哀れな芸術品達は残酷な台へと飾られる
2021.07.03.Sat.21:00
部屋の中央の床から生えている金属製の棒は、途中でアルファベットのUを描くように枝分かれし、その先端を醜悪な器具に彩られている。先端を彩るそれは、男根を模して作られ醜悪なイボを無数に携えている二本の器具。捕らえた二人の少年を残酷に辱めることを目的として取り付けられた、淫猥な地獄を生み出す器具だ。
「ほら、怪盗君達。よく見てごらん? あれが、君達兄弟を飾る為に準備した専用の台だよ」
「んむぅぅ!? んぐっ、ぶぅぅんっ!」
「二人仲良くあそこに飾って、これから毎日可愛がってあげるよ。私達の最高の芸術品として、逃げられない身体をずーっと、気持ち良く苛め続けてあげるからね」
「っぎゅぅぅ!? ぶっ、むぐぅぅぅぅーっ!!」
怪盗として屋敷へと潜入した自分達を罠に嵌めて捕らえ、非道な器具が設置されている部屋へと連行した男達が愉しげに発した説明の言葉に戦慄を募らせながら、二人の少年怪盗はこの危機から抜け出すことを求める足掻きの必死さを一層強めつつ、器具を嫌がり助けを願う絶叫を固く丸めた布と布を吐き出すことを禁じる強力な黒色のテープによる栓で塞がれた口からなりふり構わずに放った。
無論、そんなことをしても意味は無い。不自由な歩行を強いられる連行の最中に幾ら力を加えても外れる気配すら見せなかった腕と足の拘束は無駄な努力を嘲笑うかのようにぎしぎしと鳴るだけでやはりビクともせず、閉ざされた口で喉が痛むくらいに叫んでも二人のくぐもった声は屋敷の外には欠片も漏れ出ず思い通りに動かせぬ裸体を容赦無く器具の方へと運んでいく残忍な双子の男達を更に悦ばすだけに終わってしまう。
頑丈な黒革で、つま先から太ももまでを隙間無く包まれ締め上げられている足をもがかせても無駄。指先から二の腕までをすっぽりと完全に覆い緩み無い圧迫を加えている黒革の器具に閉じ込められた左右の腕を暴れさせても、二人の腕は反対側の肘を手で持っているかのような状態に背中側で固定されたままそこから離れられず、兄弟の縛めを解こうと試みることも、丸出しにさせられた乳首や男根を隠すことも、この部屋への移動が始まる前に男達の指で丹念に解された尻穴を守ることも決して出来はしない。
男達の意図は戦慄を募らせる程に理解しているというのに、少年怪盗達はどうすることも出来ない。指だけでも、あんなに気持ち良かった。男達の責めに屈して淫らに開発されてしまった尻穴は、指だけでも無様に鳴き喚いてしまうくらいの快楽を得られるよう改造されてしまった。そんな場所を、あんな器具で貫かれたら。恐怖と、絶望に打ちひしがれながらひたすらに身をよじっても、文字通り手も足も出せなくされ言葉さえも没収された哀れな少年怪盗達は脳内に嫌でも蘇ってくる淫蕩な苦悶を超える淫獄から、残忍な男達の計画から、逃れたくても逃れられない。
必死の抵抗をやすやすと制されながら、誇りを捨てた哀願の唸りを無慈悲に聞き流されながら、器具の元へと背中合わせで移動させられた少年怪盗達は、もうどうしようも無いという諦めの事実を受け入れさせられつつ尻肉を鷲掴みにした男達の手で、はしたなく拡げられた穴に男根型の器具を自らの体重でずぷずぷと飲み込まされてしまった。
「んんっ、ふ、ぎゅ、ぶぅぅ……っ!」
「むっ、もぉっ! うぅ、もぉぉっ……!」
痛々しく目を剥きながら、少年達は尻穴を下から埋め尽くしていく偽の男根の質量に甘く苦しむ。結果に繋がらない身じろぎを行う余裕も失った少年達は腸壁を器具のイボで抉られながら、拒絶している本心とは裏腹に身体で尻穴への刺激を嬉しがり、可愛らしい乳首と幼い男根を硬く尖らせ膨張させていく。
もはや、少年怪盗達は自分達からの許しを得なければ座ることさえも叶わない。尻穴を満たす男根の機構を作動され、腸壁を荒々しく掻き回される状況を与えられても、打つ手など一つも残されていない二人は立ちっぱなしの裸体を痙攣させながら、触られてもいない男根から精液を迸らせるしか無い。
そうして、完全に自分達専用の芸術品に堕ちた滑稽な少年怪盗達を堪能しながら、冷酷な男達はあらかじめ部屋の端に準備していた箱から新たな器具を取り出しつつ、仲良く震えることしか出来ない兄弟に追い打ちの拘束を宣言した。
「それじゃあ、最後の仕上げだよ。怪盗君達の拘束同士をこの南京錠で結んであげる」
「これで、身体から力が抜けてもお尻の玩具が入り過ぎちゃうことは無くなるよ。これでどんなに私達が可愛がっても、ずっと一緒に立ち続けていられるよ。良かったね、怪盗君達?」
「んぅ、んむっ……ふぅぅんっ……!」
「うぐ、ぐふっ、む……むぐぅ……」
腕を縛める拘束に存在する金具同士が、次々と南京錠で結合されていく。同様に、足を縛める拘束同士が男達が手分けしてもたらしていく南京錠で一つにまとめられていく。
その光景と、音を呆然と目と耳で認識している少年怪盗達は、まだ思考能力が機能している頭で快楽を散らす身悶えのみならず責めに疲弊した肉体が弛緩した際に訪れる事故という死と同義の救済の可能性さえも封じられている事実を把握しつつ、背後にいる兄弟と共に諦観を露わにした呻きを漏らし、嬉々として南京錠をあてがう男達の狂った愉悦をまた、引き上げさせていくのだった。
