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快楽調教は酒盛りの後に開始される

2021.05.01.Sat.22:00
猥雑な会話で盛り上がり、品の無い笑いを部屋中に響かせ合いながら、男達が酒を浴びるように飲んでいる。
火照った肉体を冷ます為にと上半身の衣服を迷い無く床に脱ぎ捨て、まともでは無い金銭で手に入れた酒を何の罪悪感も抱かずに瓶のまま次々と飲み干しながら、男達が宴を愉しんでいる。
しかし、その宴は唐突に終わりを迎えた。十数人の男で加減を一切せずに飲み続けた酒が底を尽き、それ以上の酒盛りが不可能となったからだ。

「あっれぇ? おいもう酒ねーじゃねーかよぉ」
「一番飲んでた奴がなーに言ってんだ。ほとんど飲んでないみたいに言うんじゃねーよ」

仲間内のお決まりのジョークを飛ばしながら、男達が椅子から立ち上がる。そして男達は部屋の一角に向かって赤く染まった醜悪な笑みを向けると、床に散らばった衣服と酒の空瓶を避けながら視線を寄せた場所へと歩み寄り、酒臭い息を発しつつ愉しげに次の宴の開始を宣言した。

「んじゃ酒も無くなったことだし、保安官さんで遊ぶとするかぁ」
「俺達を捕まえようとしたことを後悔するくらいに、みっともなく鳴き喚かせてやるよ。覚悟しろよぉ?」
「っ! んぅぅ! むぐぅぅっ!!」

憎むべき悪達の手が、あらゆる方向から迫ってくる。その事実を目の当たりにして戦慄を募らせた保安官の男は、布を押し込まれ別の布を噛まされたことで言葉を封じられた口から救いを望む絶叫を放ちながら、どうにかして逃れようと裸体を必死になってもがかせた。
けれど、保安官のなりふり構わぬ助けての意思表示と、無我夢中で紡がれる脱出の為の行動は何の変化も生み出せない。無人の空き家にしか見えない建物の地下に存在する空間で幾ら騒いでも、そのくぐもった声は外部には欠片も漏れ出ない。惨めな自分を肴にして酒を味わう男達の目を盗んで繰り返した格闘とは比べ物にならない勢いで身をよじらせ、肌に食い込む痛みと丸出しの男根が跳ね回る羞恥に耐えながら暴れても、背にした丸い柱に縄を用いて遊び無く縛り付けられた保安官は自由を取り戻せず惨めで愉快なダンスを晒して男達の興奮と愉悦を余計に加速させることしか出来はしない。
背中で伸ばしたままの状態を強いられ胴体へと縫い付けられた腕に力を込めても無駄。左右の足首から付け根付近までを幾本もの縄で一つに結合された足をもがかせても無駄。何をしても、どんなに頑張っても、保安官は手足を厳重に拘束され追い打ちと言わんばかりに過剰に付け加えられた縄で柱へと固定された裸体を解放には導けない。
抵抗の手段を没収され、屈辱を承知の上で発した懇願を嬉々として愉しまれる絶望的な立場に置かれた保安官はもはや、非道な悪達の手で無防備な裸体を弄ばれるだけの存在だ。
逞しき肉体と気高き精神を持つ男を捕らえ、好事家好みの奴隷へと調教して売り飛ばす集団の罠にまんまと嵌まってしまった哀れな保安官は、悪達の巧みな責めに為す術無く翻弄されながら彼らを潤す淫らな商品となるよう己の全てを躾け直されるしか無いのだ。

「んーぅっ! んむっ、ふ! みゅぅぅぅ!」
「保安官さん、乳首敏感だねぇ。もしかして自分でも弄ってた?」
「チ○コも立派なのにあっさりガチガチになって、少し擦っただけでビクビク跳ねちゃって情けないねぇ。苛める側としては愉しくて助かるけどねぇ」
「チ○コと乳首も気持ち良いだろうけど、他も負けちゃいないだろ? 身体中撫で回されて、縄鳴らしながら心地良さそうに身体中痙攣させて、もうイっちゃいそうになってるもんねぇ」
「うぐぅぅ! んもっ、むふっ、ふぅ! んむぁぁぁーっ!!」

正義として、悪に負けたくないと思う心。男として、快楽に溺れたくないと思う心。そんな陥落を否定する思考を早くも蝕み始めた苛烈で抗いがたい悦楽の波に悶え苦しみながら、保安官は酒臭い口で嘲りを混ぜた言葉を放つ悪達の意に沿って逆らえぬ裸体を上り詰めさせられていき、全身を柱に繋ぐ縄の音と悲痛で淫猥な嬌声で悪達を悦ばせつつ、長く甘く辛い快楽調教の入り口にあたる一回目の射精を迎えさせられるのだった。






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