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異常な村は罪無き二人を淫らな贄に堕とす

2021.07.02.Fri.21:00
自分の住む村は、異常だ。その疑念を確信に変えた青年は、他の村人達が宴の際に飲む酒が入った大樽に睡眠薬を混ぜ、あらかじめ密かに複製していた鍵を用いて村の外れに存在する建物へと踏み入り、地下室に捕らわれていた男を救い出した。
それは、この村に伝わる隠された儀式を調べに訪れたことが原因で村人達に捕獲され、非道な儀式における贄として監禁されていた研究者の男。豊穣の神に捧げる淫猥な痴態を引きずり出す為だけに毎晩のように甘く嬲られ、意に染まぬ快楽漬けの日々へと理不尽に閉じ込められていた罪無き男だ。

「俺以外の村人達は、ほとんど眠っています。今の内に逃げて、街で助けを求めましょう」
「あ、ありが、とう……はくっ、うあぁ……っ」

地下に監禁され始めた日から絶えず拘束を加えられていた裸体をよろよろと歩行させる男を支えながら、青年が男を安堵させる為の言葉を紡ぐ。
村がある山付近の施設に駆け込んでも意味は無い。助けを求めるならば、村のしがらみが及ばない場所である街辺りまで行く必要がある。重要な注意事項を己に再び言い聞かせながら、青年は深く刻まれた縄の跡と淫らな体液で痛々しく彩られた男の裸体が倒れないよう努めつつ、出口に続く階段を共に上がっていく。
そうして、何分が経過した頃だろう。二人はようやく階段を上りきり、建物の外へと出た。男は二度と見られないかも知れないと諦めていた夜空に感激し、青年はその感激の様子を横目で見ながら男の逃走の発覚が少しでも遅れるよう外した鍵を再度掛け直そうとした。
そんな二人の感激と施錠をとめたのは、冷淡かつ慈悲を欠片も感じさせない、青年がよく知っている声だった。

「待て、○○」
「っ!? 父、さん……っ!?」

鍵を掛けようとした扉から見て建物の側面に位置する場所から現われたまだ深く眠っているはずの父の姿と声に、青年が身構えながら戦慄する。
しかし、青年はすぐに思い直し、ボロボロの男を背に隠しながら父と対峙した。幾ら父が相手だろうと、もう自分は後戻りなど出来ない。この村の異常に気付いた以上、自分はその異常から目を背けて生きることなど出来ない。最悪、父の心と肉体を深く傷付けることを覚悟の上で、青年は男の前に立ちはだかった。
けれど、そんな決意は続いて訪れた予想外によって恐怖一色に塗り潰されていく。青年に守られている男も、自分を好き勝手に嬲り辱めた村人達が次々と建物の側面から出てくる光景にすぐさま気付き、青年の救助という希望を淫獄の日々への逆戻りという絶望へと反転させられていく。

「酒への細工に気付かないと思ったか? 全く……手塩に掛けて育てた結果がこの粗末な裏切りとはな……」

一方的に浴びせられる父からの落胆の言葉に言い返す気力も紡げない哀れな青年は、何もかもを見透かされていた事実にこれ以上無く打ちひしがれながら男と共に建物の中へと追い詰められていき、二人仲良く地下室へと押し戻され、無慈悲な儀式の贄としての拘束を容赦無く施されていくのだった。




「んーっ! んぐっ、あむぅぅっ!」
「おぶっ、んもっ、むぉぉぉんっ!」

青年による男の救助と、村の異常の告発が失敗してから数ヶ月。完全に希望を叩き潰された男と青年は味方のいない村の地下空間で縄に縛り上げられた裸体を雌の快楽で嬲られ、苦悶の感情と隠しきれぬ淫らな至福に染まった悲鳴を村人達に愉しまれながら、今夜も研究者であった己を失い、今尻穴を塞いでいるのが父の男根であることも分からぬままよがり狂い、淫蕩な贄の役目を果たす為に眼前に突き出される男根にむしゃぶりつき異物を拒む方法を忘却したはしたない穴を、ぐちゅぐちゅと激しくほじくり回されていくのだった。






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