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抗えぬ男は悪意が待つ場所へと惨めに進まされる

2021.07.01.Thu.21:00
足首同士を黒革製のベルトできつく括られた足に力を込めながら、男が露出させられた男根を上下左右に跳ね回らせつつ跳躍を繰り返して前へと移動していく。本当はそんな行動など取りたくはないというのに、左右の手首を掴む自分を捕らえた男達の手の力に屈して無理矢理に連行される男は足を縛めるベルトを外すことも言葉を奪う黒い棒状の枷を毟り取ることも叶わぬまま、エレベーターによって辿り着いた地下室の中央へと、手首を掴む男達の仲間が醜悪に微笑みながら待ち構えている場所へと為す術無くぴょんぴょんと進まされていく。

「んぅっ! んぶっ、ふぅ! んふぅぅぅ!」

意に染まぬ不自然な移動によってもたらされた疲労の滲む拒絶の唸りを唾液と共に枷の隙間から溢れさせながら、一層激しく腕に力を込めてこの危機から逃れようとする。仮に手首を掴む男達の手から抜け出せても足を縛られている以上、望む逃走には辿り着けぬまま再び手首を掴まれるだけだ。
それを理解しつつも、男は非道な器具を幾つも携えた状態で自分の到着を待っていた男達から離れたい一心で汗に濡れた裸体を必死によじらせる。
だが、やはり状況は変わらない。なりふり構わぬ抵抗も、腕の自由を取り戻すには至らない。男は全力のもがきを無に帰され、惨めに裸体を踊らせ男根を振り乱して暴れる姿を無慈悲な男達に味わわれながら、とうとう更なる悪意が用意されている地下室の中央に運ばれてしまった。

「うぐぅ! んもっ、むぅぅぅぅーっ!!」

手首を力強く握っていた手が肘の方に向かってずれる。それと同時に手首へと装着され始めた黒革の枷を、男は言葉にならぬ悲鳴を発しながら拒もうとする。
もちろん、身動きを制限され数でも負けている男に勝ち目などある訳が無い。男は諦めの悪い抗いを堪能されながらあっという間に左右の手首に枷を施され、その枷と繋がっている長い鎖を壁に設置された滑車で巻き取ることによって腕を限界まで真横に伸ばした状態に固定されてしまった。
これでもう、自分はこの地下室から出られない。背後に見えるエレベーターに近寄ることも叶わない。逃げる選択肢を完全に封じられた男が、絶望に打ちひしがれる。しかし、男を嬲る悪意はまだ終わりでは無い。腕の自由を手よりも遥かに頑丈な黒革と鎖で没収した男達は、気落ちする男自身も視覚で確認していた冷酷な器具達を覆い隠すことさえも不可能にさせた無防備な裸体へと、男の怯え切った反応を愉しみながら嬉々として取り付けていく。

「うぁぁっ! んまっ、むぁぁぁっ!! うぅ、んむぅぅぅっ!!」

手首と壁を繋ぐ鎖を甲高く鳴らしながら身悶えても、男は黒く歪んだ至福の笑みを浴びせられつつ与えられる器具達を遠ざけられない。泡立った唾液を枷から噴き出させつつ鳴き喚き、左右を括られた足を支点にしてめちゃくちゃに裸体をくねらせても、男は残忍な男達の手を煩わせることすらも出来ぬまま、乳首と男根に淫猥な器具をあてがわれていく。
胸元に吸い付く形で固定された透明なドーム状の器具の内側では、柔らかな二本の毛のブラシが乳首と乳輪に触れている。巧みな刺激によって勃起を強要された男根を根本まで飲み込む形で固定された筒状の器具の内側では、男根全体が心地良い圧迫と吸引に責め立てられ早くも快楽を覚えさせられてしまっている。

「んぅ、むぅぅんっ……ふぅ、んふっ、んむぁぁぁっ」

この状態で器具を起動されたら、自分は乳首と男根を嬲る甘い地獄で情けなくよがり狂わされてしまうだろう。その事実を把握させられた男は、自分をこの状況に追いやった張本人である男達に誇りを捨てた哀願を寄せながら、淫らな責めを嫌がる思いを弱々しい呻きで示した。
しかし当然、男達はそれを聞き入れない。そんな哀願を聞き入れる者達なら、最初からこんな辱めを加えたりなどしない。
残酷な男達はみっともなく許しを請う男を正面から鑑賞しつつ与えた器具がしっかりその場に留まっていることを確かめると、心からの助けてを発する男の願いを却下するように器具のスイッチをオンにした。休みも加減も存在しない、機械による快楽責めの始まりだ。

「みゅあっ、おぅぅぅっ!? んぉっ、むぉんっ! うー! ふっぎゅぅぅぅぅーっ!!」

ドームの内側でブラシが回転し、乳首と乳輪を甘くくすぐり出す。筒の内部で男根に触れている部分全てが振動を開始し、男は堪えることもままならない絶頂の波に押し流され、射精に次ぐ射精へと追い詰められていく。
一瞬にして無意味な懇願を放つ余裕も無くして、無様にイき始めた男。手首と壁を結ぶ鎖の下を潜る自分達に気付いても、涙に潤んだ瞳を向けるくらいの反応しか行えない哀れな男。そんな男を作り出した男達は、苦しげに跳ねる男の尻肉を戯れに揉みつつ地下室の出口であるエレベーターへと歩き始めながら、悶絶する男の背に向けて非情な別れの言葉を笑い混じりにぶつけた。

「んじゃ、俺達は飯食ってくるよ。三時間後くらいにまた来てやるから、それまで良い子にイきまくってるんだぞ?」
「戻ってきたら、改めてお前の雇い主が誰かを聞いてやるからな。それまで、勝手に壊れるんじゃないぞ? 分かったな?」
「んぅぅぅーっ!? んむっ、むぅ! ふぅ……んみゅぅぅぅぅぅーっ!!」

置き去りにしないでくれ。乳首と男根をいたぶる機械をとめてくれ。今すぐに全てを白状するからどうか行かないでくれ。
悲痛な陥落の意思が乗せられた絶叫を地下室中に響かせながら絶頂を迎え、腰を突き出して器具内に射精をする滑稽な男の後ろ姿を全員で眺めながら、男達はエレベーターの扉を閉じ、捕獲したスパイの男を淫猥な尋問の中へと放置していくのだった。






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