縛られた青年は淫らな赤で彩られる
2014.01.19.Sun.21:00
「んんっ! んっ、ふむうぅ!!」
部屋に、青年のくぐもった悲鳴と、金属の軋む音が響く。その軋みは青年のもがきと連動しており、吊るされた裸体が憐れに逃れようと悶える度に、抵抗を嘲笑うように冷たく鳴っていた。
目隠しをされた青年には見えていないが、青年を拘束し、凌辱している男は愉しそうに笑っている。その笑みは、青年が目の前で淫らなダンスを踊るごとに深みを増し、同時に男の加虐心も加速していく。
「気持ち良いか? 宙吊りにされて、アナルをめちゃくちゃにされて」
「ふうぅぅ!」
男の手が、青年のアナルに入り込んで乱暴に暴れているバイブを動かすと、青年はガクガクと震えて身をよじらせる。
赤い縄を着せられ、床と平行になるよう拘束台に吊るされた身体は、後ろ手に縛られた手首の縄をほどこうとして左右にくねり、太股と足首の縄を台の金具に結ばれた足は折り曲げて持ち上げられた状態のまま、激しい快楽に痙攣していた。
無惨に吊り下げられ、どこにも移動の出来ない肉体を嬲られ。青年のペニスはがちがちに硬くなっている。
性の責めを受けているのはアナルだけなのに、ペニスの先端からは先走りが絶え間無く溢れ、吊られた青年の下には汗と淫液の混じった卑猥な水溜まりが作られていた。
しかし、それだけ淫らな池を作っても、青年は満たされない。意地悪な拘束が、一番の快楽を塞き止めてしまっているから。
「お前のチンコ、パンパンになってるなぁ」
「んぐっ、ふ、むうぅ!」
びしょ濡れの先端を指でくすぐられ、縄の猿轡を噛まされた口から、唾液が零れ落ちる。その中には泡も混じっていて、青年の惨めさを引き立たせていた。
「ベルト、外して欲しいか?」
「ふっ、ふうぅっ!」
尋ねられ、青年は即答した。ペニスの根元を縛めているベルトを、外して欲しいと。
なりふり構わずおねだりの呻きを出す姿に、男は黒く笑い。右手で、青年の絶頂を封じているベルトを外してやった。
それに合わせて、左手で持ったアナルバイブを激しく掻き回しながら。
「んぐぅぅぅーっ!! ふむっ、んふうぅ!」
焦らしに焦らされ、ずっと考えていたその瞬間が近付き、青年は悦びに打ち震え吊るされた手足をわななかせた。
…そんな青年を、男は残酷に、地獄に叩き落とす。
「おっと、ベルトは外したけど、イっていいとは言ってねーからな?」
「んぐっ!?」
そんな、と思い。青年は慌てて絶頂を堪えようとした。
だが、男はそれが間に合わないタイミングで宣告をしており、もはや熱い流れはペニスの中腹までたどり着いていて。
「んむぅー…っ!」
どうしようもなく、青年はイってしまった。
堪らない解放感なのに、青年は恐怖に怯える。この後の男の言葉が、容易に想像出来てしまったせいだ。
「あーぁ、悪い子だ。主人の言い付けを守れないなんてな」
「うぅ…」
「悪い子には、お仕置きだ」
お仕置きの言葉にビクッと跳ねた青年。明らかにその様子は恐怖に怯えていて、自由を奪われた肉体は哀しい程に小刻みに震えていた。
その反面、ペニスはアナルに与えられ続けている快楽で、絶頂したまま再び勃起していた。その反応を、男は自分に都合の良いように捉える。
「チンコふくらませて…反省が見えない子には、熱いお仕置きだ」
「ふうぅぅぅっ!?」
柔らかな尻に灼熱の液体が垂れ、青年は驚きと熱さに大きくビクつく。
見えないけれど、青年はこれを知っている。男が自分を弄び、白い肌を赤く彩る時に使う、蝋燭の蝋。
「全身を真っ赤に染めて、お前が動くなくなるまで身悶えるまでお仕置きだ。それが終わったら、俺ので犯してやるよ」
「んー…んふぅぅぅ…!」
やめてくれと叫ぶ事も許されずに、青年の尻が、背中が、垂れ落ちた蝋燭で染められていく。
肌と理性を焦がす責めに苦しみ、喘ぎ、青年は。
男に従順な存在へと、少しずつ調教されていく。
「んぉぉぉぉぉぉっ!」
助けの来ない部屋には、声を上げる気力を失うまで、青年の甘く悲痛な嬌声が鳴り続けていた。
↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ


