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正義の精液はおねだりの褒美として搾り取られる

2021.05.09.Sun.21:00
自らの身体を抱き締めているような状態を腕に強いる黒の拘束服を着せられた少年は、手の自由を完全に奪い取られ他の箇所にあてがわれた拘束を決して振り払えない状況を生み出されてしまった。左右の足を窮屈に折り畳んで締め付ける黒色の拘束具を装着され、足を伸ばせなくさせるその器具の表面に取り付けられている金具と床に打ち付けられた金具を短い鎖と南京錠で結合された少年は正座で固められた足を限界まで開かされ、幼い男根を無防備にさらけ出し続ける屈辱的な格好から離れられないようにされてしまった。
手足を縛められた惨めな姿では、どこにも逃げられない。立ち上がることすらも許されず、口に噛まされた黒い棒状の枷を毟り取ることも叶わない。
ありとあらゆる自由を没収され、言葉すらも取り上げられた哀れな少年はもはや自分を捕らえた組織の男が残していった残忍な機構に為す術無く辱められるしか無い。敵の手に堕ち、完全に支配下へと置かれた惨めな少年は、背後の床に存在する小さな扉の中から現われた非道な機構によって守りたくても守れぬ尻穴を嬲られ、甘く苦しい恥辱にただただ苛まれ続けていた。

「うぅ……んふっ、むぅ……んぐぅぅっ……!」

痛々しく見開いた目から涙を零し、苦悶の呻きと共に口から唾液を溢れさせ、縛められた手足の解放を欲して必死に身をよじらせても少年は望む変化を何一つとして引き寄せられない。なりふり構わずに暴れても残忍な拘束達はその動きを嘲るかのように軋む音を立てるのみで、少年は尻穴に差し込まれた後に腸内で膨張させられたプラグを、強力な発情をもたらす淫薬を少しずつ染み出させている冷酷な機構を一向に振り払えはしない。

「んーぅっ! んもっ、むぅぅぅ! ふぅ、んふぅ、むぶぅぅぅ……っ!!」

腸内の粘膜から直接淫薬吸収させられた尻穴は、奥深くまでが気が狂いそうな程の疼きに襲われている。一切刺激を注がれていないはずの幼い男根は強要された発情のせいで限界まで張り詰め、透明な蜜をはしたなくとろとろと分泌させ続けている。そんな淫猥な責め苦で苛烈にいたぶられている少年はもはや、心も身体も限界だ。少年はもう、自分を甘い拷問の中に放置した男への怒りを欠片も思い出せない。人間とは思えないくらいの痙攣を行っている火照りきった裸体の動きを、少年は制御出来ない。
これまで積み上げた全てを瓦解させ脳を打ちのめしていくとめどない淫欲の暴力に追い詰められた少年は、形だけの反抗の態度を示す気力さえも削り落とされ、永遠とも思える時間の後にようやく自分の元へと帰ってきた男を潤んだ視界で確認した瞬間、少年は嘘偽りの無いおねだりの意思表示を、淫薬の効果で疼きに疼いている肉体を鎮める悦楽を渇望する哀願の叫びを迷い無く放ち始めた。
男は悪、自分は正義のヒーロー。そんな立場の違いを完全に忘れ、少年は服従の思いを露わにして憎んでいた男に甘い悦びを希求し始めたのだ。

「あぉぉっ、んっ、むぁぁんっ! ふぅ、むぅぅ! んぶぁぁぁぁーっ!!」

腰を前後に揺すって男根を主張しつつ、快楽を請う少年。誇りと尊厳を捨て、屈服宣言と同義のおねだりを無我夢中で紡ぐ滑稽な少年ヒーロー。そんな予定通りに堕ちきった少年を見下ろして微笑みながら、悪の男は少年の左にしゃがみ込み尻穴を嬲っているプラグを取り出した時と同じように今度は少年の背後ではなく正面側に位置する床の扉を開き筒状の器具を、少年の男根に合わせて用意した淫具を取り出した。

「上手におねだり出来たね、ヒーロー君。そんな良い子には、この玩具をあげよう。今からこの玩具をパンパンになったヒーロー君のおチ○チンに付けて、たくさん気持ち良くして……新たな怪人制作の研究に必要な正義の精液をたっぷり搾り取ってあげるからね……」
「んふっ、むぅぅんっ! あぶっ、ふむぁぁんっ!」

男の右手が動かす筒状の器具に男根を飲み込まれていく刺激にすら堪らない悦楽を覚えて幸せ色の悲鳴を上げながら、男の左手が尻穴を塞ぐプラグを指先でぐりぐりと動かし腸壁の浅い部分を抉ってくる責めに雌の鳴き声を発しながら、少年はヒーローであった頃の面影を跡形も無く失った痴態で悪の男の目と耳を愉しませつつ、早く早くと急かすように甘い至福への期待に染まった瞳で男を嬉しそうに見つめ返していた。






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