鼻腔は残忍な気体に蹂躙される
2021.06.27.Sun.21:00
ありとあらゆる方向から襲い掛かった男達が、待ち伏せに気付き逃れようとした男をあっという間に床へとうつ伏せに組み伏せ手足を数人がかりで掴み抵抗を不可能にさせた。
その事実に焦りながら、自由を奪われた男は押さえ付けられている手足に力を込める。もちろん、数人分の体重を乗せた手に動きを封じられている手足はわずかに持ち上げることすら叶わない。男はその必死さも虚しく自分を無力化した男達の手を煩わせることすらも出来ぬまま、纏っていた衣服を数本の刃物で分解され惨めな全裸へと変えられていく。
「っ!? 何を……っ!? やめろっ! やめろぉっ!」
焦りに怯えの色を滲ませながら叫んでも、男達は当然男の要求を聞き入れない。むしろ、男達は情けなく喚くことしか出来なくなった男を嘲笑いながら最後に残った革靴と靴下を悠々と脱がせ、あらかじめ用意していた縄達を取り出して哀れな男の裸体に、厳重な縄拘束を与え始めた。
「くぅっ!? あぁ、やめっ……うあぁぁっ!!」
肌に食い込む縄の痛みに悲鳴を上げながら男が諦め悪くもがいても、男達の手はとまらない。万に一つも脱出の展開が訪れないよう隙の無い警戒を見せながら縄を施していく男達は、素早く巧みな縄捌きを用いて男の裸体を次々と縛り上げ身動きを取り上げていく。
二の腕を胸部に遊び無く結合され、背中で重ねさせられた左右の肘から手首までの部分をきつく括り上げられた男の上半身は、腕の動きを大きく制限されてしまった。左右の足首とすね、そして太もも同士を短く縄で繋がれた男の下半身は、歩いての移動はおろか自力では立ち上がることさえ出来ない状態へと追いやられてしまった。
手も足も使えなくされ、肉体を押さえる手が全て離れても何処にも逃げられない姿にされた無様な男。新たに取り出された黒色のガムテープによって左右の手に握り拳を強要する拘束を上乗せされても、口を閉じたまま開けなくさせ言葉を禁じる猿轡のテープを執拗に貼り付けられても、為す術無く受け入れるしか無い男。そんな男を作り出し、悔しげに床の上でのたうち回る様子を取り囲み醜悪に微笑みながら見下ろして堪能した男達は、みっともなく拘束からの脱出を求める男の裸体を協力して持ち上げながら愉悦に染まった声音で最後の仕上げを残酷に宣言した。
「さてと……それじゃ、まんまと罠に嵌まったお馬鹿な捜査員さんに相応しい格好をプレゼントしてあげようかね」
「こんな簡単な待ち伏せにも気付けない捜査員さんでも自分の立場がよく分かる。そんな素敵な格好だよ。嬉しいでしょう?」
「むーっ! んぐっ、んぶぅぅ!」
持ち上げられた裸体を無我夢中でくねらせても、捜査員は男達から離れられない。全身を圧迫する縄を鳴らしながら転がされたベッドの上でなりふり構わずに暴れても、捜査員はベッドの上下に位置する金属製の柵から伸びた二本の鎖の先にある黒革製の首輪とベルトを決して拒めはしない。
「うーぅっ! うぐっ、ふむぅぅぅんっ!」
屈辱を煽る言葉に対する怒りを示しながら誇りを捨てた一生懸命な身悶えを行っても無駄で、捜査員は縄の上から足首を締め上げるベルトと息苦しさは感じない物の緩みも全く感じない強さで締められた首輪によって、ベッドの上に仰向けで縫い付けられ寝返りさえも打てない格好を悪の思惑通りに贈られてしまった。
だが、悪の無慈悲はまだ終わらない。ベッドの上で丸出しの男根を揺らしながら一切の選択肢を没収された裸体をよじらせている捜査員を拘束の最終確認を行いつつ堪能した悪達は、罠に掛かり自分達の支配下に堕ちた正義を悶え狂わせ捕らわれた事実を知らしめる為の責め苦を嬉々として追加した。
それは、ベッドの下に隠していた箱型の機械から伸びた二本のコードの先にある器具を使った責め苦。口を塞がれ唯一の呼吸孔となった鼻に無理矢理残忍な気体を流し込み、呼吸の度に捜査員を嬲る地獄を増幅させる非道な拷問だ。
「はい、捜査員さん。これをお鼻に付けようね」
「んぐっ、むぶぅぅ!」
「嫌がっても駄目だよ。幾ら嫌がっても……ほーら、あっさり付けられちゃった。可哀想にねぇ」
「っぎゅ……んびゅ!? もぼぉぉぉぉっ!?」
