そう考えながら、反抗の手段を奪われた男は改めて己の立場を思い知らされつつ、疼きに疼いている男根を慰める刺激をなりふり構わずに欲している。
そんな、滑稽極まりない犬の様子を堪能しながら、飼い主は犬が想像した通りに表情を歪ませつつ満足げに数回頷く。食事に発情を促す薬品を含めずとも、たった一日快楽をお預けしただけで勝手に必死その物なおねだりを示す程に陥落した哀れな犬に達成感を募らせながら、飼い主の男は首を縦に振りつつ冷酷な欲望を一層激しく掻き立てられていく。
屈したこの犬を、もっと狂わせ追い詰めたい。今以上のおねだりを引きずり出し、この犬を快楽の為ならどんな命令にでも従う従順な奴隷へと堕としたい。
次々と浮かぶ悪魔のような欲を留める物は何一つとして無い。無慈悲な飼い主の悪意を制御する要素など、この地下室には存在しない。故に、残酷な飼い主は無我夢中で檻の中の痛々しく脈打つ男根を見せ付ける愉快な犬を笑い飛ばしながら、絶頂を欲しがる犬に淫らな苦悶が加速するだけの刺激と、別方向からの苦悶を与え始めてしまった。
無情な飼い主は着ぐるみの尻尾と繋がっている男の尻穴を奥まで貫く極太のバイブのスイッチを入れて微弱な振動を行わせ、その振動に悲鳴を上げる犬を無視して黒い首輪を手早く巻き付け首輪の前部から伸びた細く長い鎖を引いて、意に染まぬ歩行を、男根の疼きと尻穴のもどかしい悦楽に苛まれながらの四つん這いの散歩を、自分専用の犬に強要してしまったのだ。
「あぉ、あぐっ……むぅ、うむぅぅぅっ!」
塞がれた口で半狂乱になって鳴き叫んでも、飼い主はそれを聞き入れない。不自由な歩行で地下室中を移動させながら先走りを零す男根を檻と共に振り乱し、尻穴を絶頂を認めぬ強さでいたぶるバイブと一体化した尻尾を跳ね回らせても、飼い主の男は無言で笑みの黒さを深めるだけだ。
射精をしたいのに、させてはもらえない。歩きたくなどないのに、歩かされるしか無い。そんな二重の地獄に心と身体を擦り減らされながら男はじょじょに最後の砦であった理性を飼い主の思惑通りに突き崩され、従順な犬へと、疑い無く隷属と悦楽を嬉しがる奴隷へと、二度と戻れぬ形で躾け直されていくのだった。
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