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椅子の上で男は追い打ちの悦楽をもたらされる

2021.05.31.Mon.21:00
左右の手首と二の腕同士を縛り、足首と太もも同士をきつく括る縄から抜け出そうと、男は裸体を必死でもがかせた。背中で伸ばしたままの状態を強いられた腕と胴体で背もたれを挟み込んだ姿から離れられなくされた上半身に力を込め、足首の縄と手首の縄を座面の下を通る形で這わされた縄によって遊び無く結合されたことで床に触れることさえも禁じられた宙に浮いている足を悶えさせながら、男は四本の脚を地下室の床に金具で固定された椅子からの解放を求めてなりふり構わず足掻きを休み無く繰り返した。
けれど、男の努力は厳重に、そして過剰に施された縄を振り払うには遠く及ばない物で。言葉を封じる赤いギャグボールの穴からくぐもった唸りと唾液を飛ばしつつめちゃくちゃに身をよじらせていた男は次第に暴れ続けたことによる疲労と全く緩む気配を見せない縄に対しての絶望に心と身体を憔悴させられていき、とうとう男は気力も体力も尽き果て、ただただ椅子に腰掛けるだけの状況に陥ってしまった。
それは、意に染まぬ淫らな責め苦を無抵抗に受け入れる状況。椅子の座面に取り付けられた極太の張型に貫かれた尻穴を容赦の無い首振りで蹂躙されつつ、小刻みな振動を絶え間無く行う薄紫色のオナホールに包み込まれた男根を萎える暇も認められずに射精へと追い立てられる、終わりなき絶頂地獄の状況だ。

「うぁぁっ、お! あぉ、はっ、かぉぉぉぉっ!!」

もう男には、尻穴を嬲る張型を引き抜こうと身をよじる余裕など無い。腰回りにあてがわれた縄で外れないようにされたオナホールから男根を救い出そうと試行錯誤をする余力も無い。
男はもはや、尻穴と男根を襲う悦楽に苦悶と屈辱を味わわされながら、為す術無くイき狂わされるしか無い。見開いた目から大粒の涙を零しても、ギャグボールを装着された口から許しを請う絶叫を恥を捨てて放っても、精液に塗れたオナホールの中に閉じ込められている男根がほとんど白の混じっていない不完全な射精に喘いでも終わらない。そんな拷問に、男は甘く打ちのめされるしか無いのだ。

「うぁ、あ、ほごぉぉっ! は、ほ、もっ、うぶぁぁぁぁっ!!」

イっても、次の絶頂がすぐに訪れる。気を失うことも許されずに、男は絶頂に次ぐ絶頂へと上り詰めさせられていく。
その断続的な絶頂に我を忘れて鳴き喚きながら、男は椅子に縫い付けられた裸体を激しく痙攣させつつ頭部を折れそうな程に仰け反らせ、一際大きな絶頂に至った。そして、男は気付いた。知らず知らずの内に、自分にこの責めを与えた非道な男が背後に立っていたことに気付いた。

「ふぅ!? んもっ、まぉぉぉっ! あー! あぉぉぉんっ!」

哀願の明確なぶつけ先を手に入れた男は、頭部を仰け反らせた状態に維持しつつ潤んだ瞳で寄せる助けての視線と誇りを捨てた声音で紡がれる許しての叫びで地獄の終わりをねだる。この苦しみから逃れられるなら何でもするという悲痛で惨めな陥落の意思を胸で膨らませつつ、男は尻穴と男根の刺激に悶絶しながら一生懸命に哀願を逆さに見える非道な男の顔に向かってぶつける。
だが、男は慈悲を欠片も見せない。崩壊の色が濃くなった滑稽その物な哀願を堪能しながら表情を黒く残忍に微笑ませていく男は、予想通りに理性と正気を溶かされた無様な男の汗と涙に濡れた歪んだ顔を見下ろしつつ、救いを欲するわずかに残った思考能力をすり潰す為に椅子の後ろ側の脚に縄で括り付けていたスイッチを器用に右のつま先で操作した。

「みゅぁぁぁっ!? え、は、ほごっ、むぶぁぁぁ!」

つま先に操作されたリモコンが、男の尻穴を掻き毟る張型と男根を震わせるオナホールの駆動を最大の物へと変化させた。すでに限界を超えていたところに暴力的な悦楽を追い打ちのように加えられた男は、背後の男を見上げる位置に頭部を保つことも出来なくなり、全身を痛々しく跳ねさせ頭部をめちゃくちゃに振り乱して少しでも快楽を誤魔化そうとしつつ、喉が破れんばかりの声で鳴き喚きながら数秒単位でやって来る絶頂の波で揉みくちゃにされ始めた。
そうして愉快にイき狂う男を背後から眺めつつ、残忍な男は左右の腕を大きく開きながら、涙ぐましく行われる快楽を散らす試みを制しようと、振り乱される頭部と悶え狂う裸体を腕で押さえ快楽の逃げ場を塞ごうと、イきまくる男との距離をゆっくり詰めていくのだった。






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