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収納用具は机の下で己を律する

2021.04.28.Wed.21:00
細い金属の棒を組み合わせて作り上げられた幾つもの専用の型を裸体に装着され、型同士を金属製の留め具で遊び無く結合された男は、無様な格好で固められたまま指一本すらも思い通りには動かせない状況へと追いやられてしまった。
金属を噛まされ、限界まで開かされた口は閉じたくても閉じられない。折り畳んだ状態で金属に締め付けられた足は伸ばしたくても伸ばせず、足の横に指を伸ばした状態で置かされた手はすぐ近くにある丸出しの男根を隠したくても隠せず、金属によって左右に割り開かされた尻肉は無防備にさらけ出された尻穴を外気から守ることも出来ない。
自らの身体に合わせて用意された頑丈な型の内側に閉じ込められ、犬がお座りの芸を行っているような体勢を強要された哀れな男はもはや、自力ではどうやっても惨めな姿から抜け出せない。
そんな男は当然、自分をその格好へと変えた無慈悲な男が行う非道な仕打ちを拒むことも出来はしなくて。一切の自由と抵抗の選択肢を没収された男は、自分を捕らえた男が使用している机の下へと為す術無く運び込まれ、開きっぱなしの口を屈辱的な収納ポケットへと、憎い男の男根を収める淫らなケースへと貶められてしまっていた。

「う、うぅ……あぉ、ん、ぉ……っ」

真上から聞こえてくる仕事の音を耳にしながら、男は悔しさを募らせつつ従順に言い付けを守り続ける。
余計な声を上げて仕事の邪魔をしない。不必要に舌を動かして口に含んだ男根に刺激を送り込まない。今の自分が人権を無視された存在であることを改めて思い知らせてくる命令に尊厳を痛め付けられながら、男は逆らった際に与えられた罰への恐怖を思い出しつつ無意識の呻きを最小限に抑え、舌をベッド扱いしてくる男根を刺激しないよう口内の肉を制し続ける。
一体何時まで、このまま忍耐をさせられるのだろう。同じ状態を長時間に渡って強いられた肉体が無意識に紡ごうとする身悶えを必死で封じながら男は様々な方向から責め立てられている脳で答えの出ない問いを思い浮かべる。以前の時のように、舌の震えまでもが制御しきれなくなるまでこのまま男根を仕舞う道具として使われ、命令に逆らって男根を刺激した罰と称して抗えぬ裸体に苛烈な責めを叩き込まれるのだろうか。恥辱の日々に絡め取られてから味わわされたあらゆる苦悶と罰を思い出して怯えながら、男は誰にも届かぬ助けてを叫ぶ余裕も無くした思考で小刻みに跳ね出した裸体を律し続ける。
その状態が、何時間継続した頃だろう。裸体の震えをまだ抑え込めていると誤認した男が全身をガクガクと震わせつつ剥き出しの尻穴を収縮させ、目を剥きながら舌の上で男根を踊らせ始めた頃、直接目にすることなく男根に伝わる舌の蠢きと金属の檻の中で痙攣する裸体の振動を感じて男の悶絶を堪能していた残忍な男に声が掛けられた。

「社長、そろそろ出発の時間です」
「あぁ、もうそんな時間か。分かった、今すぐ行くよ。ついでで悪いが、この書類も片付けておいてくれ」
「かしこまりました」

社長である男に会社を離れる時間の訪れを告げた秘書が、机の揺れの正体を把握して胸の内に黒い愉悦を湧き上がらせつつ無表情で書類を受け取り、一礼して社長室を後にした。
残された社長の男は名残惜しげに椅子を後ろに引きながら立ち上がり引き抜いた男根をティッシュで清め終えると、机の上に準備しておいた道具を右手に取りつつ自分専用の男根を収める器具と化した男に笑顔で褒め言葉を浴びせ、褒美だとのたまいながら甘く苦しい地獄の開始を宣言した。

「それじゃ、私が出掛けている間、良い子に命令を守っていたスパイさんにはご褒美をあげるからね。ほらこれ、スパイさんが大好きな媚薬を混ぜて固めた飴の棒だよ。これをお口に固定して、思う存分舐めさせてあげる。私が帰ってくるまでに全部舐めきって、大好きな媚薬をたっぷり愉しんでるんだよ?」
「あぉ、えあぉぉ……! うぐ、おむぅ……!!」

男根よりも固く太い残忍な飴が、閉じられないスパイの口へとねじ込まれる。一生懸命に口を変形させてもどこかしらの肉に付着する。そんな強力な媚薬混じりの飴の棒が早くももたらし始めた発情に苦しみを増幅させられながら、飴と一体化している金属の土台をゆっくりと右に回され頬や舌の肉に媚薬を塗り付けられつつ口を開かせている部分の金属と土台をしっかりと繋がれながら、スパイはもうすぐ始まる一人きりで発情に狂わされる拷問に戦慄する瞳と媚薬の効果に屈して男根を膨らませ出した己の痴態で、自分の持ち主となった冷酷な社長をこれ以上無く悦ばせてしまっていた。






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