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偽の液体は逃げ場の無い二人を悶え狂わせる

2021.05.07.Fri.21:00
ぎちぎちと縄を鳴らしながら、男達が自由を取り戻そうと必死に裸体をもがかせている。金属の輪を用いた開口具によって閉じられなくされた口から言葉にならない呻きを漏らし、仲間と自分を閉じ込めている金属製の檻を軋ませながら、男達が危機から抜け出そうとなりふり構わぬ足掻きを繰り返している。
しかし、男達を取り巻く状況は何一つとして望む方向には動かない。二の腕を胴体へと遊び無く括り付けられ、背中で重ねさせられた左右の肘から手首までの部分に縄をきつく打たれ、寄りかかるような形で背にした格子と上半身を縛る縄を短く繋がれてしまった男達が幾ら身をよじらせても拘束は全く緩まない。身体の前で交差させられた左右の足首を十字に縛られ、足首を縛る縄と左右の太ももに巻き付けられた縄を上半身の縄へと結合されてしまった男達が間抜けな唸りを上げながらじたばたと暴れても二人はお互いの無様な姿が正面に固定されている事実を覆すことも、自分達を入れた檻を運ぶ男達の手を煩わせることも出来はしない。
諦めを否定する思いがどんなに強くとも、二重三重の縛めを加えられた男達は全ての行動を無に帰されながらより脱出を困難にさせる無慈悲な拘束を上乗せされるしか無くて、二人は無駄な身悶えを嘲笑われ隠しきれぬ恐怖と絶望に震える声を堪能されながら檻を床に作られたくぼみの中へと下ろされ、仮に縄から抜け出せても何処にも逃げられない状態へと追いやられてしまった。

「良い格好だなぁ、お二人さん。最高の眺めだぜ?」
「ただただ無様な所を見下ろされるだけの存在になった気分はどうだ? 丸出しのチ○コを、仲良く上から観察される気分はどうだ? ん?」
「あぉ、えおぉっ……っ!」
「うぁっ、あぅぅーっ! あぁ、はおぉ……」

醜悪な笑みを向けながら愉悦に満ちた言葉を浴びせてくる憎い男達を見上げつつ、男達が檻の格子越しに鋭い反抗の視線を返す。そんな目を見せても余計に男達を悦ばせるだけだというのに、檻の扉は側面にある為くぼみ内の壁に扉を押さえられている状態では縄を振り払えてもここから出られないという事実に打ちひしがれた瞳は反抗を越える絶望の色に染まっているというのに、屈服を認められない二人は無意味な睨み付けを頭上の男達に飛ばしつつより無意味な縄を解く為の動きを惨めに試みる。
その予想通りの滑稽な様子を見下ろし笑みの黒さを増幅させながら、非道な男達は全身を歪んだ興奮に震わせた。この諦めの悪い捜査員達を今以上に無様な姿へと追いやり、虚勢を張る気力も紡げない程の屈服へと叩き堕とす。堪らない高揚が味わわせてくる至福を噛み締めながら、男達は最後の仕上げと言わんばかりにキャスター付きの巨大なタンクを捜査員達入りの檻を入れたくぼみ近くに運び、タンクから伸びたホースを無意識に怯えの反応を見せた二人を改めて笑い飛ばしつつ二人の中央に位置する檻の中へと差し込んだ。

「強気な態度だねぇ、それが一体何時まで持つかな?」
「まぁ、精々頑張れよ? 長く耐えれば耐える程、俺達はその分愉しめるからなぁ」

これから、残酷な何かが始まる。それを二人が察するよりも早く男達はタンクのボタンを躊躇いなく押し込み、タンクの中身である冷酷な液体を、精液に匂いと感触と味を寄せた白く濁った液体を逃げ場の無いくぼみと檻の内側へと注ぎ出した。
説明が無ければ、その液体は本物の精液としか思えない。例え偽物と知っていたとしても、全身を不快に撫で回し、閉じられぬ口の中を雄の味で蹂躙し、液体に口を塞がれ唯一の呼吸孔となった鼻を嬲る淫臭は本物と変わらない。故に、捜査員達は誇りだけで支えていた抗いの意思をあっさりと崩され、あっという間に口内への侵入を開始した偽物の精液の味と窒息への恐怖に情けなく鳴き喚きつつ、鼻腔を蝕む淫臭で残忍な男達の思い通りに悶え狂い始めた。

「あぶっ、ぶぁぉぉっ! ばぶっ、ぼごっ、あぶぁぁぁっ!!」
「えぶっ、ぶばっ、ぼほっ、あぉぉぉっ! はぁ、はぐ、はぉ、ぼごぉぉっ!!」

助けて、許して。尊厳をかなぐり捨てた哀願の絶叫を無言で愉しみながら、男達は予定である頭部をうなだれさせれば鼻すらも偽の精液に塞がれる水位に達したらすぐに注入を停止させられるようタンクのボタンに指を掛けつつ、ホースを抜いた後にくぼみへと被せる自分達が二人を鑑賞する際に匂いが気にならないよう用意した小さな空気穴付きの透明な板を手に取り、捜査員達の悶絶を堪能する為の準備を心を躍らせつつ進めていくのだった。






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