にほんブログ村



↓こちらもよろしければ応援クリックお願いします↓
スポンサーサイト


部屋に、青年のくぐもった悲鳴と、金属の軋む音が響く。その軋みは青年のもがきと連動しており、吊るされた裸体が憐れに逃れようと悶える度に、抵抗を嘲笑うように冷たく鳴っていた。
目隠しをされた青年には見えていないが、青年を拘束し、凌辱している男は愉しそうに笑っている。その笑みは、青年が目の前で淫らなダンスを踊るごとに深みを増し、同時に男の加虐心も加速していく。
「気持ち良いか? 宙吊りにされて、アナルをめちゃくちゃにされて」
「ふうぅぅ!」
男の手が、青年のアナルに入り込んで乱暴に暴れているバイブを動かすと、青年はガクガクと震えて身をよじらせる。
赤い縄を着せられ、床と平行になるよう拘束台に吊るされた身体は、後ろ手に縛られた手首の縄をほどこうとして左右にくねり、太股と足首の縄を台の金具に結ばれた足は折り曲げて持ち上げられた状態のまま、激しい快楽に痙攣していた。
無惨に吊り下げられ、どこにも移動の出来ない肉体を嬲られ。青年のペニスはがちがちに硬くなっている。
性の責めを受けているのはアナルだけなのに、ペニスの先端からは先走りが絶え間無く溢れ、吊られた青年の下には汗と淫液の混じった卑猥な水溜まりが作られていた。
しかし、それだけ淫らな池を作っても、青年は満たされない。意地悪な拘束が、一番の快楽を塞き止めてしまっているから。
「お前のチンコ、パンパンになってるなぁ」
「んぐっ、ふ、むうぅ!」
びしょ濡れの先端を指でくすぐられ、縄の猿轡を噛まされた口から、唾液が零れ落ちる。その中には泡も混じっていて、青年の惨めさを引き立たせていた。
「ベルト、外して欲しいか?」
「ふっ、ふうぅっ!」
尋ねられ、青年は即答した。ペニスの根元を縛めているベルトを、外して欲しいと。
なりふり構わずおねだりの呻きを出す姿に、男は黒く笑い。右手で、青年の絶頂を封じているベルトを外してやった。
それに合わせて、左手で持ったアナルバイブを激しく掻き回しながら。
「んぐぅぅぅーっ!! ふむっ、んふうぅ!」
焦らしに焦らされ、ずっと考えていたその瞬間が近付き、青年は悦びに打ち震え吊るされた手足をわななかせた。
…そんな青年を、男は残酷に、地獄に叩き落とす。
「おっと、ベルトは外したけど、イっていいとは言ってねーからな?」
「んぐっ!?」
そんな、と思い。青年は慌てて絶頂を堪えようとした。
だが、男はそれが間に合わないタイミングで宣告をしており、もはや熱い流れはペニスの中腹までたどり着いていて。
「んむぅー…っ!」
どうしようもなく、青年はイってしまった。
堪らない解放感なのに、青年は恐怖に怯える。この後の男の言葉が、容易に想像出来てしまったせいだ。
「あーぁ、悪い子だ。主人の言い付けを守れないなんてな」
「うぅ…」
「悪い子には、お仕置きだ」
お仕置きの言葉にビクッと跳ねた青年。明らかにその様子は恐怖に怯えていて、自由を奪われた肉体は哀しい程に小刻みに震えていた。
その反面、ペニスはアナルに与えられ続けている快楽で、絶頂したまま再び勃起していた。その反応を、男は自分に都合の良いように捉える。
「チンコふくらませて…反省が見えない子には、熱いお仕置きだ」
「ふうぅぅぅっ!?」
柔らかな尻に灼熱の液体が垂れ、青年は驚きと熱さに大きくビクつく。
見えないけれど、青年はこれを知っている。男が自分を弄び、白い肌を赤く彩る時に使う、蝋燭の蝋。
「全身を真っ赤に染めて、お前が動くなくなるまで身悶えるまでお仕置きだ。それが終わったら、俺ので犯してやるよ」
「んー…んふぅぅぅ…!」
やめてくれと叫ぶ事も許されずに、青年の尻が、背中が、垂れ落ちた蝋燭で染められていく。
肌と理性を焦がす責めに苦しみ、喘ぎ、青年は。
男に従順な存在へと、少しずつ調教されていく。
「んぉぉぉぉぉぉっ!」
助けの来ない部屋には、声を上げる気力を失うまで、青年の甘く悲痛な嬌声が鳴り続けていた。
↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ


にほんブログ村


↓こちらもよろしければ応援クリックお願いします↓

[PR]