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「ほら、怪盗君達。よく見てごらん? あれが、君達兄弟を飾る為に準備した専用の台だよ」
「んむぅぅ!? んぐっ、ぶぅぅんっ!」
「二人仲良くあそこに飾って、これから毎日可愛がってあげるよ。私達の最高の芸術品として、逃げられない身体をずーっと、気持ち良く苛め続けてあげるからね」
「っぎゅぅぅ!? ぶっ、むぐぅぅぅぅーっ!!」
怪盗として屋敷へと潜入した自分達を罠に嵌めて捕らえ、非道な器具が設置されている部屋へと連行した男達が愉しげに発した説明の言葉に戦慄を募らせながら、二人の少年怪盗はこの危機から抜け出すことを求める足掻きの必死さを一層強めつつ、器具を嫌がり助けを願う絶叫を固く丸めた布と布を吐き出すことを禁じる強力な黒色のテープによる栓で塞がれた口からなりふり構わずに放った。
無論、そんなことをしても意味は無い。不自由な歩行を強いられる連行の最中に幾ら力を加えても外れる気配すら見せなかった腕と足の拘束は無駄な努力を嘲笑うかのようにぎしぎしと鳴るだけでやはりビクともせず、閉ざされた口で喉が痛むくらいに叫んでも二人のくぐもった声は屋敷の外には欠片も漏れ出ず思い通りに動かせぬ裸体を容赦無く器具の方へと運んでいく残忍な双子の男達を更に悦ばすだけに終わってしまう。
頑丈な黒革で、つま先から太ももまでを隙間無く包まれ締め上げられている足をもがかせても無駄。指先から二の腕までをすっぽりと完全に覆い緩み無い圧迫を加えている黒革の器具に閉じ込められた左右の腕を暴れさせても、二人の腕は反対側の肘を手で持っているかのような状態に背中側で固定されたままそこから離れられず、兄弟の縛めを解こうと試みることも、丸出しにさせられた乳首や男根を隠すことも、この部屋への移動が始まる前に男達の指で丹念に解された尻穴を守ることも決して出来はしない。
男達の意図は戦慄を募らせる程に理解しているというのに、少年怪盗達はどうすることも出来ない。指だけでも、あんなに気持ち良かった。男達の責めに屈して淫らに開発されてしまった尻穴は、指だけでも無様に鳴き喚いてしまうくらいの快楽を得られるよう改造されてしまった。そんな場所を、あんな器具で貫かれたら。恐怖と、絶望に打ちひしがれながらひたすらに身をよじっても、文字通り手も足も出せなくされ言葉さえも没収された哀れな少年怪盗達は脳内に嫌でも蘇ってくる淫蕩な苦悶を超える淫獄から、残忍な男達の計画から、逃れたくても逃れられない。
必死の抵抗をやすやすと制されながら、誇りを捨てた哀願の唸りを無慈悲に聞き流されながら、器具の元へと背中合わせで移動させられた少年怪盗達は、もうどうしようも無いという諦めの事実を受け入れさせられつつ尻肉を鷲掴みにした男達の手で、はしたなく拡げられた穴に男根型の器具を自らの体重でずぷずぷと飲み込まされてしまった。
「んんっ、ふ、ぎゅ、ぶぅぅ……っ!」
「むっ、もぉっ! うぅ、もぉぉっ……!」
痛々しく目を剥きながら、少年達は尻穴を下から埋め尽くしていく偽の男根の質量に甘く苦しむ。結果に繋がらない身じろぎを行う余裕も失った少年達は腸壁を器具のイボで抉られながら、拒絶している本心とは裏腹に身体で尻穴への刺激を嬉しがり、可愛らしい乳首と幼い男根を硬く尖らせ膨張させていく。
もはや、少年怪盗達は自分達からの許しを得なければ座ることさえも叶わない。尻穴を満たす男根の機構を作動され、腸壁を荒々しく掻き回される状況を与えられても、打つ手など一つも残されていない二人は立ちっぱなしの裸体を痙攣させながら、触られてもいない男根から精液を迸らせるしか無い。
そうして、完全に自分達専用の芸術品に堕ちた滑稽な少年怪盗達を堪能しながら、冷酷な男達はあらかじめ部屋の端に準備していた箱から新たな器具を取り出しつつ、仲良く震えることしか出来ない兄弟に追い打ちの拘束を宣言した。
「それじゃあ、最後の仕上げだよ。怪盗君達の拘束同士をこの南京錠で結んであげる」
「これで、身体から力が抜けてもお尻の玩具が入り過ぎちゃうことは無くなるよ。これでどんなに私達が可愛がっても、ずっと一緒に立ち続けていられるよ。良かったね、怪盗君達?」
「んぅ、んむっ……ふぅぅんっ……!」
「うぐ、ぐふっ、む……むぐぅ……」
腕を縛める拘束に存在する金具同士が、次々と南京錠で結合されていく。同様に、足を縛める拘束同士が男達が手分けしてもたらしていく南京錠で一つにまとめられていく。
その光景と、音を呆然と目と耳で認識している少年怪盗達は、まだ思考能力が機能している頭で快楽を散らす身悶えのみならず責めに疲弊した肉体が弛緩した際に訪れる事故という死と同義の救済の可能性さえも封じられている事実を把握しつつ、背後にいる兄弟と共に諦観を露わにした呻きを漏らし、嬉々として南京錠をあてがう男達の狂った愉悦をまた、引き上げさせていくのだった。
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