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落ちた少年は甘いとどめでよがり狂わされる

2021.05.26.Wed.21:00
「あっ、んあぁぁっ! もっ、もぅいやぁぁっ! ゆる、ひへ……まりゃ、ひぎゅっ! イっひゃう、イっひゃうぅぅっ! やらっ! やら、やら……んやぁぁぁぁっ!!」

万歳をしているかのような状態となるよう左右の手首に嵌められた黒革の枷と背にした壁の金具を鎖で結ばれた腕を苦しげに跳ねさせながら、少年が淫猥に歪んだ悲鳴を放ちつつ何十回目かも分からない意に染まぬ絶頂へと追い立てられた。
足首と太ももに装着された黒色の枷を腕と同じように壁へと繋がれ閉じたくても閉じられないよう拘束された足をガクガクと痙攣させながら、少年が男根から白の薄まった精液を力無く迸らせる。しかし、少年をいたぶる淫獄は終わらない。床と一体化し、少年の尻穴を下から串刺しにしている黒い張型も、硬く張り詰めさせられた幼い男根の根元と亀頭のすぐ下を締め付け絶え間無い振動を用いて悦楽を流し込んでくる黒く小さなベルトも、少年が絶頂に達したことなどお構い無しに駆動を続け、悦楽を容赦無く味わわせてくる。
自由を奪われ、淫具からの脱出を不可能にされた少年はもはや、全裸に剥かれた肉体を惨めに悶え狂わせながら淫獄に苛まれるしか無い。誇りを捨てて叫んでいる心の底からの哀願を聞き流される少年は、自分を捕らえ甘く嬲っている男達の前で、絶望に打ちひしがれながら絶頂を繰り返させられること以外、出来ることなどありはしないのだ。

「だ、じゅげでぇぇっ! もっ、やめでぇぇっ! なんれも言う! じぇんぶはなしゅがらっ、あぁ、んぁぁぁぁぁっ!!」

全てを白状する意思を示しても、壁際で淫らに悶絶する少年を観察する男達は反応を返さない。堪えきれずに絶頂へと押し上げられながら息も絶え絶えの状態で少年が自ら情報を提供しても、男達は嘲りを乗せた笑みを濃くするだけで慈悲は欠片も見せはしない。
何をしても、男達は自分を許さない。疲弊した頭でも理解出来る絶望の情報に戦慄しながら、逃れられぬ少年は裸体を情けなくくねらせつつ射精を断続的に迎える。そうして終わりの見えない淫猥な拷問にいたぶられ続けた少年はやがて、無意味な哀願を紡ぐ余裕も失い、裸体を支える足の力を保つこともままならなくなり、とうとう完全に脱力して尻穴をほじくる張型を根本まで飲み込む形で、床にべたんと落下してしまった。
それが、更なる地獄の起動スイッチになると、あらかじめ男達から聞かされていたというのにだ。

「んっ、おぉっ!? あぉぉぉぉーっ!?」

無意識に足の力が抜けきったことで一気に奥まで侵入してきた張型の衝撃に目を剥き、甲高い絶叫を放ちながら、少年は萎える暇も認められない男根を振り乱しつつほぼ透明となった淫蜜を弱々しく迸らせる。そんな重い絶頂に翻弄される少年は、張型周辺の床に体重が掛かったことで動き始めた残忍な機構に気付けない。仮に気付いていたとしても、一度作動した機構は再び裸体を上に運んだとしても停止しない設定にされている為、少年には何一つとして対抗策は無い。足首の枷と太ももの枷から伸びた鎖と繋がっている金具を移動させる壁に仕込まれたレールの機構を拒めない少年は、胴体の横まで足を持ち上げたみっともない格好へと追いやられるしか無い。
開いたままにさせられていた足を更に開かされ、尻穴が張型を飲み込んでいる様子と振動ベルトに責め立てられる可愛らしい男根がよりはっきりと見える体勢へと変えられた少年は、足を縛める枷を移動させるレールが終点に到達すると同時に開始した無慈悲さを数段引き上げた快楽責めによって、スパイとしての己のみならず人間としての自覚すらも跡形も無く削り落とされるしか無いのだ。

「んぎっ、ひぃぃぃーっ!? やめっ、ひゃめへぇぇっ!! だめ、りゃめっ! こんにゃの、おがじぐなりゅ! ぐるじっ、やめでぇ! おにぇがい、もぉゆるじでよぉぉぉっ!!」

吐き出す精液が空に近付いている男根を強まった振動に甘く殴り付けられ、蕩けきった尻穴を荒々しさを数倍に増した張型に蹂躙される少年が涙を零しつつ先程以上に理性と正気を無くした懇願を叫ぶ光景を無言で眺めながら、男達は自分達の組織を嗅ぎ回っていた少年スパイが苛烈な快感で崩壊し淫欲に溺れきるまでの滑稽な痴態を、必死に快楽に抗い最後のとどめである淫獄が発動しないよう足を踏ん張らせていた約一時間前の様子と脳内で照らし合わせつつ、歪んだ興奮と共に悠然と堪能し続けていた。






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