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支配者は交尾の至福に溺れつつ雌に堕ちる

2021.06.07.Mon.21:00
沈着冷静にして、敵と見なした相手には慈悲も容赦も無い対応を加える優秀な秘書。彼に対する周囲の評価はおおむねそんなところだろう。
だが、実際は違う。彼の本当の姿は、私以外誰も知らない。
彼の真実を、私一人だけが独占している。その事実を改めて認識しだらしなく表情を緩ませながら入浴を終えると、彼は私よりも先に風呂から上がった時の姿である全裸のままでベッドへと仰向けに転がり、すっかり発情しきった状態で私の到着を心と全身で可愛く待ち侘びていた。

「主様っ、お待ちしておりましたっ! 早く、早く今日も、○○を可愛がってくださいっ! 主様のおチ○ポで、はしたない雌狼の穴をたくさんほじほじしてくださいっ!」

ここには、私と彼自身しかいない。その上、私の寝室であるこの部屋にはあらかじめ内部の音が外へ溢れ出ることを封じる魔術が施されている。
それをしっかりと把握している彼は、表で見せている態度を完全に崩して甘えたがりな素の自分を解放し、私に向かって蕩けきった声で欲望を露わにしたおねだりを叫んでいる。
私には無い尖った耳を震わせ、尖った口から熱い吐息を漏らしている彼が可愛らしい。火照った顔の横に左右の手を置き、恥部を見せ付ける為に足を迷い無く開いている彼が美しい。丸出しとなっっているパンパンに張り詰めた男根を脈打たせ、膨らみきった男根の下で尻穴をヒクヒクと収縮させ、白銀の尾を千切れんばかりに振り乱しながら狼獣人にとってこれ以上無い屈辱であるはずの腹をさらけ出した体勢を、主である私を悦ばせ自身の興奮を加速させる目的で取っている淫猥な彼が堪らなく、愛しい。
己の全てを無防備に捧げた大好きな狼のおねだりを見聞きした私は、自分を慕う彼を愛し淫らに鳴かせたいという衝動のままに自らの男根を彼の物と同じように限界まで膨張させつつ入浴後に纏ったばかりであるローブを脱ぎ捨てると、行為に及ぶにしても水分補給をしてからと考えていた数分前の自分を忘れきったまま、私の男根を欲しがって開閉を繰り返している彼の尻穴にお望みの物をねじ込んでやった。

「あんっ、んあぁぁ……! 入ってくるぅ……主様のおチ○ポ、私の中に、ずぶずぶってぇ……っ!」

体内を貫く男根の圧迫に充足を募らせながら、私の男根無しでは生きられなくなった狼は緩く開いていた口から溢れる吐息を更に熱くしつつ、口内で心地良さげに舌を踊らせ始めた。顔の横にあった手と、恥部の横で折り畳まれていた足を用いて私に抱き付いた狼は、至福に染まった顔を見せつつ、私の腹部に触れている男根を一際嬉しそうに脈打たせながら私の太ももを幸せそうに揺れ動く尾で撫で、尻穴を最奥まで満たした私の男根を熱烈に締め上げた。
だが、彼の誘惑はまだ終わらない。無意識に紡がれる、私の獣欲を掻き立てる仕草はまだ続いている。
彼は一生懸命に手足へと力を込めて私に縋り付き、私の口を狼の長く分厚い舌で舐めながら、腸内を埋め尽くす私の男根への圧迫を強め腰を揺すりつつ言うのだ。

「主様ぁ……お願い、しましゅ……動いて、くらひゃい。いっぱいいっぱいじゅぼじゅぼして、私のおひりをめちゃくちゃに掻き毟って……私を、主様専用の淫乱な狼の私を……いやらしくイきまくらせてくだしゃいぃっ……!」
「あぁ、もちろんだよ。今夜も、じっくりと可愛がってあげる。私だけの淫らな狼を、もっともっと淫らに調教してあげるからね」
「んぁっ、あぁんっ! ありがとう、ごじゃいましゅっ! もっともっろ、主しゃまを愉しませる淫乱になりまひゅ! 主様のおチ○ポらいひゅきな、雌狼に堕ちますっ、主様ぁぁぁっ!」

甘さを増した声音と、私に密着した裸体の震えでより濃い淫蕩な屈服への悦びを伝えてくる狼を優しく、激しく犯し抜きながら。優秀な秘書である彼がいなければ何も出来ず最愛の狼がいない日々などもう考えられない私は、支配される愉悦と雌の悦楽に溺れている本当の支配者である狼に奉仕を加え、自分だけが知っている狼の痴態を独占しつつ、その痴態をずっと私の元に繋ぎとめたい一心で本気の愛情を込めた男根で狼の体内を、一晩中甘く抉り続けていた。






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