一瞬で効果を発揮し出した気体に目を剥き、早くも反抗の態度を保つ余裕を無くしながら。鼻腔を蹂躙する強烈な媚薬の影響で萎えた状態から一気に勃起しきった状態へと変化させられた男根を滑稽に踊り狂わせながら。捜査員は呼吸を我慢して媚薬と発情を拒絶し、苦悶の後回しにしかならない無意味な対策を講じる愉快な様で黒く歪んだ笑みを浮かべる悪達の心を、淫らな高揚へと導いてしまっていた。
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「っ!? 何を……っ!? やめろっ! やめろぉっ!」
焦りに怯えの色を滲ませながら叫んでも、男達は当然男の要求を聞き入れない。むしろ、男達は情けなく喚くことしか出来なくなった男を嘲笑いながら最後に残った革靴と靴下を悠々と脱がせ、あらかじめ用意していた縄達を取り出して哀れな男の裸体に、厳重な縄拘束を与え始めた。
「くぅっ!? あぁ、やめっ……うあぁぁっ!!」
肌に食い込む縄の痛みに悲鳴を上げながら男が諦め悪くもがいても、男達の手はとまらない。万に一つも脱出の展開が訪れないよう隙の無い警戒を見せながら縄を施していく男達は、素早く巧みな縄捌きを用いて男の裸体を次々と縛り上げ身動きを取り上げていく。
二の腕を胸部に遊び無く結合され、背中で重ねさせられた左右の肘から手首までの部分をきつく括り上げられた男の上半身は、腕の動きを大きく制限されてしまった。左右の足首とすね、そして太もも同士を短く縄で繋がれた男の下半身は、歩いての移動はおろか自力では立ち上がることさえ出来ない状態へと追いやられてしまった。
手も足も使えなくされ、肉体を押さえる手が全て離れても何処にも逃げられない姿にされた無様な男。新たに取り出された黒色のガムテープによって左右の手に握り拳を強要する拘束を上乗せされても、口を閉じたまま開けなくさせ言葉を禁じる猿轡のテープを執拗に貼り付けられても、為す術無く受け入れるしか無い男。そんな男を作り出し、悔しげに床の上でのたうち回る様子を取り囲み醜悪に微笑みながら見下ろして堪能した男達は、みっともなく拘束からの脱出を求める男の裸体を協力して持ち上げながら愉悦に染まった声音で最後の仕上げを残酷に宣言した。
「さてと……それじゃ、まんまと罠に嵌まったお馬鹿な捜査員さんに相応しい格好をプレゼントしてあげようかね」
「こんな簡単な待ち伏せにも気付けない捜査員さんでも自分の立場がよく分かる。そんな素敵な格好だよ。嬉しいでしょう?」
「むーっ! んぐっ、んぶぅぅ!」
持ち上げられた裸体を無我夢中でくねらせても、捜査員は男達から離れられない。全身を圧迫する縄を鳴らしながら転がされたベッドの上でなりふり構わずに暴れても、捜査員はベッドの上下に位置する金属製の柵から伸びた二本の鎖の先にある黒革製の首輪とベルトを決して拒めはしない。
「うーぅっ! うぐっ、ふむぅぅぅんっ!」
屈辱を煽る言葉に対する怒りを示しながら誇りを捨てた一生懸命な身悶えを行っても無駄で、捜査員は縄の上から足首を締め上げるベルトと息苦しさは感じない物の緩みも全く感じない強さで締められた首輪によって、ベッドの上に仰向けで縫い付けられ寝返りさえも打てない格好を悪の思惑通りに贈られてしまった。
だが、悪の無慈悲はまだ終わらない。ベッドの上で丸出しの男根を揺らしながら一切の選択肢を没収された裸体をよじらせている捜査員を拘束の最終確認を行いつつ堪能した悪達は、罠に掛かり自分達の支配下に堕ちた正義を悶え狂わせ捕らわれた事実を知らしめる為の責め苦を嬉々として追加した。
それは、ベッドの下に隠していた箱型の機械から伸びた二本のコードの先にある器具を使った責め苦。口を塞がれ唯一の呼吸孔となった鼻に無理矢理残忍な気体を流し込み、呼吸の度に捜査員を嬲る地獄を増幅させる非道な拷問だ。
「はい、捜査員さん。これをお鼻に付けようね」
「んぐっ、むぶぅぅ!」
「嫌がっても駄目だよ。幾ら嫌がっても……ほーら、あっさり付けられちゃった。可哀想にねぇ」
「っぎゅ……んびゅ!? もぼぉぉぉぉっ!?」
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「 間抜け面を強いられた男は胃を白濁で満たされる」とかも好きでよく読み返してるのですが、これもまた読み返します...!これからも応援しております^^